音楽がいくらあっても足りない。

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今月の好きなレコジャケ(CDジャケ)は、自分の大好きなジャンゴ・ベイツも参加している、チェロ奏者 ハンク・ロバーツの、チェロ、ピアノ/キーボード、パーカッションによるトリオ・アルバム「リトル・モーター・ピープル」です。

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ジャケット(ブックレット)を拡げるとこの様になります。

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ジャンゴ・ベイツが他のアーティストに参加するアルバムは自分的には外れが多いのですが、このアルバムは大当たりでした。

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いろいろあってウンベルティポのネタを書くのはなるべく控えているので今回観に行ったライブも書かないつもりでいたのですが、貴重なウンベルティポの大編成ヴァージョンのライブとあって書きたくなってしまいました。すいません。

ホーンセクションも加わった大編成ウンベルティポとあって、かつてのティポグラフィカとつい比べてしまうのですが、とは言ってもティポグラフィカとウンベルティポ、曲と演奏者が違うわけだからその時点で違うのが当然です。例えば、フリーキーなサックスを吹く梅津和時は決して菊地成孔ではないし(アルトと、ソプラノ、テナーの違いもあるけれど)、清水一登の弾くピアノ/キーボードにはどこかチェンバーロックな雰囲気を漂わせるのですが、水上聡にはそれはなく代わりにユーモラスさがありました。あ、でも、昔ティポグラフィカのライブで水上氏の体調不良かなんかの理由で代わりに清水氏がキーボードを演った事があったけれど、その時はそんな違和感は感じませんでしたが。話を戻すと、なのでティポグラフィカはあのメンバーだったからティポグラフィカだったんだという事を改めて感じる事も出来ました。そもそもティポグラフィカとしてやる事はやり尽くしたから解散したわけだし、それでまたティポグラフィカと変わんなかったら、あの解散はなんだったんだって事になりますからね。

梅津氏のサックスは個性が強すぎてバンドの中で浮いてしまうのではないかと思っていたのですが、さすがは名プレイヤー、そんな事ありませんでした。逆にいいスパイスとなってアンサンブルに溶け込んでいました。

ゲストの中では個人的には清水一登のピアノ/キーボードが特に好かったです。いいポジション、いいタイミングで音を鳴らすっていうか、隙間を埋めるというか、でも出しゃばり過ぎない。場の空気を瞬時に読み取る能力に長けているのでしょうか。さすがはティポグラフィカ時代にピンチヒッターをこなしただけはありますね。

岡部氏のパーカッションも好かったです。他の楽器よりも比較的自由度の広いパーカッションは、それが故にへたをすると鳴らす楽器の選択やタイミングを誤ると楽曲を殺してしまう危険性もあると思うのですが(増してやウンベルティポの様な“間”を大事にする楽曲となると尚更です)、岡部氏は絶妙なタイミングで楽器を次々に変え効果的に演奏していました。

松本さんは元ティポグラフィカだから納得として、相内氏、MIYA氏は今回メンバーに選ばれただけあって、わずかなリハながら見事な適応力でした。

全体的には、ボーリュム感タップリの、いつもとは違うウンベルティポが楽しめて大満足でした。ただ、自分は今回リリースしたニューアルバムを聴いてから「OIL ON THE PAN ON CANVAS(UBT12)」が現在一番のお気に入りになってしまっているのですが、この曲の終盤で聴かせてくれるはずのギターフレーズがホーンでかき消されていたのにはちょっと残念でした。それはトリオでのこの曲を何度も聴いてきて、自分なりの勝手な想い入れみたいなものが出来上がってしまっているのが原因なのかなとも思ったのですが、過去の経験で想い入れのある曲が違うアレンジでも凄くいいと思った事はあったので、それが理由でもないのかもしれません。まあ、個人的などうでもいい話ですけれど。

