新谷良子 にハマって…その10~ライブ@ゆうぽうと簡易保険ホール(2007.3.3)~

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東京での初ホールという事なので、ストリングスとか、ホーンセクションとか、いつもよりも編成を拡大してくるのかと思いきや、逆に専属キーボードがいない位のシンプルな編成。その分、ロックなダイナミズムが前面に押し出たと解釈出来るかもしれませんが、ピンク・バンビ・バンド(新谷良子のバックバンド。以下PBB)のメンバーが変わった事による音の違いも少し感じました。

例えばドラム。これは「THE GREAT BAMBI POP SWINDLE」に付属のDVDに収録されている「ハートブレイカー」がヨコからタテにノリがいきなり変化する演奏を聴いた時から思った事なのですが、たっきーのドラムは、タテノリよりヨコノリの方がいいものもっているなぁと(ヨコっていっても、ファンクのノリじゃない方だから“ヨコ揺れ”って言った方がいいのかも)。しかしR・O・N君の書いた曲なんかは一曲の中で多様なノリを要求されるからそれにも対応しなければならないんだけれど、そつなくこなしていましたね。ライブで演った曲はCDでも実際に何曲か叩いますしね。まあそれ以前にプロだから当たり前か。

「空にとける虹と君の声」では、前半のドラムの音がCDと同じ風にローファイになっていましたね。メンバー紹介の「Pink Bambi Ragtime」では、良子ちゃんの歌声がちゃんと歪んでいたり、音の演出(エフェクト)も凝っていました。

それにしても…

これは多分、良子ちゃん本人もみんなに言われちゃうんだろうなぁと思っていたと思うんですけれど、今回のPBBのメンバーの中にまこっちゃんの名前が無かったのが残念でなりません。
彼のギターには“遊び心のある実験”があって、新谷良子の音楽に独特なスパイスとしてかくし味になっていたんです。そんな彼の事を自分は勝手に「ギターノイズ研究家」と呼んでいます(笑)。自分の様な趣味の音楽好きには、彼のギターはおいしいんですよね。あと、センセイの様な、ボトムから響くウネリがなかったのも寂しかった…
…って、あんまりこんな事ばかり言うと、新しいものを受け入れられない、頭の固いオヤジみたいで自分もいやだから、今後しばらく新メンバーで固定されるのであれば、期待の眼差しで見届けていこうと思っています。それにしても、新メンバーのベースのみっちゃんの髪型(アシンメトリー)を見ると、自分の世代には、ヒューマン・リーグのフィル・オーキーを思い出してしまうんですけれど。

ここまでバンドの話ばかりしてきましたが、主役の良子ちゃんはどうだったのかと言うと…
いやあ、明らかに前の良子とは違ってた。リラックスした中でライブの合間を駆け抜けていた様に見えました。客席を見渡す目の配り方から、全体に目が行き届く落ち着きが感じられました。客席をしっかり向いて歌う姿は、それだけ想いを伝える事に繋がっていったはずだし。これも3rdアルバムの制作で得た経験が彼女を変えたのでしょうか?歌に込めた想いを伝えるのに、緊張なんかしている場合ではなかったのでしょうか?単にステージの場数を踏んできたからじゃないと思うんです。だって、今回、東京での初ホールなんですよね?ワンマンの。

一昨年のツアーでは、PBBと和気あいあいと楽しみながらの、ある意味一体感が感じられたのですが、それは、彼女の緊張をほぐすために、バンドのメンバーがみんなで“見守っていた”所があったからなんだと自分には思えたんですね。でも今回の場合…これはある程度しょうがない事なのですが、PBB達とどこかよそよそしさが感じられたのは、言い方を換えれば、それこそ「~ARMY」じゃないですけれど、新谷良子がPBBを従えて、メンバーは各々の任務を遂行していたとも捉えられると思うんです。これは、それだけ周りの余計な気遣いが要らない位に彼女がフロントマンとしてステージをコントロールしていたので、PBBは各々の演奏に集中していたんだとも言えるのではないでしょうか。実際には彼女、ドキドキだったのかもしれないですけれどね。少なくとも自分には表面的にはそれを感じさせませんでした。

