音楽がいくらあっても足りない。

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3年前に来日した時のライブは、いっきに駆け抜けていく様な疾走感がのっけからあったのに対し、この日は疾走というよりは失速したかのような、割とユルめのリズムで入ってきたのにちょっともの足りなさを感じていたんですけれど、途中から、それはウォーミングアップっていうか、慣らし運転みたいな入り方だったのか、もしくは、「侵略はゆっくりと確実に(ティポグラフィカの曲名)」じゃないけれど、徐々に高揚感に持っていかせる、オーディエンスを攻撃するための戦略だったのかも…と思わせる程に、攻撃的な音の粒子の濃度は徐々に濃くなっていき、浴びせられる刺激に、満足感を覚えていきました。

この日もショーンとロブの放つ音にセンスの良さを感じさせられました。例えば、時折入る不安定なピッチの揺れなんかにクラッとくる気持ち良さがあったり。

オウテカに4つ打ちキックを求めていない自分にとって、逆にそれがチラッと入ってきた時には、ギャグに聞こえてしまって、そこだけなんだか可笑しくなってしまいました。

一度ピークに持っていった所で、リセットするかの様に一瞬ブレイクし、体勢を整え、鈍い音のする金物でも叩いているかの様な音がぎこちなく鳴り始め、やがて高速ビートが隙間を埋めるかの様に絡んできて、まさにブレイクビーツが如く、リズムが壊れていきながら、次なるピークに向かって行くかの展開でした。

それと、これは前のライブでも感じたことなんですけれど、オウテカのライブって、ズッシリ感もあるけれど、音がカチカチなんですよね。それがフロアーにいる我々の脳に突き刺さってくるんですよ。そんな所も含めて「攻撃的」に感じさせられるのかもしれません。

ただ、60分しかなかった割には、あっという間な感じがしませんでした。3年前の時は、確か100分くらい演ったと記憶しますが、あっという間な感じがしたんですよね。なんでだろう。今回の方が内容が濃かったというわけでもないと思うんですよね。逆に間延び感があった様な気もします。

まあ、これも、オウテカのライブを過去に経験しているから、比較でそう感じてしまうんだとは思います。初めて聴いた時に、ライブでのオウテカってどんなもんだろうっていう程度の期待感の中でキョーレツな衝撃を受けてしまってから、次に行くライブからは期待しすぎてしまうって所があるからなんだと思います。

だから、これがもしオウテカライブ初体験だったら、間違いなくヤラレていたと思うし、もし「オウテカ」というネームヴァリューに頼らないで今回のライブを耳にしていたとしても、他の出演アーティストに比べて抜きん出ていると感じたとは思います。それくらいのクオリティーの高さは間違いなくありました。

とにかく自分にとっては、先日リリースされたニューアルバムよりは、今回のライブの方が好かったです。

【ブログ内関連記事】

>>オウテカLive atクラブチッタ川崎(2005)

>>オウテカ LIVE in electraglide 2005 at 幕張メッセ

>>AUTECHRE LIVE @ ディファ有明(2010.06.04)
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Perfumeの新譜を買いにタワレコ渋谷店に行ったついでに、いつもの5階の一角も覗いたのですが、サブカル好きが好みそうな品揃えの書籍コーナーで「ポケットは80年代がいっぱい」とタイトルする本に目がとまりました。

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これは、精神科医の香山リカが学生の頃、編集の仕事を携わっていた体験を中心に、彼女が目にしてきた80年代の東京が綴られた本です。この本で飛び交う80年代のサブカルを象徴する様々なキーワードを幾つかピックアップしてみますと、

「遊/工作舎」「松岡正剛」「HEAVEN」「山崎春美」「浅田彰」「細川周平」「後藤繁雄」「三田格」「新人類」「野々村文宏」「YMO」「町田町蔵」「佐藤薫」「北村昌士」「フールズメイト」「戸川純」「パルコ・モダーンコレクション」「ナイロン100%」「SEDIC/セゾン」「ブレードランナー」「カセットブック」「ビックリハウス」…等々。