ウンベルティポはこの後、ライブアルバムを早く出したいと言っていました。マルチで録ってるのが前からあるそうなのですが、最近のツアーがあまりにも良かったので、ビデオの音から落としてでもいいから出したいくらいだと言っていました。リリース元はまだ決まっていないそうです。TZADIK辺りでも引き受けてくれないだろうか。

そう言えば遊佐未森さんが観に来ていましたね。間近で見ましたけれど、とてもきれいな方でした。
坂本龍一が所属する新レーベル「commmons」から、ペンギン・カフェ・オーケストラ(以下、PCO)のトリビュートがリリースされたので自分も購入しました。参加アーティストの皆さん、比較的トイチックにカワイらしく仕上げている印象を受けました。

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サイモン・ジェフスが亡くなってもう10年経つんですか。ついこの前の様な気がしていたのですが。

というわけで、今月の好きな曲ベスト5は、このPCOでいこうと思います。



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1.たった一つのペンギン・カフェ

「ようこそペンギン・カフェへ」に収録


pco1st.jpg2.Air a Danser

「PENGUIN CAFE ORCHESTRA」に収録


pco2nd.jpg3.Cutting Branches for a Temporary Shelter


「PENGUIN CAFE ORCHESTRA」に収録


pco3rd.jpg4.Music for a Found Harmonium

「BROADCASTING FROM HOME」に収録


pco4th.jpg5.Bean Fields

「Signs Of Life」に収録



ベタな選曲になってしまいましたが(しかもほとんどアルバムの1曲目ばかり)、1と2なんかはやっぱり外せませんね。
5は本当はライブテイクの方が勢いがあって好きです。この曲は今回のトリビュートではカヴァーされていないので、同時発売されたベスト盤にも収録されず残念です。

自分はPCOは後追いでした。前から気にはなっていて聴く機会を逃していたのですが、ある日仕事場のライブラリーにレコードを見付けたのが聴くきっかけでした。ヒーリング系とも違った、ほのぼと心地のいい、だけどどこかヒネくれたPCOの愉快な音楽にそこで自分もハマっていきました。それまでハワイアンなイメージでしかなかったウクレレにもPCOで印象が変わりました。


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話は変わりますが、昨日は朝からダルビッシュ投手のヒーローインタビューの映像が何度も放送されていましたが、あれを見ていて、ダルビッシュって、上領亘に似ているなぁと、ふと思いました。
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■ポリロックとメタボリスト、昔から気になっていたこの2アーティストがこの度CD化されたため購入してみたのですが、期待していた程ではありませんでした。まだポリロックの方は少し好かったかな。

ポリロックは、「前身バンドはNYノー・ウェイヴ シーンで活動」「フィリップ・グラスによるプロデュース」「ミニマル」「トーキング・ヘッズ、DEVO、B-52's、初期P-MODELを思わせる」「テクナヴァンギャルド」「レコード盤の解説は鈴木慶一だった」これらのキーワードに惹かれたのがきっかけでした。演奏はしっかりしていてカッチリな割には意外とテンションが高めなのですが、何か物足りませんでした。ヴォーカルは、歌い出しで高ピッチから急に落としたり語尾を上げたりする、いわゆる当時ニューウェイブで流行った歌い方をしているのですが、例えばその歌声から自分はブルース・ウーリー(「ラジオスターの悲劇」のもう一人のオリジネーター)を彷彿とさせられるも、彼ほどの存在感は感じさせられません。もしかしたらそんな微妙な存在感がこのバンドのおもしろさなのかもしれないけれど、自分にはいまひとつ魅力を感じませんでした。今回ポリロックは同時に2ndもリリースされたのですが、そちらには「TORTOISE、トランズ・アムなどのポストロックの源流」なんて書いてあるから、TORTOISE好き(トランズ・アムも昔好きでした)な自分としては気になる所なのですが、この1stでちょっと期待外れを喰らったので購入するかどうか悩んでいます。

