好きな音楽に出会う「タイミング」

ここでは、「好きな音楽に出会う「タイミング」」 に関する記事を紹介しています。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
crssdfngrscd.jpg


D-DAYの過去の音源を集めたCD「CROSSED FINGERS」も早速聴いてみました。「KI・RA・I」や「Peaches」等、いくつか気に入った曲はあるのですが、これがもし自分にとってのD-DAY(川喜多)作品初体験だとしたら、なるほどね程度で満足してしまい、他の作品も聴いてみたいとまでは思わなかったかもしれません。そうだとしたら、「SEED CAKES」「Seed Cakes with icing」を聴くチャンスをそこで失っていたかもしれなかったわけですから、自分にとっては聴く順序がうまくいった事になりますね。

現在のD-DAY(川喜多美子)には過去のD-DAY作品をリメイクしている曲も数多くありますが、「Sweet Sultan」「DUST」「Float a Boat」辺りは過去のヴァージョンにも独特な雰囲気が漂っていていいとは思うものの、現在のアレンジの方が好みです。旦那様でもある成田忍のアレンジは、彼女の持つ現在(いま)の魅力を充分に引立たせています。過去の曲も、「今風のアレンジ」という意味ではなく、現在(いま)の曲として見事なまでに生まれ変わらせています。そもそも自分は成田氏のファンだから、音が好みなのでそう思ってしまう所もあるんですけれどね。

そして彼女の歌声も現在の方に魅力を感じます。彼女の歌声を聴くと「守ってもらいたい」気持ちにさせられるなどとこっ恥ずかしい事をこの前言いましたが、例えば「Float a Boat」「Sweet Sultan」「失くした遊園地」などの新旧ヴァージョンを聴き比べてみても、歌詞の内容関係なく、彼女の歌声に感じるその“優しさ”から、母親の歌う子守唄の様に自分には聞こえてしまうんです。この辺は、彼女自身が母親になった事もやはり影響しているのではないかと思ってしまいます。もしかしたら昔からのD-DAYファンにとっては、彼女の歌声は不変なものとして響く(変わらないでいてくれる)のかもしれませんが、少なくとも、過去を知らなかった自分には違いを感じました。同じヴォーカリストなんだから本質的なものは変わりはしませんが。

先に述べました「聴く順序がうまくいった」の話で、お気に入りの音楽にめぐり逢うチャンスに「タイミング」は重要だなってつくづく思う時があって、例えば、大好きなアルバムがあったとして、それを20年前の自分に聴かせてもはたして好いと思ったかどうかとか、逆に、20年前に聴いていれば間違いなく好きであったであろう作品を、今の自分が聴いても今更に思ってしまうものもあったり。それは、たとえ作品そのものが時代/世代を超えた名盤だとしても、個人の成長過程の通過点にうまくハマらなければ、心は動かされないからなんですよね。何かに夢中になっていると自然とそこに人が集まる様に、好きな音楽を追い求めていると、相手の方から自然とやってきたりもしますよね。言わばこれもタイミングが招いた事。タイミングを問わず必然的にめぐり逢える音楽っていうのも中にはありますが、そんなのはごく稀だと思います。結果これは必然だったと思えてしまう様なものでも、結局それもタイミングが良かったからだったりしますし。

気になるアーティストの作品が膨大で、しかも作品毎に作風が異なるとなると、どれから手を付けたらいいのか判らなくなる時って皆さんにもあると思います。その先に気に入るであろう作品が待っていたとしても「入り口」を誤るとそこで興味を失ってしまい辿り着けなくなるかもしれないわけですから。「入り口」が「第一印象」みたいなものですよね。自分だったら例えば…「ポリリズム」を聴いてPerfumeに最近ハマりましたが、これが新曲の「Baby cruising Love」を先に聴いていたら、多分素通りしていたと思います。よくよく聴くとそれも好みであったとしても。これとはまた別で、リアルタイムではありませんが、自分はP-MODELは1stから入ったんですね。しかしハマったのはそれではなく3rdを聴いてからでした。だったら3rdを最初に聴いていればすんなり入れたのかというと、まあ、そうだったかもしれませんが、もしかしたら、1stや2ndとのギャップを感じられた事も大きかったのかなとも思うので、1stから入ったのも、そこで興味を失わなかった限り、あながち間違いではなかったかなと。

そういった「タイミング」や「順序」も、好きな音楽にめぐり逢う時に重要だったりするなぁと今回D-DAYを聴いてみて改めて感じました。

そういった意味では、音楽との出会いって、人との出会いに似ている所もありますよね。

【ブログ内関連記事】

>>今更ながら川喜多美子の美声に惹かれました。



スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
loosecubeさん、随分とご無沙汰しておりました。
音楽との出会いのタイミングは本当に大切ですね、D-DAYは高校生の頃とても好きでよく聴いていたことがあります。でも、10数年経ってから聴きかえした時に歌詞が乙女しすぎていて恥ずかしく感じダメでした。
でも、またそれから年月が経って今なら違ったよさがわかるかもしれませんね、とにかく美子さんが今も歌を歌われていることが嬉しいです。

今年もどうぞよろしくお願いします。

追伸
去年からMacのトラブルなどが頻発していましてブログのURLも変わっています。
2008/01/03(木) 16:41 | URL | miffin #-[ 編集]
miffinさん 明けましておめでとうございます。

miffinさんはかつてのD-DAYを通ってらしたんですね。

>10数年経ってから聴きかえした時に歌詞が乙女しすぎていて恥ずかしく感じダメでした。

「CROSSED FINGERS」のブックレットにも書いてありましたけれど、当時のインディーズシーンの中でも浮いていた存在だったらしいですね。歌詞は、リメイクにより数箇所変わっている曲もあります。

過去の作品と聴き比べるといろんな意味での「未熟さ」はさすがにあまり感じられませんが、それと共に毒っぽさも薄れた感じがするので、miffinさんがもしD-DAYの新作を聴くとしたら、生ぬるく感じてしまうかもしれませんね。

好きな音楽に出会うタイミングの話ですが、今更魅力を知ってしまった場合、全盛期の頃に知って時代の空気と共に体験したかったと思う事もあって、という事はタイミングが悪かったのか、いや、この方が良かったのか…考え込んだりします(笑)。

miffinさんブログ移転されたんですか。ちょくちょく覗いていたんですけれど、どおりで更新されない筈ですね。
教えていただけたって事は、自分も新しいブログに遊びに行ってもいいんですよね…。

今年も宜しくお願いします。
2008/01/04(金) 20:26 | URL | loosecube #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://loosecube.blog94.fc2.com/tb.php/360-cf1aa6fd
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。