音楽がいくらあっても足りない。

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10月に観に行ったウンベルティポ・トリオのライブのMCで今堀氏が「吉田さんが歌いまくっている」と言っていたので、吉田色が強くなるのかもと予想していましたが、そんな事ありませんでした。それ位「吉田ヴォイス」はクセがあって個性が強いから、それだけで吉田ワールドに引っ張られてしまいそうになるんですよね。

それと、今堀恒雄の持っている独特のタイム感に吉田達也のドラムが挑むと、吉田達也のドラムではなくなってしまうと思ったので、今堀恒雄の方から合わせていくのだろうと思っていました。今堀主導の曲でも吉田の本来持っているドラム感に任せていくのだろうって。しかしそうでもありませんでした。確かに4曲目、9曲目辺りはもろルインズみたいだし、吉田色が強いものも中にはありますが、2曲目、12曲目なんかはまさに今堀特有のタイム感で、吉田達也がみごとにこれに挑んでいるんです。それでしっかり吉田達也のドラムになっている所が凄い。だからウンベルティポにはなっていない。という事で個人的にこのデュオの収穫を感じたのは12曲目ですね。吉田氏もアルバム発売記念ライブのMCで「(演奏するのが)困難な曲」と言っていましたし。8曲目や13曲目、15曲目のインプロも個人的に好きです。14曲目はマッツ/モルガンかと思いました(笑)。

このアルバムを聴いて自分が思い浮かんだ言葉は「カオス」とか「悪夢」です。気持ちのいい悪夢とでも言うんでしょうか。

でも朝から聴くアルバムじゃないですね(笑)。

[追記]

あと思ったのが、今堀恒雄独特のエディットで全体的にもっといじくっちゃって欲しかったなぁ。それこそ、吉田達也のドラムを殺す位の勢いで。それ位いじくったって、吉田達也のドラムはびくともしませんから(笑)。
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11/27(月)初台the DOORSにて行われた、今堀恒雄×吉田達也「Territory」発売記念ライブに行ってきました。
アルタード・ステイツをはじめ、多岐にわたる活動を繰り広げるベーシスト、ナスノミツルの企画によるイベント「即効音楽場」の1アクトとしてライブは行われました。

まずはKiller Mantis+ナスノミツルからライブは始まりました。
高岡宗紀の回すDJ/CDJはSE風でトリップ感漂い、藤掛のドラムはそのトリップへ導く“ノリ物”の様でした。ナスノ氏のベースもエフェクターのつまみを色々操作していたりして、2人のサウンドに上手く溶け込んでいました。

続いては、元SUPERCARの中村弘二と外山明、そしてナスノミツルのトリオで行われました。
中村のギターがスプリングエコーだかプレートエコーだかが深くかかったサイケチックな音で、これまたトリップを誘う様でした。しかし外山のドラムは藤掛の様な一定のリズムをキープする“ノリ物”とは違い、ただではノらせないよみたいな、まるでしゃべりの様でした。外山氏の近年のプレースタイルである“スタンディング”も途中から登場しました。自分はなんだかんだ言って、生でスタンディングを観るのは今回初めてでした。立つ事で身を乗り出す様になり、それがまるでグルーヴが前面に押し出されたかの様に感じました。ナスノ氏のベースは、ここでも出しゃばらずに、両者の動きを見守る位置でのエッセンスの注入の様な存在でした。

そして今回のメインになる今堀恒雄×吉田達也が次に行われました。
今までありそうでなかったこの2人の組み合わせ。
過去にもジョン・ゾーンのトーチャーガーデンなど、いろんな形で共演する事はありましたが、デュオという形は意外と初めてなのではないでしょうか。
吉田達也がサンプラーやキーボードを操りながらドラムを叩いて歌っていたのがなんか忙しそうでした。
オクタパッド(の様なもの)も仕込んでありました。
今回発売されたアルバムと同じ曲が演奏されたのですが、事前にアルバムを聴いていなくても、アルバムとそっくりに再現されているんだろうなぁと想像しました。しかもクリックも無いのによく複雑なリズムの曲をオケに合わせて演奏出来るなぁと感心させられました。さすがは両者ツワモノ。
途中、ドラムの音が左右のスピーカーをグルグルとパンで揺れていたり、フィードバックがキツくかかっていたりがあって気持ち良かったです。
最後にはナスノ氏を呼んでの3人での即興。ここでのナスノさんは一歩引いた演奏ではなくて、指数(笑)の多いノリノリの演奏でした。今堀氏はなんかいつもより楽しそうに演奏していました。

そしてアンコールは出演者全員参加によるフリー・インプロヴィゼイション。
ここで何が嬉しかったって、自分がプロフィールで好きなドラマーとして名前をあげている吉田達也と外山明のツインドラムが聴けた事です。ただ、外山氏はずっと吉田氏の方を見ていて、流れを見計らいながら上に乗っけていく様な割と手数の少ないドラムだったんですね。個人的には“乗っかる”ではなく“絡む”ドラムが聴きたかったんですけれども。まあ、それでも感激です。何年か前の吉祥寺MANDARA-2で行われたライヴ(確かサム・ベネットなんかも出演していたやつ)のアンコールでやはり出演者全員のセッションがあったんですけれども、そこで今堀氏と内橋氏のツインギター(あともう1人位ギターがいたと思いましたが)が聴けた時も感激しました。ああ、今堀と内橋のギターデュオも聴いてみたいなぁ。演ってくれないかなぁ。
そういえば、フライヤーにあったけれど、シカラムータのライブでも吉田/外山のツインドラムがあるんですね。聴いてみたいなぁ。