MCでも落ち着いていましたね。頭で考えながら話しているのではなくて、伝えたい内容が素直に言葉になっていた様に思います。

rykpnf.jpgそのMCでも言っていましたが、今回のパンフには、彼女自らの3rdについてのコメントが載っていたので、それが読みたくて自分も購入しました。これを読んだ後に3rdを聴き返すとまたより深く楽しめますね。
以前に自分はオリジナルアルバムにアーティスト自らの解説は付けない方がいいと言いました。誤解されないために、それについて補足をしたいのですが、ここで書くと更に文が長くなってしまうので、別のエントリーに書きました。こちらを参照して下さい。

今回ライブを2階席から観ていて、もしこれが、自分にとっての新谷良子のライブ初体験だとしたらどういう印象を受けたのだろうか?また、1階席で観れたら、印象はまた変わっていたのだろうか?とふと思いました。

31日のバースデイライブには自分は行けませんが、おそらくこの日よりもPBBとの一体感が強まったライブになるのではないでしょうか。

もしかしたら、既にどこかで語られている事なのかもしれませんが、良子の手にするエレキギターは彼女の“ロック”を象徴していて、それがZO-3からリッケンバッカーに変わった事が、彼女(のロック)の“成長”を表しているんだなと、今更ながら感じました。

あ、ちなみに今回、自分はライブ会場へは、ストライダにまたがって行きました。
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コメント
この記事へのコメント
非公開モードでコメントをいただいたのですが、こちらからは公開しないとお返事出来ませんので、お名前を伏せてコメントさせていただきます。

>まこっちゃんの存在

そうか!RONさんと対照的なキャラクターがバランスとれていたんですね。
コメントをいただいた方の、今回の3rdの制作あたっての想像は、的を突いていると思われます。

>PBBと新谷良子の関係

こちらもコメントをいただいた方と同意見です。
それにしてもどうなんでしょう?他の声優さんのライブは自分は見ないので比較出来ませんが、こんなにバンドとの一体感を感じさせる声優さんのライブは他にあるのでしょうか?

>「空にとける虹と君の声」

今回の様なホールの大きさでこの曲を歌うのはそれだけ想いが伝わってきそうですよね。
これだけでも充分伝わるんですけれど、欲を言えば、せっかくのホールだから、ストリングスを入れて演って欲しかったとも思いました。

>バースデイライブへの曲のリクエスト

本文には書きませんでしたが、正直言うと、自分の今聴きたい曲と彼女の今歌いたい曲とのズレを今回感じてしまいました。これは、どちらかがどちらかの気持ちに合わせると、自身の今の気持ちに嘘をつく事になるから、しょうがない事だと思っています。聴く側が、歌う側に教祖的なものを求めるのであれば、歌う側の気持ちに合わせるのもいいのかもしれませんが。ちなみにこれは、相手の気持ちを“受け入れる”とは意味が違います。
2007/03/13(火) 09:20 | URL | loosecube #oNejIHd2[ 編集]
あ!非公開モードとは知らずチェックを付けてしまいました。
後悔(→うちのマックが勝手に変換(^^;)
や・公開してOKですので・・・(^^;;
やりづらい所、返信頂きまして申し訳ありません(><)

>こんなにバンドとの一体感を感じさせる声優さんのライブは他にあるのでしょうか?

