ディス・ヒート/ディシート(偽り)

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  THIS HEAT/DECIET

thisheat.jpg チャールズ・ヘイワード(ds,vo,tape他)、チャールズ・バレン(g,vo,tape他)と云う、楽器演奏に長けている2人に、ガレス・ウィリアムズ(b,syn,vo,tape他)と云う、ミュージシャン経験のないアート出身の1人が加わった3人組、ディス・ヒートの81年発表の2ndです。

 各々の即興演奏を1度標本にし、それを再構築し、フィールドレコーディングやラジオのノイズ等を素材に加え、時間軸の曲がった様な独特なテープ編集、ダブ的手法を施し、緊張と安らぎが同居した不思議な音空間を創りあげるのが特徴的です。

 ディス・ヒートと云ったら、衝撃的なデビューを飾る1stをまず取り上げるべきかもしれません。勿論、そちらも凄くオススメなのですが、2ndをここでオススメする理由は、普通、この様なテンションの高いバンドのヴォーカルと言うのは、激しく叫んだり、怒鳴ったりするものが多いのですが、(ここでも一部そう云う所はありますが)彼らの歌は基本的にとてもメロディアスで、牧歌的なものすら感じさせられる所があり、それが1stよりも歌の比率が高い2ndに顕著に表れていて、ディス・ヒートは歌を大事にする、いわゆる“ウタモノ”のバンドでもあるのだという事が、このバンドの奥の深さを改めて痛感させられるからです。

 81年当時の雑誌のインタビューでメンバーは「歌詞は正確に訳して欲しい」と語っていましたが、そういった発言からも、決して歌を単に装飾の1部として捉えてはいないと云う事が伺えます。

 それにしても2003年に1stがリマスターされるとアナウンスされて、未だにリリースされていないのですが、こんな重要な作品はもっと多くの人々に聴いてもらうためにも早くリリースされるべきです。2ndのリマスター盤の音質の違いを聴くと尚更そう思ってしまいます。
 
 残念ながら、ガレス・ウィリアムズは2001年に他界してしまいました。

>>This Heatの1st、今度こそ再発?
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