もう1つそういえばだけれど、MCで吉田達也が北村昌士追悼ライブにルインズ・アローンで出ると告知していたけれど、北村昌士が亡くなったのって、ガセネタじゃなかったんですね。
昨日(11/24)の夜、中野の Heavy Sick ZEROで行われた◎FS NIGHTに行ってまいりました。

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今回自分は初めての参加だったのですが、意外と年齢層が高めな方が目立ちました。まあ、自分もそうなんですけれどね(苦笑)。◎FSは、高年齢層が支えていた番組なのか(笑)…などと想像もしてしまいました。しかし◎FSは懐かしの洋楽ロックばかりを掛けていた番組ではなく、あくまでも現在(いま)のロックが中心でした。今回みなさんの選曲も、懐かしの名曲ばかりに偏っていたわけでは決してありませんでしたし。
それはみなさんが昔からの洋楽ロック好きではあっても、現在の洋楽ロックをもっと知りたいという欲求を持った、現在進行形の質の高い(◎FS)リスナーなんだからだと思います。
ただ、若者があまり目立たなかった理由は何なんでしょう?J-POPの質が高くなった(実際には、いろんな意味での器用な人が多くなっただけの様な気もしますが)事による、若者の洋楽離れなのでしょうか?いや、でもレッチリやレディオヘッドなどは日本でも人気が高いし、海外ミュージシャンの集う夏フェスであれだけの盛り上がりを見せているわけだから、そうでもないのか。未成年のオールナイトイベントへの入場規制が厳しくなったのも影響にあるのでしょうか?どうなんでしょう?
但し、若い方もいないわけではありませんでした。はるばる遠くからバスで来られたお若い方とお話しさせていただく事も出来ましたし。

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それにしても、知らない曲ばかりでした(汗)。みなさんがマニアックなのか、自分が無知なのか…いや、自分が無知なんですけれども(苦笑)。おそらくほとんどの方の選曲された基準が、有名所だと多分ダブるだろうから、誰も掛けなさそうなのでいこうだったのではないでしょうか。また、こんなにいい曲なんだから、皆が知らなくても、聴けばきっといいと思ってくれるに違いないと思って選んできてたりとか。

でもやっぱり、知っている曲が流れると嬉しいものですね。

「ロンドン・コーリング」とか
「シャウト・トゥ・ザ・トップ」とか
「1963」とか
「見つめていたい」とか
「ガーデン・オブ・アースリィ・ディライツ」とか
「ジャスト・キャント・ゲット・イナフ」とか
「マンチェスター」とか
「スリー・ライオンズ」「ワールド・イン・モーション」とか
(この2曲は敵国の応援歌だけれども)
etc…

フランツ・フェルディナンドや、マニックスは何度か掛かっていましたから、やはり人気が高いですね。

ブラーやオアシスも。これは掛からないとね。

意外とレディオヘッドはなかった様な…2つのフロアーを行き来していたから、全曲聴いたわけではありませんので、聴き逃したのかもしれませんが。

ニルヴァーナや、ワンダー・スタッフが掛かった時は、自分も昔、友達のバンドの手伝いでコピーした事があったから、その頃を思い出してしまいました。

今回みなさんが掛けたセットリストは、◎FSのサイトに後々アップされる予定だそうです。

自分は予告通り

ガツンフロアで、レッド・ノイズの「ART/EMPIRE/INDUSTRY」

マッタリフロアで、ティアーズ・フォー・フィアーズの「SECRET WORLD」

を掛けました。
レッド・ノイズを掛ける時、頭出しを失敗して、大恥をかきました(泣)

自分が選んだ曲は割と皆が知らなさそうなのでしたが(TFFは、アーティスト的にはメジャーな方ですが)今回参加して思ったのは、選んだ曲がどんなに皆に聴かせたい、知ってもらいたい位に素晴らしくても、皆の知っている曲の方が、その場が楽しめたのかもという事でした。

やっぱり、コステロを持っていけば良かった…(後悔)

ただ、みんなが知っているからって、媚びた様なマネはしたくないし、知っているかどうかに縛られるのもどうかとは思うので、その辺は難しい所ですけれどね。何を基準に「みんなが知っている」なのかも分らないし。

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それにしても今回、イベントそのものも楽しめましたが、何を掛けようか数日前から悩む“過程”も楽しめたので、ホント、参加して良かったと思っています。

しかし、自分途中で睡魔に勝てず寝てしまったのが失敗でした。

そういえば、1年前の今頃は、自分はエレグラを観に行っていたんですよね。今年、エレグラってどうなったんでしょうか?

[追記]


セットリストが◎FSのサイトにアップされていますね。こちら

やはりレディオヘッドは掛かっていたんですね。

ええ!ニュー・オーダーの「ビザール・ラブ・トライアングル」と「ヒア・トゥ・ステイ」続けて掛かっていたんだ!うわぁ~聴きたかったぁ~。
友達とカラオケに行く機会がある時自分は「ヒア・トゥ・ステイ」をよく歌うんですよ。歌い易いキーなので。
こう見ると、ニュー・オーダー結構掛かっていたんですね。

スクリッティ・ポリッティの「アブソルート」も掛かったんだ!これも聴きたかった。
これ掛けた方って、ガツンフロアでXTC掛けた方なんですね。

コステロを掛けた方もいたんですね。しかもビル・フリーゼルとのコラボからの曲とはシブイ!