メタボリストは紹介文によくディス・ヒートを引き合いに出されるので、ディス・ヒートが好きな自分としては期待せずにはいられなかったのですが、ディス・ヒートにはおよびませんでした。

ウンベルティポの「PHEASANTISM」がいよいよ店頭販売されましたので、昨日、一昨日に渋谷、新宿のディスクユニオンとタワーレコードに行って売られている様子を見てみたのですが、地味~に置かれていました(苦笑)。さすがにタワレコ渋谷5Fの一角はコメント付きで視聴コーナーにありましたが。あとはディスクユニオン新宿プログレ館もコメント付きだったけかな。

■先日再発されたP-MODELの「カルカドル」「ワンパターン」は自分は改めて購入はしていないのですが、店頭でその存在だけ確認してみました。パッケージに田山氏によるコメントが記されていたので読んでみたのですが、“テクノ”という言葉を安易に使っていたのにはガッカリでした。P-MODELはなにかとテクノポップの範疇で語られる事が多いですし、テクノポップ抜きでP-MODELを語る事は不可能なのは分りますが、この2作品がテクノなのかそうではないのかなんてあまり関係ないと思うんです。リリース元がアルファだったから?エンジニアが小池光夫だから?なんかP-MODELがそこだけが軸になっているバンドの様に勘違いされてしまいそうで嫌です。ちなみに「ポプリ」の再発盤は自分持っているのですが、そこに書かれていた小野島 大氏の解説は、これとは逆にテクノポップのムーヴメントを大きく取り上げるのではなく、じゃがたらやフリクション、リザードなどの、日本のアンダーグランドなロックシーンから語られていたので、とても興味深く読めました。

上記2枚以外の、ここ2、3ヶ月で購入したCD、DVD↓

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2007年はドーピングで揺れたツールとなってしまいました。優勝候補筆頭に上げられていたアスタナのヴィノクロフがドーピング検査でまさかの陽性。他にもコフィディスのモレーニやTモバイルのシンケヴィッツまでも。またドーピングではありませんが、アルプス、ピレネーと優勝争いに食い込む走りを見せたラボバンクのラスムッセンがツール開催前の所在の虚偽により突如チームから出場停止を言い渡されレースを退く事態も。

大会のルールに則った、クリーンな選手達のみで争われて勝ち取った勝利だからこそ、真の王者として相応しいはずなのに、この年の総合優勝者、チームディスカバリーのアルベルト・コンタドールがいまいちそう思えてこないのは何故なのでしょうか。それはツール・ド・フランスに限らずこういった自転車ロードレースは、ただ選手のタイムの速さだけを競うのではなく、選手同士の駆け引きやタイミングなど、複雑な要素が絡み合って勝敗が決まるレースだからなんだと思います。だからルール違反の選手を途中から排除したとしても(増してやそれが総合優勝争いに絡む選手となると)、最初から勝てていたのかどうかは疑問なんです。ただこれが今回もしピレネーでライバルのラスムッセンを置き去りにする程の走りを彼が見せていたのであれば、真の勝者と思えたのかもしれません。どうも不完全燃焼な今年のツール。だからこそ彼には来年の2008年にもぜひ出場してもらって、そこで改めて勝利を勝ち取って欲しいです。

とはいえ、春のパリ~ニースで総合優勝を果たし、コンタドールの強さには目を見張るものがありましたが、まさかツールでここまで見せてくれるとは思いませんでした。チームメイトのライプハイマーも総合3位に入ったし、さすがはディスカバリー。

それにしても海外では人気な自転車ロードレースでも日本ではマイナーなスポーツな故、今回のドーピング陽性の件で、そういったネガティヴな情報だけしか取り出たされないため、増々印象が悪くなっていきそうで困ったものです。

一応コンタドールのつもりです(苦笑)。ウチのペンタブレットに飲み物をこぼしてしまい使えなくなってしまいましたので(泣)、今回は下書きのままで。

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