声優さんのライブはバンド無しで行われることも結構あります。
それだとloosecubeさん的には、面白味が無いかも知れませんね。
自分は良子ちゃんの場合、声優よりボーカリストとして見る事が多いし、やっぱり生バンドは重要です。
良子ちゃん以外にも行くライブはあるのですが、自分が行くライブは、バックバンドと一緒にライブを作る姿勢を持っている人が何となく多い気がします。
PBBに関しては、その『PBB』と言う愛称、ライブ開始時の『バンビポップGo!』と言うかけ声、MC中とかでのネタ振りを見ても、仲の良さを感じますし、それが魅力なんだと思います。

>自分の今聴きたい曲と彼女の今歌いたい曲とのズレを今回感じてしまいました。

今回のライブは歌う方も聴く方も色々不安だったと思っています。
アルバムのイメージ、ホールと言う場所、PBBのメンバー変更、そしてあの時伝えたかった気持ちが伝わるのだろうか?と言う不安・・。
確かに色んな所で賛否両論な意見が出ていますから。
自分は普段の生活の中で、相手の人はどんな気持ちで、このように言うのだろう?と相手の気持ちになって考える事を心がけています。
良子ちゃんが『空に〜』を引っさげたホールでのライブで伝えたかった事は何か?もう少し考えてみたいな、と思います。

>ファンクラブイベント
ファンクラブイベントは結構アットホームな雰囲気で行われる事が多くって、強いて言えば、『パセラリゾーツ銀座』で開かれたイベントをさらにリラックスにした感じなんですよ。
自前の洋服とか・・。(良子ちゃんの場合、自前でも衣装っぽい服装だったりしますが(笑))
あ、リクエストと言う事で、ファンクラブイベントはファンが聴きたい曲のベストになるのですね。
時々リクエスト曲でライブをするものに参加する事がありますが、そう考えるとこれはアーチストにとって非常に参考になるものなんですねぇ。
2007/03/13(火) 23:41 | URL | うんですよん #-[ 編集]
うんですよんさんこんにちは。

非公開→公開へは、プライベート保護のためなのか、こちらからでは変更出来ないんですよ。
もしコピー&ペーストでよろしければ入れ直す事も出来ますが、そうしますと、コメントの順番が入れ替わり、分りにくくなってしまう事にもなりますが、よろしいでしょうか?

>バンドとの一体感

自分はそんなにバンド形態にこだわっているわけでもないんですよ。自分は打ち込み系の音楽も好んで聴きますし、打ち込み系のユニットだけでライブを演った事もある位ですので。要はどう“みせる”か、“聴かせるか”だと思うんです。

それで彼女の場合なんですけれど、うんですよんさんもおっしゃっています“一体感”なんですよ。もっと言えば”距離感”。

メンバーは皆とても個性的なプレイヤーなのに、決して出しゃばらない、しかし存在感はしっかり感じさせる。いい距離感を保っているのが音に反映しアンサンブルを奏でているバンドが自分は理想です。ジャンルは全く違いますけれど、自分の好きなザ・ジャズ・パッセンジャーズなんかがまさにそれです。

>自分の今聴きたい曲と彼女の今歌いたい曲とのズレを今回感じてしまいました

うんですよんさんがおっしゃっているのは、相手の気持ちを”理解する”だと思われます。これも、自分の言っているのとは意味がちょっと違います。
自分も彼女の気持ちを自分なりに理解したつもりなので、「しょうがない事」と言ったのですが…。う~ん上手く説明出来なくてすいません。
「わすれないよ」「恋の構造」「Tomorrow」と、自分の大好きな歌がことごとく歌われなかった事に対して寂しさを感じた、一個人の正直な気持ちです。あ、「おばけちゃんえかきうた」は冗談ですから(笑)。

>リクエスト

彼女クラスのアーティストともなると、いくら伝えたいものがあったとしても、ひとりよがりになっては意味が無いから、ファンの意見も参考になるんでしょうね。

うんですよんさんのミクシィ日記も読まさせていただきました。うんですよんさんの日記に訪れる他の方々に自分がここのブログの住人と同じ人物だという事があまりバレたくないので、そちらでのコメントは控えさせていただいてます。ワガママですいません。彼女がどういう気持ちでこのステージに立ったのかを代弁しているかの様な、なるほどなと思わせる感想でした。
2007/03/14(水) 10:39 | URL | loosecube #-[ 編集]
こんばんは。
恋の構造 (青春エレクトロパンクMIX←これはまこっちゃんでないといけませんね〜)リスニング中のうんですよんですw