カヴァー曲は掛かっていましたが、デペッシュ・モードが掛からなかったのは個人的にはちょっと寂しかったなぁ。最後にデペッシュ・モードを掛けようかみたいな話になっていたのに結局却下になってしまったのが残念。


[ブログ内関連記事]

>>いよいよ、明日は◎FS NIGHT!



いよいよ◎FS NIGHTが、明日にせまってきました。

自分は今回初めての参加になります。

◎FS NGHITは、参加者が1人1曲、お気に入りの曲を持ち込みで掛ける事が出来るのですが(◎FSではこれを“魂の一曲”という)、何にしようか先程まで悩んでいました。

掛けられるのは一曲のみなのですが、他の参加者とダブらなくてもいい様に何枚か持って行こうと思っています。

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デヴィッド・ギャムソン/シュガー・シュガー

ミニストリー/JESUS BUILT MY HOTROD (←鮫島先輩の次に良さそう)

YELLO/タイド・アップ・イン・ザ・ギア

なんかが最初いいなぁって思ったんですけれど、◎FSだからやっぱりUKモノがいいと思ったので、

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エルヴィス・コステロ/ノー・アクション

リップ・リグ&パニック/KEEP THE SHARKS FROM YOUR HEART

かんかも当初リストにあがったのですが、結局選んだのが、

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レッド・ノイズ/ART/EMPIRE/INDUSTRY

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スタンプ/CHAOS

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NEW MUSIK/SANCTUARY

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ティアーズ・フォー・フィアーズ/SECRET WORLD

に、なりました。

ティアーズ・フォー・フィアーズ(以下TFF)は、最初は「ペイル・シェルター」にしようと思っていたのですが、

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カート・スミスが13年振りに帰ってきて2年前にリリースされた「EVERYBODY LOVES A HAPPY ENDING」がすごく良かったので、このアルバムからの曲にしました。
カートが戻っても、決して同窓会みたいにはなっていなく、現在(いま)のTFFとして前進しているんです。前作より、いい意味で肩の力が抜けているっていうんでしょうか。ビートルズっぽかったりもするんですけれど、それが例えばビートルズっぽいXTCとは違う様に、TFFはやっぱりTFFなんです。
特に、このアルバムから選んだ「SECRET WORLD」は、KEAN好きなんかもきっといいと思ってくれると思うんです。若い◎FSファンにはKEAN好きは多いと思うし。
一応言っておきますけれど、別に自分は若者に媚びようと思っているわけではありません。その場を楽しみたいだけです。
そういえば、キアヌ・リーブスが主演の恋愛モノの映画で、KEANの音楽が使われていましたね。

ノリノリだったら、レッド・ノイズ

マッタリだったら、TFF

それ以外は、スタンプとNEW MUSIKで行こうと思っています。

「SECRET WORLD」って、おおげさにいうと、ティアーズ~なだけに、涙が出そうになる位ホントいい曲ですから、聴いてみて下さいよ。
(なんでこんなにいい曲なのに日本盤が出ないんだ!)



ちなみに、一緒に行く友達が選んだのは、

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リッチ・キッズ/リッチ・キッズ

ジェネレーションX/暴走世代

トム・ロビンソン・バンド/パワー・イン・ザ・ダークネス

KOMEDA/MORE IS MORE

だそうです。

◎FS NIGHTに行かれる方、明日の晩はみんなで楽しみましょう。
ミクシィからheavenさんの所で、面白そうだったのでもらってきました。

今回このバトンをもらってきて、これまでご紹介出来なかった自分のお気に入りのブログを、バトンを渡すと共に紹介出来る事にもなるので、とてもありがたいです。

それでは始めたいと思います。

■1.初めて好きになったアーティストは?
これはもう、文句なく、YMOですね。
自分はこれが原点ですから。

■2.初めて買ったCDは?

CDだったら、細野晴臣の「S-F-X」ですね。
「ボディ・スナッチャーズ」だけレコード盤とヴァージョンが違うのが買った理由なんですけれど、当時まだCDプレイヤーを持っていなくて、友達の家で聴かせてもらっていました。

■3.今持っているCDの枚数は?

1000枚超えてから数えていませんね。
本当は、1000枚超えた分、聴かなくなったのを選んで 中古に売っちゃいたいんですけれど。

■4.今一番好きなアーティストは?

ハンドルネームにしている位だから、とりあえず、ジャンゴ・ベイツ

■5.一番最近買ったCDは?

新谷良子「空にとける虹と君の声」

■6.普段言わないけど実は好きなアーティストは?

マイケル・ジャクソン。
ブレイクダンスの流れで、「スリラー」も昔踊っていましたから(笑)
でも、「デンジャラス」以降は聴いていません。
いまでも、ジャネット・ジャクソンの「コントロール」だったら、踊れるかも。
あ、そんな事誰も訊いていませんね。失礼しました。

■7.解散して残念だなぁ~って思うアーティストは?

そりゃあ、もうティポグラフィカですよ。
でも、現在のウンベルティポも好きだからなぁ…

■8.初めに思いつく一人のアーティストは?

ナイン・インチ・ネイルズ

■9.初めに思いつく二人組のアーティストは?

ティアーズ・フォー・フィアーズか、マッツ/モルガン

■10.初めに思いつく3ピースのアーティストは?

