音楽がいくらあっても足りない。

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  DAF/DIE KLEINEN UND DIE BO¨SEN

DAF1.jpg DAFと言えばガビ・デルガド(vo)とロベルト・ゲール(ds)の2人になってからの、ほとんどがシンセベースとドラムとヴォーカルだけの反復ハンマービートでスタイルを確立してからの方が高い評価を得ていますが、これはその前の、ヴォルフガング・シュペルマンス(g)とクリス・ハース(syn)がまだメンバーにいた頃の、過激でノイジーでパンクだった80年リリースのアルバムです。

 ガビの感情的に叫ぶヴォーカル、クリスのチープだけど怪しいシンセ、ヴォルフガングの調子っ外れの狂ったギター、ロベルトのまだ同期しきれていない前につんのめったドラム。この4人の醸し出す音はとてもテンションが高く、みんなイカ○ています。この4人のだれか1人でも欠けたらありえなかったキセキの音です。

 このアルバムはDAF名義では2枚目にあたるのですが、1stではまだ模索段階的な、とりあえず自分達の音を出してみようといった印象を受けるのですが、ガビが加入する事により、ガビの発するヴォーカルに触発されて皆が独自の持っている音をいい具合に引き出されて完成したのがこの2ndなのだと思います。

 一聴するとみんな適当に出したい音を好き勝手に出し合っているだけな感じにも聞こえるのですが、各々の出す音に各々が反応し、「オ、そうきたか、じゃあこっちはこうだ」みたいな掛け合い、いわゆる“セッション”から生まれて出来た、ちゃんと作られた音の様な気がします。maumau.jpgギターのヴォルフガングが抜けて自身が結成したバンド「MAU MAU」のアルバムを聴くと、彼のいい意味での“壊れた”ギターがDAF程発揮されていないのですが、それは反応(セッション)する相手の違いなんだろうと思います。まあ、そこでは方向性を変えたっていうのもあるのかもしれませんが。

 曲によっては後の“2人DAF”やクリスのリエゾン・ダンジュルースで見られる単調ビートの片鱗も見え隠れします。

 このアルバムは前半がスタジオ録音で、後半がライヴ録音に分かれています。特に面白いのがライヴの方で、とにかくテンションがもの凄く高い!。ガビのヴォーカルなんか聴いているとつい笑ってしまうのですが、いや、彼は決して笑いを取っているつもりでは全く無く真剣なんですよ。なんて言ったらいいのかなぁ。「いーよー、好きだよー、そういうの」っていう笑いって言えば分かりますでしょうか。

 この頃のDAFの類似性を当時のスロッビング・グリッスル辺りから見い出すよりも、個人的にはポップ・グループなんかに近いものを感じますね。そう、この頃アメリカにはDNAがいて、UKにはポップ・グループがいて、西ドイツにはこのDAFがいたのです。

DAF2.jpg このアルバムには未収録で、卓球氏曰く「ノイエ・ドイチェ・ヴェレ(ジャーマン・ニューウェイヴ)のアナーキー・イン・ザ・UK」と称したDAFの代表曲でもある「ケバブ・トラウマ」をこのメンツ(+ベーシスト)でも演っていてシングルを出しているのですが、“2人DAF”のヴァージョンよりも荒削りっぽさがあってオススメです(ヴォルフガングのフランジャー掛かったギターが聞けます)。因にB面はこのアルバムにも収録されている曲「Gewalt」のスタジオ録音ヴァージョンです。
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  NEW MUSIK/WARP

warp.jpg 80年代にa~ha、ネイキッド・アイズ、キャプテン・センシブル、マリ・ウィルソン、B-52's等をプロデュースした事でも知られるトニー・マンスフィールド(vo,g,syn)のバンド、ニュー・ミュージックの82年にリリースされた3rdにしてラストのアルバムです。

 ニュー・ミュージックの曲はほとんどが8ビート、ギター・コードのストローク、シンセの白玉と演奏が割とシンプルなのですが、とてもメロディアスでポップを感じさせ、良質で聴く側に馴染み易さを与えてくれます。但し編集には実験的で、テープの逆回転やらピッチの変速やらいきなりのブツ切りといった乱暴振りが随所で伺えるのですが、これがこどもの仕掛けたいたずらの様で引っ掛かった側(聴く側)も「やったなー」って言いたくなる様な微笑ましさを感じてしまいます。


 1st~2ndまではドラムが生でベースギター奏者もいたのですが、このアルバムからドラムをシモンズに換え、ベースをシンセベースに換え、サンプリングを導入し、それまでのバンドスタイルからよりエレクトロニクス色の強いサウンドに変貌しています。サンプラーを導入する事によりトニーの実験心がより深まったといった感じでしょうか。逆回転技はここでも健在です。

