ザ・ディラン・グループ/アークラング・サーチ

ここでは、「ザ・ディラン・グループ/アークラング・サーチ」 に関する記事を紹介しています。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 the dylan group/Ur-klang Search

dylangroup.jpg マイス・パレードとしても活動中のドラマー、アダム・ピアースと、マリンバ、ヴィブラフォン奏者のディラン・クリスティーが中心のバンドの2000年リリースの3rdです。

 ディラン・グループと言ったら、よりダビーでクールでミニマルで音響系な1stの方が評価が高いとは思いますが、ロックの持つダイナミズムが大きく表れているこちらの方が個人的には好きです。激しく凄まじいドラミングもこれまでは“音響”という響きの枠にカッチリハマる様なパーツ的なイメージだったのが、ここではその激しさが枠から解放されたかの様な躍動感を感じ、なのに響きには巧く作用しているという、よりバンド感のあるサウンドになっています。自分はツインドラムにはあまり必要性を感じないと思う方なのですが、このアルバムでのツインドラムが作り出す揺れやアンサンブルの気持ち良さを聴くと、考えを改めたくなってしまいます。

 音を無駄に詰め込み過ぎないすっきりしたシンプルさがあるので、ヴィブラフォンの響きの美しさが鮮明に耳に伝わってきます。1曲目からマリンバとヴィブラフォンのミニマルなアンサンブルで幕を開けるのですが、それはTORTOISEの「テン・デイ・インターヴァル」にも並ぶ程の美しさを持っています。2曲目では最後にひたすら繰り返されるマリンバ、ヴィブラフォンのアンサンブルから切なさも聞こえてきます。

 実は自分は最初はディラン・グループを表面だけでしか聴いていなくてあまり魅力が分かりませんでした。シンプルさから物足りなさを感じたり、ひたすら繰り返すのもただクドいと思っていただけでした。しかしライヴに行ってダイナミックな演奏に魅了されてからアルバムを聴き直してみたら良さが分かりました。多分、自分にとっては音響系だの、ポストロックだといった予備知識がこのバンドには必要が無く、最初から素直にロックとして聴いていればもっと早く魅力に気付いたのかもしれません。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://loosecube.blog94.fc2.com/tb.php/150-e1529e84
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。