YMO …って言いたい所だけれど、それじゃ面白くないので、それ以外だと…
マサカーディス・ヒートTELEX、スラップ・ハッピー…日本だったら…ウンベルティポ・トリオ、4-D mode 1
う~ん、ひとつだけ述べるとしたら…マサカーかな…

■11.初めに思いつく4人バンドのアーティストは?

KRAFTWERKBOOWYかデペッシュ・モード。
自分にとってデペッシュ・モードは、アラン・ワイルダーがまだいた頃の4人組の印象が強いですね。
自分が知った時には、既にヴィンス・クラークはいませんでした。

■12.初めに思い付く5人バンドのアーティストは?

TORTOISEDEVO

■13.好きなサウンドトラックは?

「時計じかけのオレンジ(ウォルター・カーロス)」か「ブレード・ランナー(ヴァンゲリス)」か「銀河鉄道の夜(細野晴臣)」。

■14.最近一番よく聴いてる曲は?

ティアーズ・フォー・フィアーズの「SECRET WORLD 」
なんで今聴いているかは後日ブログに書きます。
(ホント、いい曲なんですから)

■15.音楽聴くときに使ってるものは?

ONKYOのFR-X9
これ、ウチのはしょっちゅう壊れるんですけれど、一回サービスセンターに持って行った時、受付の脇に同じ機種が何台も積まれて置いてあった…
不安になるから、ああいうのは見える所に積んでおくもんじゃないと思うんだけれど。

■16.好きなアルバムorシングルは?

NEW MUSIK」の「WARP」かTORTOISEの「TNT」
いまだに、どちらか悩む。

■17.今、一番気になるアーティストは?

アーティストの名前を見てワクワクするのは、純粋に今だったら誰だろう?と思って考えてみたら…
オウテカでした。


■18.今まで一番聴いたアルバムは?

NEW MUSIKの「WARP」

■19.一番好きな曲は?

一番…ってわけじゃないけれど、とりあえず
坂本龍一「Merry Christmas Mr. Lawrence~戦場のメリークリスマス」
初めて鍵盤で両手で弾ける様になりたいと思って弾ける様になった曲だからって理由で。

■20.バトンをまわす音楽好き5人

・araigmaさん

ティポグラフィカ、キリング・タイム吉田達也フレッド・フリスマーク・リーボーザ・ラウンジリザーズアンビシャス・ラヴァーズ、平沢進、後藤次利ファンつながり。

相手にしてもらっているブロガーの中では、一番、音楽の趣味が合います。
DJとアートもやられていて、創作楽器なども作ってしまう程、ご自身の表現方を色々持っている方です。
先日、高岡のライブ・ペインティング・バトルに参戦してきたばかりで、その作品が、富山大学 芸術文化学部 広報宣伝サイトにアップされています。こちら

>>アライグマランド

・高田さん

オウテカ、クリス・カニンガムファンつながり。

現役美大生。彼女は筆が早く、しかも完成度が高い。色彩鮮やかです。映画も沢山観ている方です。将来が楽しみな方です。

>>collageroom

・マレット公房さん

ジャンゴ・ベイツファンつながり。

札幌出身でベルリン在住のヴァイブ+マリンバ奏者の方。現地在住ミュージシャン達といくつものユニットで多方面に活動されています。
先日「KOKO」名義のニューアルバムが完成したばかりです。こちらで視聴出来ます。

ブログでは、彼女の手料理が沢山アップされています。ジャンゴ・ベイツのライヴの現地レポートは、ジャンゴの日本語情報が少ない中、とてもありがたく読ませていただきました。

<リンク:><下線>>>ジャズ from ベルリン

・miffinさん

スタンプ、デペッシュ・モード、フランツ・フェルディナンド、そして◎FSファンつながり。

ポルとタルボが中心のマペット達が、マニアックにUK中心のロックを紹介する番組「OUR FAVOURITE SHOP(◎FS)」の放送復活を共に願う間柄。
自分と世代がほぼ同じな、ロック、パンク、ニューウェイヴ好きな方です。
しかし、過去のロックにしがみついているのではなく、現在(いま)のロックもしっかり見つめる事の出来る方です。


(miffinさんへ)もしミクシィの方で既にバトンを受け取っていましたら、無視しちゃって下さい。

>>timelessblog

・紀伊さん

P-MODEL、平沢進、KRAFTWERK、ザ・バグルズ、テレックスファンつながり。

今回バトンを渡す中では唯一面識もあって、一番お付き合いの長い方。
P-MODELのファン歴は自分よりも長く、いろいろとお世話になりました。
ドライブと映画が好きで、南の地で家族と自営業を営みながら、日々、アンテナを張り巡らしている方です。

>>紀伊の日記

以上、loosecubeでした。
この前、ポール・モーリアの所でバリー・ホワイトの「愛のテーマ」の話をしていたら、無性に曲が聴きたくなってしまって、ためしにあのサイトに動画あるかなぁと思って検索してみたら…

ありました。

久々にここに貼ってみました。




う~ん、出だしを聴くと身震いがしてくる。


バリー・ホワイトと言ったら、最近(…って言っても大分前になるけれど)だと、「アリーmy Love」の中で、ジョンの頭の中で鳴っているシーンが有名ですけれど(「アリー」は好きでよく観ていました)、自分にとってバリー・ホワイトといったら、やっぱりこちらの「愛のテーマ」ですね。
空にとける虹と君の声 空にとける虹と君の声
新谷良子 (2006/11/15)
ランティス
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前評判のイメージから、割としっとりとしたアルバムなのかと思っていましたが、全体的に結構ロックしていましたね。ラウドに歪むギターもこれまでよりも更に目立ってきてる感じにも聞こえるし。

