CHRIS AND COSEY/HEARTBEAT

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heartbeat.jpg スロッビング・グリッスル(以下TG)のクリス・カーターとコージー・ファニートゥティによるデュオの1981年にリリースされた1stです。

 ジェネシスがいない分TGの様な毒がなくなりクリスのシンセサウンドが前面に押し出されたものになっています。ただ毒がなくなったと言っても、アナログシンセやTR-808(ヤオヤ)等、メインで鳴っている音はチープなものばかりなのにそこに緊張感が漂います。この緊張感が例えばテルミンを使った昔のホラーみたいなインチキくささにはなっていません。テープのSEや歪んだギター、ディレイ等を巧みに取り入れているのも要因の様です。そこはTGで培ってきたこの2人の成す技といった所でしょうか。そういう所でTGでの彼らの役割の大きさをも感じさせます。この様なシンセの使い方にはドイツのピロレーターの1stにも通ずるもがあります。

 緊張感が漂うものの、アナログシンセのおいしい使い方を心得た素直でシンプルな音なので気持ちのいいツボをダイレクトに刺激します。ジェネシスという存在感の大きさでクリスの技量がTGでは十分に発揮しきれていなかったのではないかとさえ思えてきます(それが良かったのかどうかは別として)。なのでTG好きがマニアックにこれを聴くと言うよりはむしろTGには取っ付きにくかった人が聴くのに向いているのではないでしょうか。実は自分がそれだったりして。trance.jpg

 よりアンビエント性の含んだ次作「TRANCE」もかなりオススメです。
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