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デヴィッド・ヴァン・ティーゲム/ノイズ

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 元々は自分のオススメするレコードを紹介するホームページを前から始めようと思っていました。これからはしばらくその時に書き貯めていたオススメアルバムの紹介文を徐々にアップして行こうと思っています。
今回は、エキスポ同様、まだCD化/再発されていなくて面白いアルバムシリーズの第2弾を。

davidvt.jpg デヴィッド・ヴァン・ティーゲム/ノイズ
 DAVID VAN TIECHEM/THESE THINGS HAPPEN

 70年代生まれ位までの人なら記憶にあるとは思いますが、昔、ソニーのカセットテープのTVCMでニューヨークの街のあらゆる建造物を歩きながらスティック(マレット)でカタカタ叩きまくっていた男を覚えているでしょうか?当時その映像は、原始的な“叩く”と言う行為 が、都会と言う近代的な街を素材にする事により、とても不思議な印象を漂わせていました。

 デヴィッド・ヴァン・ティーゲム(perc)は、その“叩く”と言う行為から、既存の楽器だけにとらわれない新しい音を開拓する事の出来る柔軟な耳を持ったとてもユニークな男です。
彼は音楽教育もしっかり受けていたらしく、スティーヴ・ライヒ、ローリー・アンダーソン、坂本龍一等と共演もしています。彼はパーカッショニストとしての印象が強いのですが、ピーター・ゴードンのユニット、ラヴ・オヴ・ライフ・オーケストラでは、正確でタイトなドラミングを披露してみせ、クールでスマートなそのグルーヴから個人的には日本の高橋幸宏を彷彿とさせられます。さすがはパーカッショニストなリズム感の良さといった感じでしょうか。

 ここでオススメするのはは84年に発表されたソロアルバムで、(何枚目かは不明)玩具や食器などあらゆる日常品をパーカッションとしてとらえ、そこにシンセやサンプラー(テープ?)等のエレクトリカルな楽器を取り入れる事によりパーカッションの持つ可能性を有効的に活用しています。曲の寄せ集めと言うよりは、アルバム性の強い、1曲、1曲に流れのある作品になっています。又、SEもここでは全般的に使われていまして、サウンドコラージュ的な、混沌とした作品にもなっています。それでも決して難解な音にはなっていなく、前述したあらゆる日常品を使用する事で、その面白さから聞き手を上手く馴染み易く引き込ませてくれています。

 これ以降も彼名義でアルバムはリリースされるのですが、なんかニュー・エイジ・ミュージック(このジャンル名って死語?)の様な、良い言い方で言えば聴き易い(純粋に聴き易いとも言えないが比較して)、悪い言い方で言えば毒のない作品になってしまいました。嫌いじゃないですけれど。

 自分は彼のコンサートを10数年前に渋谷Bunkamuraで行われた「フェスティバル・コンダロータ」で観た事があります。
既成打楽器以外にやはり様々なガラクタ(?)もステージ上に沢山置いてあって、次々にそれらを鳴らしていってなかなか面白いステージでした。しまいには(お決まり?)観客席の椅子やステージの床もパーカッションにしていました。

>>好きなレコジャケ(3)
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