アーティストがアルバムを出す流れによくあるパターンが、

1st =とにかく勢いを大事に or 模索段階

2nd = 表現したいものが形になった

3rd = 次の段階

1st = 最初から完成度が高く、表現しきっている

2nd = 最初で出尽くしているからたいした変化は感じられない

3rd = 次の段階


これが、声優さんのアルバムにもそのまま当てはまるわけではないとは思いますが、どちらにしても、3rdはひとつのターニングポイントになると思います。

これまで持っていたイメージを更に拡大しようとしてヘタにあれこれと手を出すと、どれも中途半端になってしまい、反って自分らしさを見失ってしまう事になるし、かといって、これまでのイメージをただ続けているだけでは限界を感じてしまう。それだけ3rdは難しいアルバムだと思うのですが、そういう意味でもこのアルバムはこれまでのロックな気持ちは忘れないながらも、“次の段階”に見事開花していると自分は思いました。

着たい服と似合う服は必ずしも一致するというわけではない様に、本人がいくら表現したいものがあったとしても、違うものに挑戦したくても、それが作品として見合うだけの完成度があるのかっていったらまた別の話だと思うし、ヘタをすると恥をかく事にもなってしまう。その意味でも今回、プロデューサーやソングライターは、彼女が表現したいものの中から彼女の持っている魅力を上手く引き出していると思います。例えば、ただ歌を上手く歌わせるのではなく、彼女の持っている歌い方で歌わせているんですよ。タイトルナンバーの「空にとける虹と君の声」なんか、最後の方で、声が震えているんですよね。彼女のこの歌に対する想いが凄く伝わってきます。最後の10秒以上にも渡る無音部分にまで想いが持続しているのかとさえ思ってしまう程です。シンフォニックロックともいえる壮大なこの曲、これはR・O・N君が良子ちゃんにプレゼントした「試練」と「励まし」だと自分は勝手に解釈しました。しっとりとした曲なんだけれども、やっぱり彼女の歌は人に元気をあたえる応援歌なんだとここでも感じます。このスタンスはこれからも崩して欲しくないですね。自分もこれまで気にする事の無かった道端の花に目をやろうと思います。ただひとつだけ、最後の方でブレイク(何て言うんだ?専門用語が分かりません)する所に、ディレイかリバーブを深く掛けて余韻を残した方が、空の広大さがイメージ出来ていいのになぁとちょっと思いました。あと、この曲と、1曲目の「Precious Places」の2つは、どちらにもストリングスがフィーチャーされている事もあってか、表紙と裏表紙の関係にも感じられました。

今回は、コトバを大事に…と発売前からアナウンスされていましたが、自分、歌詞に対して理解力の乏しい人間なので(だから普段、平沢進の歌詞の世界/日本語の使い方を知ってしまうと、他が物足りなくなってしまうなんて、解った様な偉そうな事は本当は言えないんですが)、特に言及出来ませんが、コトバと言っても、歌詞の世界だけをいっているのではなく、コトバの放つ”響き“の事も言っているのだと思います。ラップもその一つだと思いますが、彼女の“早口ラップ”、これも、彼女の声優として持っている魅力が上手く引き出されていますよね。

でもやっぱり自分はオケの方にも耳がいってしまいます。凄くカッコいいのが「Trickstar's next Trick」ですね。ミクスチャーロックから、ブレイクコアにも迫る様な狂いっぷり。こういうの好きなんですよ。勿論そのカオスに絶妙に絡む良子ちゃんのラップもカッコいいですよ。ただ、月並みかもしれないけれど、“Trick”に引っ掛けて、オモテかと思ってリズムを取っていたら実はウラだった…みたいなトリックがあっても面白かったかも。
「STEREOLOVE」のリズムも気持ちいいですね。モタついたり、ノリノリだったり、同じBPMの中でシフトチェンジしていくのがいい。ベースもモワモワ感が心地いいし。

“コトバ”がキーワードですが、オケもそれを上手く演出していますね。「CANDY☆POP☆SWEET☆HEART」で説明すると、Aメロでの軽やかな気持ちをピチカートが、Bメロのちょっと不安な揺れた気持ちをポルタメントが演出しているし。軽めにチューニングしたスネアも軽やかな気持ちを演出しているかと思ったけれど、これは最近の流行りの音だからあんまり関係ないのかも。でも、それと対照的に感じる「たーめらわない~」の所のタムの音が、ドキドキ感を演出している様にも聞こえるし。
「another day」では、ツインドラムが奏でる位相の揺れの様な感覚から、“昨日”と“今日”の時間の揺れを感じます。

それにしても、良子ちゃんにはピチカートや、ティンパニーや、チューブラーベルの様な、オーケストラの音がイメージに合います。そういう、音色の選び方も彼女の魅力を上手く引き立たせていますよね。

あー、つい話が長くなってしまった。


よく3rdまでを「初期3部作」などと括られる事がありますが、この後、新谷良子はどう進化していくのでしょうか?
…って、まだ3rd出たばっかりなんだから、これをもっと聴き込まないと。

話しは変わりますが、「CANDY☆POP~」のPVを見て、KRAFTWERKの「テレフォンコール」のPVを思い出した自分は、こじ付け?
コレ↓
http://video.google.com/videoplay?docid=366982572623189358&q=kraftwerk