現在も第一線で活躍する人達をも捕まえて、80年代として自分がここで一括りにしてしまったのは失礼だとは思いますが、これらのキーワードに興味がある人にとっては、読むとワクワクさせられるのではないでしょうか。
これを読んでいると、香山リカって、昔は結構トンデモナイことをやらかしていたんだなぁって驚かされてしまいます。いろんな意味で、彼女を見直してしまいました(笑)。そういう意味ではこの本は告白本…というより、ネタばらし本にもなるんでしょうか。

そんなこの本には、山崎春美のバンド「タコ(TACO)」にまつわる話も綴られていて、その「タコ」には、自分のことで一つ思い出すことがあるんです。

タコの「大全」というアルバムは、一度CD化にもなっていて、坂本龍一が参加する「な・い・し・ょのエンペラーマジック」が聴いてみたくて自分も購入したことがありました。それで昔、自分がライブハウスに出演した時に、対バンで、当時美大生だったヴォーカルのHちゃんの熱唱に感激してしまい、「これ聴いてみてよ」って言って、ジョン・ゾーンの「ネイキッド・シティ(ジャケの表が報道写真家((名前忘れた))の写真で、裏が丸尾末広のイラストのヤツ)」と、この「タコ大全」を貸したんですね。その後、何度か会う機会はあったものの、いつ会えるのか事前に判らなかったこともあって、貸したその2枚のCDは返ってくることはありませんでした。彼女のヴォーカルに、その2枚のCDと同じものを勝手に感じて、こっちから無理矢理貸したようなものだったからしょうがないんですけれど。ただ、「大全」は今やレアで、前に中古レコード屋でCDを見付けた時に、1万円くらいのプレミアが付いていたので、ちょっともったいない気持ちも…(苦笑)。

という風に、貸したものが返ってこないことって、探してみると、みなさんもきっとあると思います。こういうのって大抵、いつでも会えると思っていたら、いつの間にか連絡が取れなくなってしまったことが原因だったりするんですよね。

じゃあ逆に、自分は、借りたものはちゃんと返しているのかといったら…そんなことありませんでした(汗)。やはりこれも上記が原因で返していないものばかりなのですが、ここでそれらを紹介します。

高校生の頃から30になる手前まで、ずっと一緒に打ち込み系の音楽を演っていた相棒(笑)が自分にはいました。その相棒が、30になる手前で、家にあったCDと楽器を全部捨てて、日本国内を放浪する旅に出て行ってしまったんです(作り話ではありません)。それ以来、たま~に連絡を取り合うことはあるものの、今更返せなくなってしまった元相棒(笑)のCDがウチにあります。↓

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坂本龍一が好きな先輩が以前職場にいて、その先輩が転職してしまい返せなくなってしまった、如月小春の「都会の生活」。ZTTや、ローリー・アンダーソンみたいな曲も入っていたり。↓

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中学生の時に、友達から借りたYMOのバンドスコア。ちなみに自分は、この友達の影響でYMOにハマりました。↓

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小学生5年か6年生の時に郷土研究クラブに入っていたのですが、そのクラブの課題のために渡された郷土の昔話の本。いつか小学校に返しに行った方がいいかなぁ。…っていうか、なんでわざわざこっちに持ってきてんだ!?。↓

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「いいとも」「タモリ倶楽部」「ミュージックステーション」「ミュージックフェア」「トップランナー」等々…もう、チェックしきれなくなっています…っていうか、あんなに出まくると、逆に見る気がなくなってしまうのですが…。

そんな中でもこの前放送した「新堂本兄弟」は見ました。特にテクノポップにスポットをあてたコーナーは、単にPerfumeの人柄だけを取り上げない所に好感が持てましたが、メジャーにも分るための意図があったのか、YMO→ジューシィ・フルーツときて、いきなり電気グルーヴっていうのは端折るなぁって思ったり、篠原ともえとくるのは、多分「LOVELOVEあいしてる」繋がりで持ってきたんだろうけれど、その次にテイ・トウワを紹介するんだったら、ついでに彼が携わった今田耕司との「KOJI1200」も取り上げた方が分り易かっただろうに…と、紹介するアーティストのバラツキに、ツッコミをいれたくなってしまいました。

