「むじな」と「すくらっぷ」(ちょいネタバレ)

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「すくらっぷ・ブック」を思い起こさせる小山田いく作の学園まんが「むじな注意報!」には、好きな話がいくつもあります。

担任の先生とその奥さんがかわいがっていたネコが家出をしてしまう「幸せな場所」、

謎のラブレターを主人公のむじなが受け取る「手紙上手」、

そして何と言っても、ゲスト出演と、それを描く作者による粋なはからいが感動的な「17年たっても…」

そんな中でも、謎のファックスが生徒の家に送られてくる「助けて」は、かつての「すくらっぷ~」にも通ずる小山田作品らしさがあります。

その話は、ある生徒の家に「助けて」と書かれた同じファックスが何枚も送られてくるのですが、結局誰がそのファックスを流したのかは解らないで話は終わってしまいます。

これと似た結末が「すくらっぷ~」にもありました。ある生徒が毎晩通り魔に襲われるのですが、その犯人も結局誰なのかは明かさず話が終わってしまいます。

犯人が解らないままで話が終わってしまうというのは、物語を追っている側としては、誰なのか気になって気持ち悪いと感じてしまうかもしれません。しかしここでは「誰が犯人なのか」よりも「なぜその様な事が起きたのか」に重きを置いているのです。

普段、ニュースで報道されている様々な犯罪でも、「誰がやったのか」にばかり目が行くのではなく、「なぜその様なことが起きたのか」にも関心を持つ事が、同じ犯罪を未然に防ぐためにも大事だという事に、これらの作品を読むと改めて気付かされます。
話の論点が多少しズレてしまったかもしれませんが。

【注】(念のため)ここでいう“「誰がやったのか」にばかり目が行くのではなく~”は犯人の情報公開を否定した意味ではありません。

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コメント
この記事へのコメント
こちらにも一言。「17年たっても」はすくらっぷファンにはたまりませんね(私としては理美らしい
人も出してほしかった)その後の
最終話までの三回が少し重いストーリーなので余計印象に残るのでしょうね。loosecubeさん、
いい作品を教えて下さって、ありがとうございました。
2013/02/20(水) 23:06 | URL | カルチェラタン #-[ 編集]
カルチェラタン さん コメントありがとうございます。

自分はこんな素敵な話が用意されているなんて事前には知らなかったので、読みながら感動が大きかったです。
ですので、まだ読んだことがない人にも感動してもらいたいために、何のことなのかなるべく分からない様に伏せていました。

「むじな注意報!」をもっと多くの方に読んでもらいたいんですけれど、現在は入手困難なので残念な所です。

こちらこそ、私のブログを読んで実際に購入にいたった方を知ったのはカルチェラタンさんが初めてでしたので嬉しかったです。
ありがとうございました。
2013/02/25(月) 18:37 | URL | loosecube #-[ 編集]
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