最後に、ウチのブログの新谷良子と関係ないエントリーのコメントの箇所で、うんですよんさんと、今回の新譜の事や、この前のファンクラブライヴの事などが語られているので、よろしかったらこちらも覗いてみて下さい。

参考資料 >>リッケンバッカー(ウィキペディア)

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最近買ったCD。
「マシンガン」と新谷良子、両方聴く人って、他にいるかなぁ…
(↑コレちょっと言ってみたかっただけ)
brmiivrss.jpg【in Lonesome nation】

夜9時20分からは、DVD「BOYCOTT RHYTHM MACHINE II VERSUS 」を、違う視点で捉えた再編集版の映像が上映されました。

出演者のほとんどが海外活動を経験している事から、そこで感じてきたものをインタビューの中からピックアップし、「in Lonesome nation」とタイトルにし、別の切り口で話は進んでいきます。

ナショナリズムを背負わされてしまう事への違和感を感じたり、客観的視点により見えてくる日本の音楽シーンの実情などがそこでは語られています。
例えば、半野喜弘からは、海外では第三国と見なされ、なぜ西洋風の音楽ではなく日本独自の音楽を演らないのかと言われてしまう事へのハンディキャップがあったり、スガ ダイローからは、韓国のジャズは、器用ではないが、発展途上な所に面白さがあるけれど、日本のジャズは、器用で完成されてはいるが、そこで終わった感じがしてしまい、面白さが無いなど。

他のインタビューでは、各アーティストが受けた影響なども語られていました。不破氏は「NO NEW YORK」、 SHUREN氏はシュルレアリズムやダダイズムの影響などがDVD+CDのインナーのプロフィールには記されていますが、それらも本人の口から語られていました。

また、菊地成孔からは、今回半野氏がチャンスオペレーションのカードを用いていた事が話のきっかけで、ジョン・ゾーンの「cobra」の解説があったりもしました。

インタビュー以外の映像では、それぞれの“VERSUS”から、プリ・レコーディングや、OKになるまでの何回ものテイクの映像が盛り込まれています。その流れを見ていくと、あらかじめ用意されていたものを最終的に使わなかったりっていうのもあったり。例えば、壁に映していた高木正勝の用意した映像を、演奏中に彼が「消して下さい」と注文していたり。

今回映像を観てきて、彼らのインタビューで頻繁に出てくる言葉の中で印象に残ったのが「カオティック」なのですが、インプロヴィゼーションを面白くするものは、“カオティック”が一つのキーワードになっているのは間違いないと改めて感じました。

この日は最終日という事もあって、「BOYCOTT RHYTHM MACHINE II」のアウトテイクCDが最後まで観た観客全員に配られました。そのCDの内容は、DVDの最後に演奏されている、REAL BLUE vs AxSxE + 片山智之の15分近くにも渡るフルテイクの音源でした。

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また、今回の上映とは関係ありませんが、サウンド&レコーディングマガジンの2006年9月号(ビョークが表紙)には、今回の“VERSUS”に携わったレコーディングエンジニアから、どの様にマイクをチョイスし、セッティングし、どの様にモニターを返し、どの様にして彼らの瞬間を録音していったかが語られていますので、興味のある方はぜひ読んでみて下さい。

REENTRY - BOYCOTT RHYTHM MACHINE II VERSUS 最終日_<了>
【トークショウ】

夜8時からは、外山 明、ラティール・シーに加え、西アフリカの魅力をご教授されている大学教授の鈴木裕之氏も交えてのトークショウが行われました。

ラティ-ル氏からは、日本に永住するまでに至ったエピソードや彼の感じた文化の違いなどが話され、外山氏からは、バラフォンに魅せられ、ギニヤに行って修行をするに至るまでの話をされていました。鈴木教授からは、西アフリカの文化を分かり易く解説していただき、他民族国家で言語(現地語)が違う中、昔から音楽は、コミュニケーションの手段としてなくてはならないものだったという事など、いろいろ教えていただきました。
現在のドラムセットが確立するまでに、どのような歴史を辿ってきたのかなども、外山氏と鈴木教授から説明がありました。

そんなトークの中、外山氏のアフリカ体験話で彼が向こうで感じた事は、アフリカの人達は、全てを受け入れてくれる寛大さがあるという事でした。それを聴いて自分がなるほどなと思ったのは、 SHUREN THE FIREとのセッションで彼が全てを受け入れていたのは、彼がアフリカで体験して学んできた事だったんだというのと、彼の普段のドラムに、モロなアフリカくささを(少なくとも自分には)感じさせないのは、アフリカンリズムの表面だけを習得してきたのではなく、内面から学んできたのだという事でした。

また、最後に鈴木教授から興味深いコメントがありました。

「大学で生徒から、アフリカの人達を救いたいのだけれどどうしたらいいのかとたまに質問されるけれど、本当に救われるのはどちらなのか?むしろ、我々が彼らから救われるべきなのではないのか?」

思い出しながらなのでかなり端折っていますが、要するに、経済が豊かなのと、心が豊かなのと、どちらが人々にとって本当に幸せなのか?という事です。

いろいろためになるトークショウでした。

最後にもう一つだけ。ラティール氏曰く、美空ひばりは、日本のディーバだそうな。



[ブログ内関連記事]

>>吉田達也+外山 明 drum duo 2007.7.8 shibuya o-nest

>>外山明トークとソロライブもちょろっと@アサヒ・アートスクエア(2009.06.13)

