音楽がいくらあっても足りない。

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今月の「好きな曲ベスト5」は、自分のハンドルネームの元ネタにもなっているLOOSE TUBESにも在籍していた、英国のジャズミュージシャン、ジャンゴ・ベイツからです。

djng.jpg音数が多くてアンサンブルが複雑。なのに愉快。
まるでティポグラフィカの事を言っている様ですが、リズムが訛っているわけではないので、またちょっと違います。だけどこんな面白いミュージシャンが英国の、しかもジャズのフィールドに存在するんです。

とまあ、前置きはこの位にして、現在の気分で選んだ5曲を発表します。



1.FOOD FOR PLANKTON(IN DETAIL)
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「summer fruits (and unrest)」
オムニバス「pyrotechnics」に収録

オムニバス盤の方は曲名が「up up」になっています。
2つは別テイクで、サックスだけ奏者が違います。

2.HOLLYHOCKS
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「autumn fires(and green shoots)」
First House「CANTILENA」
Human Chain「Human Chain」に収録

「オータム~」は、ジャンゴのピアノソロ。
ファースト・ハウスは、ds、b、pf、saxのジャズカルテット・ヴァージョン。
ヒューマン・チェインのヴァージョンでは、DX系のエレピ音がカワイらしく鳴り響きます。

3.jetty(Jay-Tee、JAYTEE)
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「autumn fires(and green shoots)」
First House「CANTILENA」
Human Chain「CAHIN'IN!」に収録

「オータム~」は同じくピアノソロ。
ファースト・ハウスも同じくカルテット。
ヒューマン・チェインのヴァージョンは、スチュワート・ホールの飛び道具の様なフレットレスベースが愉快に駆け巡ります。

4.ARMCHAIR MARCH
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「summer fruits (and unrest)」
「Like Life」に収録

どちらもビッグバンドですが、出だしが「サマー~」の方は静かに、「ライク~」の方は元気よく始まります。
もし携帯を持ったら、着メロにしたい曲です(自分、いまだに携帯持っていません)。

5.FURTHER AWAY
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Human Chain「Human Chain」
First House「ERENDIRA」
Iain Ballamy「All Men Amen」に収録

この曲に関しては、イアイン・バラミー名義のヴァージョンが秀逸です。
イアインの吹くサックスから、やがてこだまの様にディレイが広がり、それが遥か遠くをイメージさせ、そのままスーッと音楽が溶け込んでいくかの様です。

iain.jpgベスト5から話は逸れますが、ジャンゴ・ベイツと共演するサックスプレイヤーが色々といる中で、自分はこのイアイン・バラミーが一番のお気に入りです。彼のサックスには上品さがあります。なのに「サマー~」に収録の「スリー・アーキテクツ・コールド・ガブリエル・ジャスト・ホワット・アイ・エクスペクテッド」では砕けたプレイも披露してみせ、サックスプレイヤーとして表現する幅の広さを感じさせます。
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ubttckt3.jpg月曜日のストーミーマンデイでは、去年の10月に観に行った時よりお客さんの入りが少なかったので、今回のピットインはどうなっちゃうんだろうと思っていたんですけれど、立ち見が出る程の大盛況でした。

ナスノベースがいつになくアグレッシヴな印象を受けました。特に「UBT 15」「Method of Panic」辺りが。つい引き込まれてベースにばかり目が行ってしまいました。

MCでもナスノさん絶好調でしたね。最近「デコポン」にハマっているらしくて、近所のサミットから買ってきて食べているそうな。

「オレがしゃべるって事は、佐野っちもしゃべるんだよ」
「オレたちセットだからね」
「これでこそ、真のリズムセクション(笑)」

と、佐野氏にもMCに加わってもらう様促していました。
でもこういうのって、いいですよね。ご両人は数多くのバンドで活動されているからか、どこかで「お手伝い」な印象をどうしても受けてしまうんですけれど、こうして全員でMCに参加すると、仲間意識を感じさせられます。
オーディエンス側にとってMCは、緊張が和らぐ「ホッと」なるひとときなので、何をしゃべってくれても嬉しいものです。そこからメンバーの人柄も垣間見れるし。だからあんなにナスノさんあやまらなくてもいいのにね。ubtflyr.jpg