コメントは私が間違っちゃったので、無しで良いですよ。
次からは気をつけます〜(^^;
あとミクシィの件も了解です〜。

>今歌いたい曲と・・
自転車で春のにおいを感じて走った時に感じる心と風の一体感みたいなものでしょうか?
ちょっと違うなか(^^;;

おばけちゃんは今一番聴きたい曲だったりします。
自分がプロヂューサーならば、ダブルアンコールの最後の最後に持って来て、最後は幕を閉めながら・・(笑)
2007/03/15(木) 02:57 | URL | うんですよん #-[ 編集]
うんですよんさんコメントありがとうございます。

せっかく うんですよんさんからいただいた貴重なコメントなのに、ここに訪れる方々に読んでいただけないのが残念ですね…

>今歌いたい曲と・・

CDが店頭に並んだ時点で制作者だけのものではなくなり(ちなみに著作権とかの事じゃないですよ)、手元から一旦離れ、リスナーに想いが委ねられる。
良子ちゃんには、良子ちゃんなりの想い(エピソード)がそこには詰まっていますが、リスナーにもそのCDを手に取った数だけそれぞれの想い(エピソード、解釈)があると思うんです。例えばあるリスナーにとって、「わすれないよ」を聴くと、大切な人が自分の元からいなくなった事実が重なったり。
で、言い方は悪いのですが、そんな曲に対する1リスナーの想いなんて、他の人にとっては「知ったこっちゃない」なんですよ。いや、実際分らないわけですし。だからしょうがないんですね。

それと、言うのを忘れたんですけれど、語られる事の少ない「Happiest Princess」も実は大好きな曲なんですよ。これも含めて自分の大好きな曲がことごとく演らなかったのがショックでした…

「おばけちゃん~」は、演ってくれるんだったら、自分もぜひ聴きたいです。あれよく出来ていますよね。「マンモす~まいる~♪」や「おどるポンポコリン」系ですよね。
2007/03/15(木) 12:11 | URL | loosecube #oNejIHd2[ 編集]
ご無沙汰しております。うんですよんです。
オフィシャルページを見ていたら、しんたにりょーこコラボレーションのギターが発売されると言うニュースが、、。
ファンの人でもバンドを組んでいる人や、PBBのようなバンドを目指している人対象だと思うのですが、ギターと言えば、loosecubeさんがお詳しいと言う事でお知らせに参りました(^^;;
http://www.daisyrock.jp/news/news_main.php

以上、来月はバスツアーに行く予定のうんですよんでした(^^
2007/05/19(土) 08:45 | URL | うんですよん #-[ 編集]
うんですよんさんこんにちは。お久し振りです。

色々タレントがいる中で、彼女がイメージキャラクターに抜擢されたなんてすごいですよね。それだけ、新谷良子にはエレキギターが似合うって事ですよね。
これを機会に彼女がもし本格的にギターを始めるとした場合、爪を切らないといけなくなるから(ネイルアートは)どうするんだろう…って、余計な心配したりして(笑)

バスツアーですか!羨ましいですね。やっぱりファンクラブ会員にはそれ位の特権はないといけませんよね。おととい自分が観に行ったナイン・インチ・ネイルズの来日公演だって、ファンクラブ会員には特別にリハーサルを公開したり、サイン会を催していたりしていたみたいですし。
もしうんですよんさんがバスツアーで良子ちゃんと話す機会があったら、ウチのブログを宣伝しておいて下さい…
嘘です!嘘です!そんな貴重な時間!
どうか楽しんできて下さい!
2007/05/20(日) 01:42 | URL | loosecube #-[ 編集]
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