【断章7_SHUREN THE FIRE vs 外山 明】

19時より、「BOYCOTT RHYTHM MACHINE II VERSUS 」から「SHUREN THE FIRE vs外山 明」部分の拡大版映像が上映されました。
DVDではカットされていた部分のインタビューや、プリ・レコーディングの映像、OKテイク前の何テイクかの映像があったりで、それらを観ていくと、色々模索しながら最終的にあのOKテイクに繋がっていったのが分かっていきます。

DVDからも伝わってくる事なのですが、この映像を観ていると、SHUREN THE FIREの方に迷いが感じられる様に思えてしまいます。
外山氏の方は、心をオープンにして彼を受け入れているのに対し、SHUREN氏の方は、外山さんと演るからには、こちら側も最高のものを出したいという思いが強いのか、外山 明の凄さに対抗し得るだけのものがSHUREN THE FIREから出し切れず、焦っているかの様に見えました。
それを痛切に感じたのが、OKテイク終了後、何か不満そうなSHUREN氏の様子を見て、ディレクター(?)が、「納得いかないんだったら、もう一回演ってみてもいいんだよ」と言葉を掛けてみたものの、「いえ、もういいです」と続行を望まないシーンでした。その応え方が「いや~もう充分でしょうー」みたいな満足そうに断るのではなかった所に、彼は不完全燃焼だったのだろうか?と思わされてしまいます。

ただし、声一つで外山氏に挑んだのは度胸を感じるし、外山明のあの凄いドラミングを引き出したのはSHUREN THE FIREのラップからだと思うので、決して不足な相手ではないはずです。

凄いスキルやパワーを持った相手を目の前にした時、どう関わっていけばよいのか?
対抗意識を燃やすのか?尊敬の念を抱くのか?

その答えは外山氏のインタビューの中から見い出せる様に思えました。

「“ちゃんと演らなきゃ”っていう、前向きな部分は残してもいいんだけれど、そこに縛られるんじゃなくてさ」

「がんばらないで一生懸命演るっていうか…」

「そこで何も思い浮かばなかったとしても、何も浮かばなかった事が浮かんだわけだから、それをまずは受け入れないと。そうしないと、本当になにも浮かんでこなくなってしまうから」

思い出しながら書いているので、途中のセリフが抜けていたり、全く同じセリフではありませんが、要するに、相手が凄かろうが何だろうが、こちらはこちらの出せるもの、相手は相手の出す音全てをあるがままに受け入れればいいんだ…と、自分は解釈しました。

また彼はこうも言っています。

「音楽(なん)だからさ…」


この50分にわたる拡大版映像、自分、聴き逃した部分も結構あったと思うので、一回限りの上映とは言わず、アンコール上映、もしくは製品化を願いたい所です。

最後に、今回この“vs”にタイトルを付けるとしたら?の問いに対しての両者の答えを…

SHUREN THE FIRE…「X」

外山 明…「SHUREN君と僕」

「BOYCOTT RHYTHM MACHINE II VERSUS」が、「in Lonesome nation」とタイトルする軸の、別視点での再編集による映像で一週間渋谷のアップリンクファクトリーで上映され、そこから更に7組の対戦を1日毎に分け、50分に拡大しての映像も同時に上映されていました。

自分は最終日の外山 明 vs ラティール・シーのライヴ、トークショウがある日に観てきました。

【外山/ラティールライヴ】

ラティ-ル氏の大幅な遅刻により、外山氏のバラフォンソロでライヴは始まりました。
彼のバラフォンはこれまで横川ソロのライヴで何度か拝聴した事はありましたが、めずらしい楽器なので、今回も興味津々でした。
高速で音板の上をマレット(正式名称知りません)が駆け巡ったり、右手と左手からポリリズムが描かれたり、時には歌も歌ったり…その歌からすると、アフリカ現地の曲を織り交ぜているかの様にも思いましたが、彼以外のバラフォンの演奏を自分は聴いた事がないので、その部分も外山氏による即興なのか古来の曲なのかはちょっと分かりませんでした。

外山明のファンだったら、彼がアフリカンリズムの影響を強く受けている事は有名な話ですが、自分が普段から思うのは、アフリカくささをそんな感じないんですよ。自分はアフリカ音楽は全然詳しくありませんし、聴く人が聴けばモロなのかもしれません。でもそれは、外山明の中で消化し、外山明のモノになっているからだと思うんです。だから彼の奏でるリズムは様々なジャンルに違和感なく順応しているのではないでしょうか。今回彼のバラフォンを聴いてみて、彼のアフリカンリズムの影響を改めて感じたのと同時に、楽器を変えてもやっぱり外山明は外山明だっていうのが分かりました。

休憩を挟んで、いよいよラティールとのセッション。やはり2人以上になると、相互作用がはたらき、グルーヴに広がりをもたらします。しかし時間がなく20分くらいで終了。もうちょっと聴いていたかったです。

この後一度会場はクローズになり、夜の部の、映像+トークのセッティングが行われました。



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>>吉田達也+外山 明 drum duo 2007.7.8 shibuya o-nest

>>外山明トークとソロライブもちょろっと@アサヒ・アートスクエア(2009.06.13)
miffinさんのブログで知ったんですけれど、イージーリスニング界の巨匠、ポール・モーリアが亡くなられたんですね。

ポール・モーリアといえば、マジックショーのBGMでおなじみの「オリーブの首飾り」か、「恋はみずいろ」だと思うんですけれど、自分には「恋はみずいろ」のイメージの方が強いです。