曲の話に戻ると、「UBT 14」の出だしがいつもの様な跳ねる感じではなく、これで本編に繋がるんだろうか?と思わせるも見事に繋がっていったり、おなじみの「D.V.Bleach」では、間にサイレントなブレイクを挟んだり、いつもながら自由を利かせていました。
そしてアンコールには、自分がこの前「最近演奏されなくて残念」と言っていた「UBT 11」がキター!!
「久し振りに演るから、間違えるかも」(今堀)
「昨日、ドラマ(花より男子)見て号泣しちゃったから、練習が不本意だったんだよね」(ナスノ)
と言い訳するも、実際には、バッチリと聴かせてくれました。ツアーの最終日を締め括るに相応しい演奏でした。

 前に、ウンベルティポ・トリオはティポグラフィカよりもシリアスだとお話しした事があります。
ウンベルティポの曲の様にバンド演奏で表現するのが困難で、なおかつシリアスともなると、重々しく感じさせてしまうものが大半だとは思うのですが、このトリオにはむしろ軽快さを感じさせます。
そこには、佐野康夫のファンクがかったドラムが一役を担っているのではないのでしょうか。フレキシブルながらも、彼がオルタネイティヴジャズやプログレ方面のドラマーではない所も実は大きいのではないかと思います。
ナスノさんのベースは、はじめの頃はそうでもなかったんですけれど(ゴメンナサイ)、今となっては、ウンベルティポ・トリオのベースはナスノさんじゃなきゃダメ!っていう位に気持ち良くてしょうがありません。アルタード・ステイツで弾いているよりも好きなってしまっているのですが、友人曰く「ジョン・ウェットンを思わせる」そのベースも、佐野氏のドラムからのフィードバックで演奏している所に違いがあるんだと思います。いや、芳垣さんのドラムも凄く好きなんですけれど。

 先日再発された2ndの沼田氏のライナーの中に、「笑っちゃう」というキーワードが一つありました。
シリアスなのに笑っちゃうとはこれいかに?
今回試しに、出来るだけリズムに合わせて体を揺らす、ある意味邪道な楽しみ方をしてみたのですが、それで分った事なのですが、仮にお客さんが全員ウンベルティポ・トリオのリズムにバッチリ合わせて体を揺らしていたとします。その光景を想像してみて下さい。会場全体でみんなズッコケているみたいで異様ではないでしょうか(笑)。
ここがいわゆるウンベルティポの「笑っちゃう」と思わせる所以なんだと思います。

今月はなんだかウチのブログは、半ば「ウンベルティポ月間」みたいになってしまいました。

デコポンついでに…

紀伊さんからおみやげで、デコポンプリンをいただきました。

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unbeitipo1.jpgいよいよ発売されました!
といっても、ニューアルバムではなくて、2ndの再プレスです。
初回盤を既に持ってはいるものの、今回何が楽しみだったかというと、大谷、沼田、両氏によるライナーにありました。
ウンベルティポの音楽はいったい何なのか?両者の解説をたよりにすればより理解が得られるかもしれません。

但し、ウンベルティポのCDを初めて手にする方には、先に音から入る事をおススメします。というのは、両者のライナーは、初めて聴く人のためのガイドというよりは、より深く知るための分析的なガイドなので、先に読んでしまうと、頭で考えながら聴くだけになってしまい(それ位「何だこれは!」って思わされる音楽なんです)純粋に感じ取れなくなる恐れがあるからです。それではもったいない。ただ、沼田氏の解説からは、既成概念にとらわれないためのメッセージも読み取れるので、一概にそうとも言えない部分もあるのですが。

自分は、ウンベルティポの音楽を分り易く説明する理由で“グルーヴ”という言葉をよく用います。しかし両者からはグルーヴという言葉は一言も出てきません。おそらくそれは、グルーヴという言葉の持つ大衆イメージに、ウンベルティポの音楽をあてはめるのは違和感を感じるのか、曖昧で安易すぎるからなのだと思います。

とにかく、これでまたより多くのリスナーにウンベルティポの音楽を知る機会が増えて嬉しい限りです。

初回盤がリリースされてから3年近く経った今でも、衝撃は衰えません。

Joujoushka / unbeltipo
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開場の鳴りの影響なのか、部屋の明るさの影響なのか、いつもよりかはゆったり感はやや控えめで、一曲、一曲がコンパクトにまとまっていた様な気がしました。あっという間にも感じたのですが(物足りなさは全然感じさせませんでしたが)、時間の経過はいつもと変わらなかったんですよね。あ、いつもよりちょっとMCが長かったからかな(笑)。