最後に、ジューシィ・フルーツの「ジェニーはご機嫌ななめ」を、番組レギュラーと共演したコーナーでは(個人的には、屋敷豪太がジューシィ・フルーツの曲をPerfumeのバックでドラムを叩いていることがなんだか嬉しかった)、オリジナルに近いアレンジで演奏される中、彼女達はいつものPerfumeヴァージョンでの歌い方を、ちょっと慣れない感じで歌っていたのを聴いていて、つくづく、中田ヤスタカは、彼女達の歌声をホント上手く活かしているんだなぁと思いました。

先日、渋谷のタワレコで、Perfumeのニューアルバム「GAME」を購入したのですが、特典が抽選になっていて、引いたらポスターが当たってしまいました。さすがにウチには貼れないよ…(苦笑)。

っていうか、まだ「GAME」の封、開けてないし。
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自分は時代劇が特別好きなわけではないですし、戦国時代モノに詳しいわけでもありません。そんな自分が大河ドラマの「風林火山」を観だしたのは、Gacktが演じる上杉謙信にちょっと興味をそそられたからでした。彼が謙信を上手く自分のモノにしていたのもさることながら、主役の内野聖陽をはじめとする、他の出演者の演技も素晴らしかったのと、なによりも、脚本の面白さに、すっかりハマってしまいました。

これはドラマですから、史実に全く忠実というわけではないのは当然ですが、史実(伝説)として言い伝えられている要所から、いかに観る者を満足させて(時には夢を見させて)次の要所へ繋げてくれるかが、この手のドラマの面白さだと自分は思っていますから、その点で言っても、毎回本当に満足させてくれました。勿論、ストーリーや演技が飛躍しすぎてしまうとしらけてしまいますので、そこもふまえてです。大河ドラマでこんなにハマったのは、いままでで初めてでした。

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そして今度はなんと舞台で「風林火山」。
武田信玄(晴信。以下、信玄)役を演じた市川亀治郎、そして、信玄の幼少の頃から守役としても務めた重臣、板垣信方の役を演じたJJサニー千葉の演技が生で観れる。ということで、行ってきました。

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みなさんも毎日仕事場などで顔を合わせる人と挨拶を交わすのは習慣だとは思いますが、その相手によって心の中での反応は様々ではないでしょうか。この人は心が和むだとか、この人は威厳があって緊張するだとか、この人は苦手で構えてしまうだとか…その中でも、この人は頼もしいって思わせる人が一人いないでしょうか。自分にとって、大河で板垣信方が画面に登場すると、それと同じ感触を覚えていました。

その板垣が討ち死にした後、今度は信玄がそういう存在に変わりました。最初、亀治郎演じる信玄を観た時は、「え、この人が?」って正直思いましたが、彼のその持ち前の歌舞伎くささが、わざとらしさを通り越して、この人ならではの演技ということで、誰のものでもない、亀治郎の信玄を貫いていて、観ているうちに、次第に納得させられてしまったのです。信玄に限らず、内野の勘助や、Gacktの謙信、谷原章介の今川義元など、従来のイメージを覆すも、それぞれの役作りに納得させられてしまう魅力がこの大河には多くありました。

そんな、大河で見せてくれた板垣と信玄の頼もしさにまた会いたくて観に行ってきました。要は、大河の余韻に浸りたかったんです。ドラマで見せた「あ~ま~りぃ~」とスゴイ顔した信玄が舞台でも観れましたし(舞台では甘利に対しての怒りのシーンはない)、他にも、信玄の弟、信繁による「兄上、よくぞ御決意なされた」の名台詞が生で味わえたり、大河を知っていると楽しめる場面は随所に見られました。信繁、信廉、馬場信春のキャストや音楽も大河と同じというのも魅力でした。

それでも、大河を知らなくても楽しめる所はいくつもあって、信玄、三条夫人、由布姫3人による舞いや、信玄の殺陣、信玄と村上義清による一騎打ち、他にも、馬場信春による、襲名後慣れなくてギクシャクしているシーンがコミカルに演じられたり、大河では出番の少なかった信廉のシーンがあったり、あと何と言っても、駒井役の橋本じゅん(大河では常田 隆永役)が笑いをとるキャラを演じて、場を盛り上げてくれていました。特におかしくて印象に残っているのが、多分、アドリブだったと思うんですけれど、信玄と板垣の前で何度もこけるシーンがあって、そこでポロッと「尾てい骨休暇ください」と漏らした所でした。体張っているなぁ…って(笑)。