自分は小さい頃、母親によく喫茶店に連れて行ってもらっていまして、そこでこの曲がよく流れていました。この曲だけが何故か印象に残っていまして、これを聴くと、その喫茶店の事を思い出してしまいます。ブロックくずしなんかも置いてあったその喫茶店は今はもう無くなってしまい、寂しいのですが。口がやたら赤くなるスパゲティーナポリタン、好きだったなぁ。

小さい頃の自分は、当時聴いた事のある有名なイージーリスニングの曲は、全てポール・モーリアだと思っていました。それ位、自分にはイージー・リスニング=ポール・モーリアのイメージが強くあります。これはイージーリスニングではないのかもしれませんが、自分は、バリー・ホワイトの「愛のテーマ」がバンドでコピーした事がある位好きで、これも当時ポール・モーリアの曲だとばっかり思っていました。ちなみに、アニメトピアのテーマソングにも使われていた「街角のカフェ」は、リチャード・クレイダーマンの曲だと当時思っていました。

昔、城 達也がナビゲートを務めていた「ジェット・ストリーム」も、「クロス・オーバー・イレブン」の流れで(局は違ったと思うけれど)一時期聴いていたなぁ。当時のヒット曲だった「スリラー」や「ライク・ア・ヴァージン」や、「アイ・ライク・ショパン」なんかもポール・モーリアはカヴァーしていましたよね。

懐かしい…

心からご冥福をお祈りいたします。
かたやオルタネイティヴジャズ、かたやクラブミュージックを中心に活動する、アーティスト達による即興演奏のぶつかり合いを収めたコンピレーションCD+ドキュメンタリーDVDです。

食べ物をまさに口に入れようとする瞬間、舌からヨダレがジュワッと湧き出ますよね。それを興味のある音楽を聴き始める行為に置き換えると、「どんな音が飛び出すのだろう」もしくは、「好きな音楽が今から始まる」という思いから湧き出るワクワク感と一緒だと思うんです。どちらもそれが受け入れ態勢なわけですから。
これがインプロヴィゼーションになると、演奏者側だけのものだった“緊張”も聴く側が共有する事になると思うんです。それが疲れるのか、気持ちいいのかは聴く人次第、もしくは状況にもよるのでしょうが、今まで食べた事もない料理が目の前に出された時と感覚が似ているのかもって思ったりもします。

bycttrhythmmchnii.jpgこのCD.+DVDはタイトルに“VERSUS”と記されていますが、そこには単なる異種格闘技だけではなく、対話や、共存もあります。
その中でも自分がもっとも“対話”を感じたのが、高木正勝 vs 南博のピアノセッションでした。
相手の話を聴かないと対話が成立しない様に、相手の音を聴かないとセッションは成り立ちませんが(あえて聴かないと言う“手段”も時にはありますが)、演奏中、瞬時に相手の音をそこまで深く感じ取っていたのかとインタビューを聴いて感心させられました。南氏がインタビューで彼(高木)のピアノがジャズ臭くなかったから面白かったと言っていましたが、自分も高木氏のピアノは好きでした。ミニマルっぽいっていうか、フレーズの繰り返しが基本なんですね。それって普通、それっぽく聞こえるからごまかしが効くものなんですけれど、彼の場合、薄っぺらさはなく、知性を感じさせるんです。そこが好きでした。あと失礼ですけれど、インタビューの映像を観ていて、高木氏って人なりがカワイイなって思いました(笑)。いや、自分は決して男好きではありませんから。

人間関係にありそうなシチュエーションを彷彿とさせたのが、菊地成孔 vs 半野喜弘でした。人が人の輪の中に入る。そこで挑発を受けたり、揺さぶられたり、何かしらのアクションで探りを入れられ、試される。その時、菊地成孔だったらこう関わる。半野氏は迎え入れる側、菊地氏は訪れる側。半野氏によるあらかじめ用意されたシチュエーションの中で菊地氏はどう反応するのか。逆に半野氏からはあまり反応という部分は感じさせませんでした。名前は“ハンノ”なんですけれどね(寒!)。

“VERSUS”という言葉を鵜呑みにして言うと、対戦した両者はほぼ互角に自分には感じられました。対戦する一方に若手が多いのですが、負けていません。それを特に感じたのが最後のDJ、ドラム/パーカッション対決でした。DJ KENTAROはエッジのキレた攻撃的なスクラッチで先制し、DJ BAKUは間合いを見計らった絶妙なタイミングでエネルギーを注ぐ。自分、普段DJモノは聴かないのですが、これはホントカッコいいと思いました。

最初にも言いました様に、インプロヴィゼーションは、聴く側にも緊張感が共有されるため、気軽に聴けるものではないと少なくとも自分は思っていたので、今回、購入を後回しにしていました。しかしいざ聴いてみるとそんな構える必要はありませんでした。緊張はあるけれど、どれも皆引き込ませてくるだけの満足感と言うか、気持ちよさがありました。CDやDVDを視聴しながらこの文を書いていたんですけれど、そこでも引き込まれてしまい何度もキーを打つ指が止まってしまいました。

ただし、視覚からの方が入り易いと思ってDVDを先に観たのは失敗でした。というよりもったいなかった。インタビューや映像などの情報から受ける先入観を持たずにCDを聴いてまずそこで自分なりに感じ、それからDVDを観た方が、より楽しめるのではないかと思いました。先に述べた各々の感想だって、DVDのインタビューから情報を得た後に感じた事を書いていますから。

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>> REENTRY - BOYCOTT RHYTHM MACHINE II VERSUS 最終日

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