ライヴは毎回アンコールを含め9曲演奏されるのですが、新曲が増えると(今回は新曲の代わりに「重力の虹」を演っていました。)必然的に演らない曲も出てきます。「Method of panic」辺りはもうお決まりで外せなくなってきている感じがするのですが、自分の好きな「UBT 11」が最近演らなくなって残念です。24日は、セットリストを変えてくるのでしょうか?
「D.V.Bleach」も当然お決まりの曲かと思っていたのですが、3人の話し合いでその場で決まって演っていた(前回のJIROKICHIでもそうでした)ので、実はそうでもないみたいです。本人達は意外とこの曲飽きてきているのかも。でもこの曲は今後も外せないでしょう。オーディエンスの心を一番掴む曲だと思うし。なんてったって、ナスノベースの聴かせ所ですから。いや、そこだけではないけれど。

自分は「UBT 13」が最近一番のお気に入りです。この曲の、ゆったりから入ってじわじわと高揚感に持って行く演奏がたまりません。そして一度クールダウンするも、また次なるピークが用意されていて、そこに向かって徐々にヒートアップしていくこの繰り返しが、自分にはクスリの様に効いてきます。この曲は、出だしの入りがゆっくりな程、ピークに達した時の高揚感が大きくなります。それこそ、「侵略はゆっくりと確実に(ティポグラフィカの曲名)」じゃないですけれど(笑)。だから妙なテンションで演奏に入るとトッ散らかって収集つかなくなるから、演奏するのが本当に難しい曲だと思います。あと、佐野康夫のドラムソロ必聴!

以前に、ウンベルティポ・トリオは自由の利く領域が広く、ライヴを演る毎に曲が進化していると話しました。
自由が利くという事は、彼らの様な巧みなプレイヤーの集まりになると、曲を一度掴んでしまうと、あとは持っている演奏技術(っていうか手クセ)に頼ってしまい、馴れ合いのタレ流し状態に陥ったりする危険性もあるのですが、彼らがそうならないのは、進化がそれを許さないからなのだと思います。ライヴを演る毎に新曲を披露しようとする姿勢からもそれが現れています。

それに比べ、ティポグラフィカはウンベルティポ・トリオよりも自由の利く領域が広くなかったのは、単に大人数だからだけではなく、今堀恒雄の書く複雑で演奏するのが困難(なのに愉快)なスコアを毎回生で忠実に演奏する事にそこでは意味があったからです。ただものによっては、演る毎に進化していった曲もその頃からありましたが。

そんなティポグラフィカでも一番自由が利いていたのは、大儀見元のパーカッションではなかったのでしょうか。入る隙の無いくらいに緻密な楽曲の中を彼のパーカッションは自由に行き来し、グルーヴに厚みと広がりをもたらしていた様に思います。「大儀見元が加わると“スーパー・ティポグラフィカ”になる」と当時MCされていたのも頷けます。

なんか最後はティポグラフィカの話になってしまいましたが、その辺りも含めて、いずれ構想にあると言われているウンベルティポの大編成ヴァージョン(実現するのだろうか…)がティポグラフィカとどう違ってくるのかが興味のある所です。

そういえば、MCで言っていましたけれど、3月には、キリング・タイムと対バンするそうな。
今回の好きなレコジャケは、ベルギーのテクノポップ・トリオ、テレックスのシングル「WE ARE ALL GETTING OLD」です。

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オジサン3人が、なにやらリズムにノッて街を練り歩くも、腰に激痛が走り、手でこらえているいる様子が、なんだか可笑しい。

ついでに、違う曲だけれど、テレックスのライヴ映像。

もうその放送分は終了してしまいましたが、CSのスペースシャワーTVより放送中の「NEU(ノイ)!!!!」で、VJを務めるポリシックスのハヤシヒロユキが自らレコード屋を巡って気になるCDをゲットする企画がありました。
03170001.jpg彼が最初に訪れたのが、自分もお気に入りのお店、中野のブロードウェイにある、P-MODEL/平沢進ファンの聖地、「ショップ・メカノ」。
しかも彼が手に取るレコードが、自分の大好きなレッド・ノイズパレ・シャンブルグだからなんだか嬉しくなりました。まさかTVから「Don't Touch Me(I'm Electric)」や「Lupa」が聴けるとは。あー、自分もシリコンティーンズはアナログ盤しか持っていないなぁ。
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その次にハヤシ君が訪れたのは「ディスクユニオン新宿プログレッシブロック館」。これまた自分のよく行くレコード屋です(でもどちらかというと新宿だったら自分は本館6Fオルタナティヴロックフロアの方がよく行くけれど)。
こちらでは彼はグル・グルや、キング・クリムゾン等を購入。う~ん個人的にはハヤシ君にはこの店でぜひハネムーン・キラーズを手にして欲しかったなぁ。あ、でもそのCDだったら確かメカノにもあった様な。既に彼、持っているのかもしれないけれど。
プログレ館の店長がオススメしていたポポル・ヴー、前から名前は知っていましたが、ちょっと聴いてみたくなりました。

