むじな注意報!

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「すくらっぷ・ブック」終了以降、自分は、漫画から音楽に興味が移り始めた事も相まって、次作「ぶるうピーター」のはじめの方をチラッと読んだっきり、小山田作品にふれなくなってしまいました。当時の自分は「すくらっぷ~」と同じ世界観を次作にも求めていて、「ぶるう~」でのその違いに受け入れられなく、離れていってしまったのも理由にあります。作品の世界観が違うのは当たり前なんですけれど、当時自分はガキでしたので。

それでも小山田作品は常に気にはなっていました。本屋で週刊少年チャンピオンを目にすれば小山田作品を探し、今どんなのを描いているんだろうとたまに確認をしていたので、作品名は把握はしていましたが、いつかまとめて読んでみようとは思いつつも、なかなか手にする気にはなれず、そのまま十数年経ってしまい、自分も大人になっていました。

そして今からちょうど10年前、「すくらっぷ~」を思い起こさせる見覚えのある画風の小山田作品がチャンピオンで連載開始しました。
それが「むじな注意報!」です。

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このまんがは「すくらっぷ~」と同様に“中学校を舞台にした学園もの”“3~4頭身キャラ(さすがに2頭身はいない)”で、その作風の懐かしさから既に大人な自分もワクワク感に駆られ、すぐに飛びつき、単行本を揃えるまでに至りました。

中学生一人、一人の、それぞれに持つ家庭の事情や悩みに、転校生のむじな(無品 誠)が、心の手助けと言うか、一緒になって考え、解決のヒントになる様なものを差し出し、共に成長していくお話。実はそんなむじなも同じ穴のむじなだって事が後々に…(すいません、言葉の使い方間違っています)

過去の作品と似た設定の作品が登場すると、どうしても二番煎じの様な扱いになってしまい、「前作を越えられない」みたいに言われてしまいがちですが、同じ“小山田作品学園モノ”なので、懐かしさは感じても、やはり別モノなため、これはこれとして自分は楽しめました。話によってはむしろ「すくらっぷ~」よりも奥が深く、感動的だったりもします。

ここであえて表面的な違いをいくつか述べてみると…

「すくらっぷ~」では登場人物がみんな誰かとくっ付いてやたらカップルだらけでしたが、「むじな~」の方はそうでもない…って言うかみんな付き合うまでいっていません。

「すくらっぷ~」では、主人公が恋人に「何か夢中になるものを見付けて欲しい」と願っていた程、ほとんどの生徒がクラブ活動をしていたのに対し、「むじな~」では登場する生徒のほとんどがしていません。

また「すくらっぷ~」には内気で人と接する事が苦手な子がいますが、「むじな~」にも登場します。但し、「すくらっぷ~」の方は、今で言う“萌え”キャラなのに対し、「むじな~」の方では、根が暗くて(見た目は)目立たなそうな地味~なキャラです(でも実はこの子がまた個性が強くて、後に大変身を遂げる事になるのですが)。

それと「すくらっぷ~」と同じく、イタズラ好きなキャラが「むじな~」にもいますが、イタズラの質が違います。「すくらっぷ~」の方は茶目っ気のあるイタズラなのに対し、「むじな~」の方は相手を困らせてやろうとするちょっと悪質なイタズラです。これもまた人と上手く接する事が出来ない生徒の、寂しさ故なのですが。

…とまあ、違いを探せば当たり前ですがいくつも出てきます。別に違うからいい、だめとかをここで言いたいわけではなく、「むじな~」に興味の持っている「すくらっぷ~」好きのための、これは一つの参考です。

そんな「むじな~」にも、一話、一話読んでいくと、やはり小山田作品だなぁと思わせる様なストーリーが登場してきます。

話が長くなってしまいましたので、続きはまた次回。
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コメント
この記事へのコメント
このページを見て、私も読みたくなり古本屋を
探していました。今日、やっと見つけました。
「すくらっぷブック」との違いを楽しみたいと
思います。感想は後日・・・。  
2013/02/10(日) 23:10 | URL | カルチェラタン #-[ 編集]
カルチェラタン さん

コメントありがとうございます!

私の書いたブログを読んだのをきっかけに実際に購入された方を知ったのはカルチェラタンさんが初めてです。
なんか嬉しいです!

「すくらっぷ」よりは割とシリアスなんですけれど、
私達の過ごした中学時代より、この時代は窮屈なのかなと思わされました。
2013/02/17(日) 13:54 | URL | loosecube #-[ 編集]
5巻全部読みました。いやー面白かった。特に好きな話しは「17年たっても」ですが、それ以外では
島がテストの点数がむじなより悪く、みんなと距離を置く話し「島の
旅」です。その後のむじなとの電車内での会話は考えさせられました。
2013/02/20(水) 22:37 | URL | カルチェラタン #-[ 編集]
カルチェラタンさんこんにちは。

カルチェラタンさんは「すくらっぷ・ブック」では、三人が電車で旅をする話を好まれていましたけれど、小山田先生の作品は電車で旅をしながら考える話が多いですよね。「きまぐれ乗車券」なんて漫画もありますし(その漫画は自分読みました)。
島は、第1話で最初にむじなと友達になったキャラクターで、いうなれば、この頃の中学生が抱えている悩みを象徴しているキャラの一人なのかもしれませんね。
2013/02/25(月) 18:36 | URL | loosecube #-[ 編集]
このコメントは管理者の承認待ちです
2013/10/26(土) 17:16 | | #[ 編集]
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