オウテカ Live @ LIQUIDROOM(2008.04.28)

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3年前に来日した時のライブは、いっきに駆け抜けていく様な疾走感がのっけからあったのに対し、この日は疾走というよりは失速したかのような、割とユルめのリズムで入ってきたのにちょっともの足りなさを感じていたんですけれど、途中から、それはウォーミングアップっていうか、慣らし運転みたいな入り方だったのか、もしくは、「侵略はゆっくりと確実に(ティポグラフィカの曲名)」じゃないけれど、徐々に高揚感に持っていかせる、オーディエンスを攻撃するための戦略だったのかも…と思わせる程に、攻撃的な音の粒子の濃度は徐々に濃くなっていき、浴びせられる刺激に、満足感を覚えていきました。

この日もショーンとロブの放つ音にセンスの良さを感じさせられました。例えば、時折入る不安定なピッチの揺れなんかにクラッとくる気持ち良さがあったり。

オウテカに4つ打ちキックを求めていない自分にとって、逆にそれがチラッと入ってきた時には、ギャグに聞こえてしまって、そこだけなんだか可笑しくなってしまいました。

一度ピークに持っていった所で、リセットするかの様に一瞬ブレイクし、体勢を整え、鈍い音のする金物でも叩いているかの様な音がぎこちなく鳴り始め、やがて高速ビートが隙間を埋めるかの様に絡んできて、まさにブレイクビーツが如く、リズムが壊れていきながら、次なるピークに向かって行くかの展開でした。

それと、これは前のライブでも感じたことなんですけれど、オウテカのライブって、ズッシリ感もあるけれど、音がカチカチなんですよね。それがフロアーにいる我々の脳に突き刺さってくるんですよ。そんな所も含めて「攻撃的」に感じさせられるのかもしれません。

ただ、60分しかなかった割には、あっという間な感じがしませんでした。3年前の時は、確か100分くらい演ったと記憶しますが、あっという間な感じがしたんですよね。なんでだろう。今回の方が内容が濃かったというわけでもないと思うんですよね。逆に間延び感があった様な気もします。

まあ、これも、オウテカのライブを過去に経験しているから、比較でそう感じてしまうんだとは思います。初めて聴いた時に、ライブでのオウテカってどんなもんだろうっていう程度の期待感の中でキョーレツな衝撃を受けてしまってから、次に行くライブからは期待しすぎてしまうって所があるからなんだと思います。

だから、これがもしオウテカライブ初体験だったら、間違いなくヤラレていたと思うし、もし「オウテカ」というネームヴァリューに頼らないで今回のライブを耳にしていたとしても、他の出演アーティストに比べて抜きん出ていると感じたとは思います。それくらいのクオリティーの高さは間違いなくありました。

とにかく自分にとっては、先日リリースされたニューアルバムよりは、今回のライブの方が好かったです。

【ブログ内関連記事】

>>オウテカLive atクラブチッタ川崎(2005)

>>オウテカ LIVE in electraglide 2005 at 幕張メッセ

>>AUTECHRE LIVE @ ディファ有明(2010.06.04)
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