自分の知らないレコード屋を紹介してくれるのもいいけれど、こうやって、自分のよく行くレコード屋をTVを通して見てみるのってのも面白いですね。

同じ企画がまたある時は、ぜひタワレコ渋谷5Fの一角へ行ってみノイ!
コレを見ると…

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コレ↓をつい思い出してしまう。

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ひがし茶屋街→兼六園を廻った後に雨がザァーっと降ってきて、折角の金沢旅行もこれで台無し。
喫茶店や休憩所でただひたすらKILLING TIME。
しかし買うモノはしっかり買ってきました。

新谷CD購入してきてだいぶゲーマーズに入るのも慣れて…
いや、慣れない。CD見付けてさっさと買って1、2分で出てきたし。
観光の合間に抜け出したからっていうのもあるんだけれど。

以前にベスト盤について、誰もが満足のいくのなんてまず無理だと、割とネガティヴな事を言った事があります。
たとえば、初心者向けかつコアファン向けな、ヘタなおいしい所取りを図った中途半端なベスト盤程つまらないものはないと思うのですが、今回のアルバムはベスト盤といっても、シングルのカップリング曲や企画盤収録曲等、オリジナルアルバム未収録に焦点を絞っていますので、ベスト盤にありがちな安っぽさは感じさせません。
こうして一つのアルバムにまとめる事で、オリジナルアルバム未収録曲でも良質なのが改めて確認出来ますね。オリジナルアルバムしか持っていない人にとってのお買い得感もありますし。
パッケージも、裏ベストの“裏”を突いた、シャレの利いた仕様になっていたりします。
ベスト盤のブックレットだと、曲の経過とともに当時の写真を並べたりするのも一つの手だとは思いますが、上手くやらないと、単なる使い回しの様な安っぽいものになってしまうので、かえって今回の様な撮り下ろしの方がいいのかもしれません。でもどうせ撮り下ろすんだったら、個人的には、彼女は最近写真にハマっているから、収録曲をセルフポートレートの様に見立てて、コレみたいなジャケットにして欲しかったなぁ。
あと、(一応)ベスト盤だから、曲毎にエピソードなどを盛り込んだ本人のコメントなんかも添えてあっても良かったかも(オリジナルアルバムでそれはやらない方がいいけれど)。

DVD付きが嬉しいですね。
「Wonderstory」での良子ちゃんのメイクの眉は、80年代に青春を過ごしたオジサン達の心を掴んでいますよ(笑)。
「CANDY☆POP☆SWEET☆HEART」のPVがDVDで見れるのも嬉しいですね。
ジャズマスターを手にしてジャンプするまこっちゃん、カッコいいー!!
PVでの良子ちゃんの持っているマイクっていつもユニークですよね。
それで思い出したけれど、昔、DEVOのマークがソフトクリームをマイクにして歌っている映像があったっけ。
ライブの方は、ノイズマイクで拾った部屋鳴りが強調されたミキシングなので臨場感ありますね。
センセイの歪んだベースがカッコいいー!!
今度はまこっちゃん、テレキャスだ!

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いやぁ~オーディエンスの数がハンパじゃなかった。
いままで自分が初台DOORSに観に行った中では一番多い集客人数だった。
ゴスロリなお嬢様達が沢山いて、ちょっとしたカルチャーショックを受けました。
MCで言っていたけれど、FLOPPYのヴォーカルの小林写楽がゴスロリ系の写真集かなんかでモデルをやっているらしいですね。
FLOPPY人気おそるべし。決して4-Dではないという…(苦笑)

ゴスロリといえば、一緒に観に来ていたお姉様達に「~ちゃんゴスロリ似合うんじゃないの?」って言ったら、「いやぁ、あたし達ももうン年若ければ意外にハマっていたかもって話してたんだよ」って返事が返ってきました。

