スコットランドからの喝采

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J Sports のサッカー情報番組「Foot!」で東本貢司氏から「スコットランドのスポーツ記者が書いた中村俊輔の本が和訳されて近々発売されます。」というアナウンスを聞いてから待ち望んでいた「中村俊輔~スコットランドからの喝采」。
発売日の今月26日に本屋を6件廻ったらどこも「当店では入荷されていません」との答え。こんなことだったら予約しておくんだったと後悔はするものの、今更注文したところですぐに手に取ることはできないからとりあえず翌日改めて本屋巡り。渋谷のTSUTAYAでようやく手に入れる事が出来ました。

自分はセルティックに加入する前は中村俊輔にあまり興味がありませんでした。彼がセルティックに移籍してきたときも、最初は失礼ながら「条件のいいクラブで好きなサッカーが出来ればどこでもいい」な気持ちで来たんだろうって思っていました。しかし、加入後彼が試合中何度か見せるユニフォームにある四葉のクローバーのエンブレムに手にやる姿を見て、彼は決して感情の表裏をいやらしく使い分ける様な人間には見えないから、それが心からセルティックというクラブを愛しているがゆえに自然とわき起こる行為なんだなと思えてきました。
そして、同じ日本人として応援したくなる気持ちを素直に引き出させてくれる活躍ぶりをスコットランドの地で次々と見せてくれ、次第に彼の魅力に惹かれていきました。

そしてこの本、「THE ZEN OF NAKA(原題)」とタイトルするところからうかがえる、中村俊輔を通して「日本」をも見ている、そんなスコットランド側の視点に興味がありました。

先日盛り上がったWBCでは、スポーツバーや電気店や自宅など、様々な場所で戦況を見つめる国民の様子がTVで放送されていましたが、この本の第1章には、06/07チャンピオンズリーグの対マンチェスター・ユナイテッド戦で俊輔が決めたフリーキックの瞬間を、世界中のセルティックサポーターがどんな想いで見届けていたのかが綴られていて、クラブ史上心に残る瞬間の一つだったことがうかがえます。まだ読み始めたばかりなので後の方でどう書いてあるか分かりませんが、このフリーキックも興奮したけれど、個人的には06/07のスコティッシュプレミアリーグの優勝を決定付けた対キルマーノック戦の俊輔のフリーキックの方が、今改めてビデオで見返しても目頭が熱くなるくらいの感動を覚えます。

本と話がそれますが、TBSラジオのポッドキャスト「文化系トークラジオ Life」の「就活で何を学ぶか」の回を聞いていたんですけれど、その中で柳瀬博一 氏が「雇用者側がどういった人材を求めているのかというと、既にあるルールまたは空気に合わせた上で能力を発揮出来るか」「仕事場で求められる“コミュニケーション能力”というのは話の上手さと勘違いされるけれど、そうではなく、その場その場で自分は何が出来るか、与えられるものを考える事にある」って言っていて、これを聞いて、俊輔がセルティックに入団してから今日にいたるまでを振り返ってみて、まさに彼がしてきた事だなと思いました。俊輔は人と会話をするのがあまり得意そうにはみえませんが、ピッチ上で自身の与えられた役割を把握、活かしてチームに貢献し、チームメイトやサポーターから認められる存在になっていきました。それが実力を見せつけて周りを黙らせるっていうのではなく、柳瀬さんがポッドキャスとで言っていた「コイツと一緒にやれる」っていう信頼をピッチ上で築き上げたんです。
俊輔は去年、自らの手記で「察知力」という本を出していてこちらも読みましたが、そういった意味では、これって意外と就活にも役に立つ本だったりするかもしれませんね。
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