音楽がいくらあっても足りない。

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「Ten-Day Interval」や「Djed」はそろそろセットリストから外れるだろうと予想はしていたからそんなにガッカリはしなかったけれど、大好きな「TNT」は、去年出演したフジロックで演奏されたのを映像で知ったので(3月5日のエントリに貼った動画の2曲目)、98年のクアトロを最後に生で聴く機会を逃していた自分にとって、今回久し振りに聴けるだろうと期待していただけに最後までその旋律を耳にすることが出来なくガッカリでした。二度目のアンコールでダンがベースのストラップを肩に掛け始めたので、「いよいよTNT来るか!」とワクワクしたのもつかの間、「TNT」を演る場合、ダグの方はバリトンギターを手にするはずなのが、ギターだったため、直ぐにその期待は叶わぬことと知るわけです…こんなことだったら、去年のフジロックに行っとくんだった(泣)

この日ダグが使い分けてていたバリトンギターの「ベースVI」とギターの「ジャズマスター」って、ネックの長さとか、ピックガードやピックアップの形とかで見分けられるものの、パッと見、どっちだか判り難いんですよね。どっちも色がサンバーストだったし。

こんな感じで、TORTOISEのライブって、誰がどの楽器を構えるかで次の曲何が来るかを予想する楽しみもありますね。

TORTOISEの操る楽器で特徴的なのが、マリンバ、ヴィブラフォンに加え、このバリトンギターも挙げられると思うのですが、ギターとベースの音にぶつかってしまい、肩身の狭そうな、どっち付かずの中途半端な印象を受けてしまうこの楽器(その自由度の低さが需要の少なさのかなと)のオイシイ所を引き出してアンサンブルに溶け込ませる術は素晴らしいです。そんな美しさをみせる「TNT」が今回聴けなかったのは残念でしたが、ムーグ風な太いシンセベースやヴィブラフォンと絡むバリトンギターが心地いい「Suspension Bridge at Iguaz Falls」が聴けたのは幸せでした。(この曲↓)



今回古い曲しか楽しめなかったわけではなく、去年リリースされたアルバム「Beacons Of Ancestorship」からの曲は、自分はライブの方がいいなと思わされました。オープニングを飾った「GIGANTES」では放たれたリズムの洪水に持っていかれたし、「High Class Slim Came Floatin' In」でのダンの滑らかなストロークには気持ちよさを覚えました。勢い良く駆け抜ける「Yinxianghechengqi」もライブで聴きたかったな。

好きな曲が聴けなくて残念な話はしていますが、今回で自分はインストアライブも入れるとこれで5回目になるTORTOISEのライブを聴いてつくづく思ったのは、レコーディングのバンドとしてだけではない、ライブバンドとしてまた違う魅力を持ったその軌跡をメディアに残して欲しいということでした。

そういえば、演奏中ジョニーのスネアのスナッピーが切れたかなんかで張り替えてもらっていたけれど、確か前回の単独ライブでもライブ中張り替えてもらっていましたよね。

それと、この日もらったチラシで知りましたが、7月に出るLITEの新譜って、ジョン・マッケンタイアーのプロデュースで、彼のスタジオでレコーディングなんですね。攻撃的なLITEの音を彼がどういう空間に仕上げるのか今から楽しみです。
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