ライヴレポートの方は、今回 Hz(ヘルツ)のスタッフも務めた紀伊さんにお任せします。
2月16日(金)に、CSの「M-ON」という音楽専門チャンネルで、菊地成孔率いるデート・コース・ペンタゴン・ロイヤル・ガーデン(以下DCPRG)のライヴが生中継される予定です。
自分の記憶だと、このバンドのライヴ中継が放送されるのはこれで3度目になると思うのですが、こんなに何度もDCPRGのライヴが放送されるんだったら、同じ元ティポグラフィカのよしみで、オープニングアクトとしてウンベルティポ・トリオに出演してもらえないだろうか。
DCPRGを聴きにきたフロアーのオーディエンスと、中継映像を通じて見ている人達に、ウンベルティポ・トリオの放つグルーヴにド肝を抜いてもらいたい。

それが実現不可能ならば、よくケーブルTVのローカル局で「横濱ジャズプロムナード」の模様が放送されているから、次回開催される時にはぜひウンベルティポ・トリオにも出演してもらって(昔ティポグラフィカでも出演した事あったし。その時映像って録ってなかったのだろうか?)、その模様をTVで放送してもらいたい。

映像が無理ならば、NHK-FMの「ライブビート」でもいいから…

こんな事言っているのって、大きなお世話になるのかもしれないけれど、こんな一聴では掴み辛くもハマるとクセになる独特なグルーヴを持った気持ちのいいバンド、もっと多くの人に体感してもらわないと勿体なくて…

と思う、一ファンの痛切なる願いです。
2月1日、YMOの御三方が揃ってCMに出演する事が発表されたのと同時に、ブログ検索やミクシィを覗いてみると、YMO好きが一斉にこの話題を取り上げていて、半ばお祭り状態と化していました。

話題に取り上げている方の大半は、おそらく自分と同じ30代~40代だと思われるのですが、この年代(特に男性)は、YMOの呪縛に取り付かれたまま年を取ってきている者がほとんどです。自分も結局こうして話題に取り上げてしまっているのだから、その一人になってしまっているのですが(苦笑)。それくらいこの3人の集合体は凄かったんだともいえるんですけれど、もしこれがみんな冷めていたら、それはそれで寂しいですしね。とりあえず盛り上がっておかないと。っていうか、当の3人がその呪縛から逃れられないのではないかとも思うのですが、単に開き直っているだけなのかも。

ウチらの世代が喜ぶのは当然なのですが、このCMを、当時のYMOを知らない現代の若者が見たらどう思うのでしょうか?白髪まじりのオジサン達が3人で何かやっているくらいにしか映らないのかも。
そこでふと思ったのですが、これがもし、今年から大勢引退されると言われている“団塊の世代”にはどの様に映るのだろうかと?3人の容姿がその方々とほぼ近いので(細野さんも今年還暦)、2007年を迎えた今、なにか感じるものがあるのではないのでしょうか。そこで更に思ったのが、このCMは、団塊の世代に対してのイメージが込められているのも一つあるのかなと。
CMで演奏されている「RYDEEN~ライディーン」は、元々は“いくさ”がモチーフにされているといわれています。
それが今回なごみ系の様なアレンジに変貌し(まだフルヴァージョンで聴いていませんが)、それが、仕事という“いくさ”から退き、残りの人生を悠々と暮らす団塊の世代とイメージが重なって思えてくるのですが…って。考えすぎでしょうか。本当はそんな他人事の様な事言っている場合じゃないんですけれど。

先程YMOの呪縛とお話ししましたが、同世代のYMO好きではない音楽好き(少なくとも自分の身近)のほとんどには、YMOが好きな人は、機械っぽい冷たい音楽しか好まないと思われがちで、それが嫌で自分はよそではあんまりYMO好きを公言していません。実際、同世代のYMO好きにはYMO(周辺)しか聴かないって人(それこそまさにYMOの呪縛)も結構いるみたいなのでそう思われても仕方ない部分もあるのですが。でもそう思っている人達に限って、音楽の聴く視野が狭かったりするんですけれどね。テクノが好きな人は、エレクトロニック(自動演奏)とアコースティック(生演奏)を分けて聴いたりなんてしないもんです。当の3人がまずそうですから。その辺、今の若い世代は分け隔てなく聴く柔軟な耳を持った印象を受けます。生まれたときから既にYMO以降の音楽が存在していたからなんの抵抗も無いのでしょう。これも自分の身近で思った事ですけれど。

折角だから、最近の話題に便乗して、懲りもせずに、正月に書いたらくがきをここにも貼っておきます。反応が薄かったので(泣)。

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これを見て思うのが、自分にとってのYMOは、過去のまま止まっているんだなぁ…って。だってみんな若く書いちゃっているんですもん(苦笑)。