でも欲を言えば、板垣の殺陣シーンが見れなかったのは残念でした。村上義清の刺客を斬り捨てるくらいしか無かった様な。また大河の話になってしまいますが、千葉さんって、やることがイチイチカッコいいんですよ。板垣討ち死にのシーンだって、馬から落ちた所に斬りにかかってくる敵を、地面を横にクルッと回りながらかわす様にして、逆に斬ってしまう小ワザがあったり、殺陣ではないけれど、勘助と信玄の初対面のシーンで、勘助が刀を抜こうとした瞬間に、板垣の投げる扇子が勘助の手元を突く所なんか、千葉さんだから絵になりました。

なんだこんなで、大河の話ばかりになってしまいましたが、それだけ大河の想いは強く、それがなければ、今回の舞台も観に行くことがなかったでしょう。ただ、大河で観た亀治郎のその存在感のある演技に興味を持ち、自分にとって敷居の高い歌舞伎ではなく、同じ風林火山の題材で彼の演技が生で観れたという意味では、とてもいい経験でした。表情、発声だけではなく、彼のしぐさ一つが衣装を見せてくれる様な華やかさにも、舞台ならではのダイナミズムが活きていました。一人二役として挑んだ一方の勘助役も、内野とはまた違って、オッサンしていて、味がありました(笑)。

舞台を観終わった後、神田に移動し、ガード下にある「ほうとう家」で、ほうとう(甲斐の郷土料理)をほおばりながら、余韻にひたりました。

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この前の日曜日、りこりすさんとカルカドルさんの「最寄りの鉄道の沿線が一緒組」でカラオケをしてきました。この日昼間しか時間が空いていなかったカルカドルさんの都合に合わせて、彼女の家の近くのカラオケ屋でしてきました。

駅まで送り迎えしてくれたカルカドルさんの運転する車がかわいらしかったので、写真を撮らせてもらってきました。

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ミニクーパーでおなじみの、「MINI CLUBMAN」です。
デジカメも携帯も持っていなかったから(冗談抜きで、自分は携帯を所持してないんです)、りこりすさんの携帯を借りて撮ったのですが、使い方が慣れていないので、上手く写せませんでした(苦笑)。

自分は普段乗らないから車には疎いのもあるんですけれど、実用性とか利便性とか運転のし易さとか関係なく、こういうみてくれに惹かれてしまいます。

内装がまたかわいらしいこと!

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見てください、このインパクトあるスピードメーター!

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シートのフォルムも曲線がかわいらしかったのですが、撮ってくるのを忘れてしまいました。

この車のオーナーのカルカドルさんは、自分よりも年上なのにブッ翔んでいて(←死語?)、例えるなら、海外ドラマ「ダーマ&グレッグ」のダーマみたいな(いや、あそこまでブッ翔んではいないか…笑)、アクティブでとても刺激的な人です。彼女を見ていると、こっちが「あ~もう歳だぁ」なんていってらんなくなってしまいます。この日だって、対向車に同じ車種を見付けた時なんか、運転中の車を揺らしてしまう程のはしゃぎっぷりを見せてしまうお茶目な面も見せてくれるし(向こうの車の人、こっちがはしゃいでいるの絶対気付いてるよ~くらいな…笑)。

CLUBMANは、クリエイティブな職業をされているダンナ様と選んだそうな。サンルーフ付きも、以前乗っていた車がそうだったので、今回もそうじゃないとヤダ!ってこだわりが同意だったそうで。ご夫婦仲良さそうでいいですね。2人してバイクにまたがりツーリングもするそうで。