そういえば、ポリスも再結成するんだとか。



>>YMO/BGM

>>YMO/テクノデリック
今、自分の中で何よりもライヴとニューアルバムが一番待ち遠しいのはウンベルティポ(・トリオ)です。

昔、ティポグラフィカのライヴを1ヶ月に1回は観ていないと気が済まなくなる位にハマっていましたが、ウンベルティポ・トリオが今まさにそんな状態です。

レコーディングは済ませてあると言われている春頃に発売予定のニューアルバムがとにかく待ち遠しいです。現在編集作業中なのかな。「Fake Rose Garden」の様な、バンド向きではない曲なんかも今回書き下ろしで収録はあるのだろうか?月並みな発想だけれど、「UBT 14」にバンジョーの音を入れたりすると面白いだろうなぁーとか勝手に想像を膨らませたり…。

ライヴで聴き慣れている数々の曲をCDではどの様に聴かせてくれるのかが楽しみなのですが、個人的には、今堀氏独特のエディット感で音空間をねじ曲げてくれるのを期待しています。
ただ、前作「Joujoushka」の頃は、トリオとしてはまだ今程完成されていなかったためいじくり易かったと思うんですけれど、今やトリオの生演奏だけでも充分聴かせる程の、完成度の高い迫力のあるサウンドなので、これをいじくるのは容易な事ではないかとも思います。実際、最近のライヴではサンプラーをサウンドの核となる様な使われ方を前程しなくなってきている気がする位ですし。

でもそこをあえて今堀氏の感性でねじ曲げて欲しいなと。

しかし一方で、あれだけ迫力のある演奏を崩してしまうのは勿体ないと思うのも確かにあります。
だからこそ、ぜひライヴ盤でもリリースして欲しい。
トリオでの生演奏をライヴで聴く度に、これは音源として残しておくべき価値のある演奏だと思わされます。
「UBT 3」や「クローム襲撃」の様なライヴで進化していった曲なんかは、そちらの方がまさにもってこいだと思いますし。

とにかく、無事予定通り春にニューアルバムが発売される事を祈りつつ、今年に入ってからは初となるウンベルティポ・トリオのライヴに足を運びたいと思います。

本当は今日、2ndアルバム「Joujoushka」の再発予定日で、その事もコメントするはずだったのですが、また延期になったみたいです。
ウチにある初回盤なんですけれど、ポータブルCDプレイヤーの電池のフタが半開きになった状態で再生してしまい、そのため盤面にキズが出来てしまい音飛びして聴けなくなってしまったので、早く再発盤が欲しいんですけれど…

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昨日は、いつもの渋谷タワレコ5Fの一角で、シカゴ・アンダーグランドのロブ・マズレクのビッグ・バンド・プロジェクト、「エクスプローディング・スター・オーケストラ」と、2F J-POPフロアーで、先日紙ジャケ化された飯島真理の「Rose」を購入しました。

rose.jpg「Rose」は83年にリリースされた飯島真理の1stアルバムで、坂本龍一がプロデューサーでした。

このアルバムには、教授のプロフェット5をおいしく使っていた当時の音がふんだんに盛り込まれている印象があったのですが、今聴いてみるとそれほどでもありませんでしたね。

mrkyj.jpgとは言うものの、「BLUEBERRY JAM」や「ひまわり」辺りはやっぱりそのものです(いや、「ひまわり」はDX7の方がメインかな)。教授の押さえるコード感は、プロフェット5の音のやわらかさを引立たせますね。ギターのコーラスがかった音がそのプロフェットに溶け込ませているかの様です。いや、そういうわけでもないのかな。この頃の流行りの音でしたっけ。流行りといえば、時折入るシモンズの音が時代を感じさせますね。

tgtsh.jpg自分が当時特に好きだった曲が「MY BEST FRIEND」で、これは後藤次利のアルバムを紹介した所でも書きましたが、スラッピングがかったベースが気持ち良く跳ねていて(今聴くと、特に難しい事を演っているわけではないんだけれど)彼のベースに興味を持つきっかけにもなりました。ん~ダメだ、この曲ばっかりリピートしちゃう。でも本当いうとアレンジが歌詞のイメージに合っていないと思っているんだけれど。でも今思えば、そういうちょっとミスマッチな所も実は好きだった原因なのかも。

そういえば、彼女はこの数年後に、教授の「黄土高原」を歌入りでカヴァーしていましたっけ。

ちなみに、自分が子供の頃住んでいた町のとなりの町に彼女の実家がありました。
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