カラオケの話ですが、自分は歌はヘタクソだし、歌うのが特別好きなわけではありませんが、好きな曲でどんなのがあるのか探してみて、試しにかけて、とりあえず歌ってみるのが楽しかったりするので、この日も色々かけてみました。ジョイ・ディヴィジョンの「LOVE WILL TEARS US APART」を歌おうと思っていたのですが、ここのカラオケ屋には入っていなくて残念(イアン・カーティスの半生を描いた映画が公開中です!)。ニュー・オーダーも、ここには「krafty」しか入ってなかったし。その代わり、ア・フロック・オブ・シーガルズの「I Ran」があったから歌ってみました。他にも、この前 話題に出した「コードギアス」のテーマソングも歌ってみたり(そういえば、セカンドシーズンがこの日から放送開始でしたね)、アンダー・ワールドの「TWO MONTHS OFF」をかけながら、Perfumeの「ポリリズム」を歌ってみたり、それと、ウチらの間ではもうお決まりみたいになっているのが、平沢進の「BERSERK-Forces-」をかけながら、同じ平沢の「舵をとれ」を同時に歌ったりも(笑)。

最近、カルカドルさんやりこりすさんの間ではサカナクションがブームらしくて、この日もカラオケ屋に1曲しか入っていなくて、リクエストしまくらなきゃって意気込んでいました(笑)。カルカドルさん曰く「P-MODEL以来の衝撃」だそうで(勿論、音楽性が似ているというわけではありません)、そこまで言われると、自分も改めてちゃんと聴いてみたくなってしまいます。

それにしても、自分の身近な女性の友達を見ていていつも感心させられるのが、自身が気に入ったものならば、それがメジャーだろうとマニアックだろうと何の抵抗もなく吸収してしまう柔軟さを持っているのと、しかも、歳を重ねてもそれが衰えない所です。

あれ、この日…4-D Elementsのライブの日だった!すっかり忘れてた!先行発売のCD-R買いそびれた(泣)。
pq_yourforms.jpg西新宿のマンション内に、他ではあまり見かけないアーティストの作品が多い、ユニークな品揃えのレコード店があるんですけれど、そこでいいものを見付けてきたので、今回はそれを紹介します。

ドラム、ベース、ギターのトリオに電子音が絡み、淡々とした曲もあれば、勢いよく駆け抜けていく曲もあったり、生演奏を一度解体し、それら断片を再構築して出来た様な曲もあれば、縦横無尽に切り刻むギターの後を追って、残骸をかき集め、修復でもしているかの様な電子(エフェクト)音が鳴り響く曲などもあったり、曲によって様々な表情を見せます。

ウンベルティポの2ndは「フランク・ザッパ・ミーツ・スクエアプッシャー」と海外の一部で賞賛されたそうですが、もしこのアルバムをその様に喩えるとするならば、「マサカー・ミーツ・オウテカ」といった所でしょうか。

こういった、生演奏に電子音が絡むタイプでありがちなのは、「ちょっとまぶしてみました~」みたいな、たいして効果の感じられないものだったりするのですが、このアルバムは、バンドと電子音がまるで対話でもしているかの様な濃密なアプローチを感じさせられます。

その中でも特に興味深いのが「polylogical image」という曲で、これは店のPOPに書かれていたことなのですが、バンド演奏をPCでリアルタイムに「変調」するのではなく、バンド演奏の音をPCが感知し、あらかじめ用意された音源やプラグインをPC側で勝手に選んで、音を発声させているそうなのです。バンド演奏とPCの間でタイムラグが生じるからなのか、ミニマルよりな曲にはなっているのですが、でもこれがなかなか音楽としての完成度が高く、PC側の放つ音に思わずセンスの良さを感じさせられてしまうのです。もしかしたら、その様に響く様にあらかじめパターンがプログラミングされているのか、あるいは、同じ演奏を何テイクか録り、その中でPC側の反応が一番完成度の高いものを選んでいたりするのかもしれません。それでも、バンド側が激しい演奏で挑発するのに対し、PC側がフワッとした白玉で返してきたりもして、人間同士のとはちょっと違った、予測不可能なセッションが繰り広げられるので、面白いです。

今後、密かに注目のアーティストです。







[追記](2008.04.02)

この記事は、エイプリルフールのためのジョークです。

紹介したアーティスト及びアルバムは、実在しません。

どうかご了承くださいませ。


[更に追記] (2008.04.03)


パイクマンさんの「Antenna.blog」でも、聴いてみたくなるようなアルバムをユーモアセンスタップリに紹介しているので、ぜひ、チェックしてみてください。
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