 アレンジは今作もシンプルで音数は少なめ(な感じに思わせるすっきりとしたもの)で、ギターもここではやや控えめですが、その控えめさ加減が効果的で逆に曲を引き立たせています。(と言いながらも1曲目からギターのカッティングですが…)反復性も今作では強く、前半と後半に分けてノンストップで曲が繋がってもいます。

newmusik2.jpg リズムには今回特徴的な“跳ね”を感じさせるのですが、これは今作から加入したクリフ・ヴェナー(perc,vo)の功績がもしかしたら大きいのかもしれません。収録曲の先行シングルと、本作のリズムの違いを聴き比べると、クリフの力量が徐々に発揮されてきている様な気が何となくします。

 アナログシンセの名器、プロフェット5の特徴でもあるフワッとしたくすんだ音色がこのアルバム中随所で包み込んでいます。

 曲名にシュールなものが多かったり(「惑星は気にしない」…なんだそりゃ)、歌詞も規則的に単語を並べてみたり(「I Repeat」の「I 何々」とか、「Warp」での「system」の連呼など)コトバの選び方からにもこのバンドの面白さを感じさせます。

newmusik3.jpg ビートルズのカヴァー「All You Need Is Love」の収録に、同じタイトルのトニーオリジナルの曲も並んで収録されているのですが、こちらではアコースティクギターのストロークの上にヴォーカルの美しいハモリが乗り、それに絡むヴォコーダーのコーラスが有機的に作用するという、ビートルズのとは引けを取らない位の美しさを持っています。

 「Here Come the People」の、水の跳ねたサンプリング音がリズムを刻み、最後にそれがループした時の美しさは、CD化されボーナストラックとして収録されたこの曲のシングルヴァージョンがアルバムの終演として締めくくっています。

 このバンドにある、シンプルな中にも満足感をを感じさせる要因は、遊び心のある実験心が盛り込まれているのと、ここぞという所で刺激するツボをよく心得ているセンスがあるのと、そして何より、良質な“ポップ”であるという所です。そう、ニュー・ミュージックはここでもしっかり“ポップ”なんです。以前ポール・マッカートニーがエルヴィス・コステロと共演した時に「あなたは難しいコードを使いすぎる」と指摘したと言います。それはメロディーそのものが良ければ余計な装飾はいらないという事だと思うのですが、ニュー・ミュージックにもそれ位の良質なメロディーを持ったポップセンスがあります。

 あと個人的にトニー・マンスフィールドの歌声が大好きなのですが、彼はポップなメロディーに合った声質をしているのだと思います。それこそ、ポップじゃない曲でもトニーが歌えばポップに聞こえてしまうかの様に。因に高橋幸宏の「What, Me Worry?」に収録の「Disposable Love」でBメロを歌っているのはトニーです。

 ただこのアルバムは全般的にドラムがシモンズなので、その辺で古くささを感じさせるのは否めません。今や「オーケストラヒット」「ゲートリバーブ」と共に今使うと恥ずかしい音になってしまった感のあるシモンズ。個人的には好きな音なので気にならないのですが…

 これも個人的な話ですが、無人島に1枚だけ持って行くならこのアルバムと決めています。沢山の音楽を聴いてきてなぜこのアルバムなのかは自分でも疑問なのですが、他のアルバムを諦めてでもこれを持って行きたいと思わせる魅力がどこかにあるんです。ただ、TORTOISEのあの美しいアルバム「TNT」も捨てがたくなってきているので最近悩んでいます(笑)。shinobu1.jpg

 余談ですが、成田忍の「SHINOBU」名義のソノシート盤「CERAMIC LOVE」は、このアルバム「Warp」の影響を強く受けているのでオススメです。個人的には同曲のアーバン・ダンスの1stに収録されているヴァージョン(幸宏プロデュース)より好きです。
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 もう一つ余談ですが、1stの「from A to B」に収録の「Straight Lines」を聴くと自動車のCMのBGMにピッタリだといつも思うのですが、どこかで使ってくれないでしょうか



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>>「ワープ」についてのloosecubeのつぶやきまとめ


  THE HONEYMOON KILLERS/LES TUEURS de la lune de miel

thmnklrs.jpg ベルギーのクラムドディスクより、設立者でもあるアクサク・マブールのマルク・オランデル(key,sax)とヴィンセント・ケニス(b)が、母体となるイヴォン・ヴルマン(vo,g,sax)のバンドと合体、そこに紅一点のヴェロニク・ヴィンセント(vo)も加わり結成されたザ・ハネムーン・キラーズの、82年にリリースされた唯一のフルアルバムです。

 フランス語を言語にしているためフレンチ・ニューウェイヴにも聞こえるこのバンドは、イヴォン ヴォーカルのパンクの様なテンションの高いものからヴェロニク ヴォーカルのフレンチロリータ風なものまで色様々で、エンターテイメント性のあるおちゃらけたポップバンドといった感じです。

 と言ってもただのおちゃらけバンドではなく、そこにはシリアスな方向に行き過ぎる当時のロックに対するアンチテーゼが込められているので、音楽的にはしっかりしていて毒があります。アクサク・マブールの強者2人がいるからにはただのつまらないバンドでは終わりません。

 イヴォン(かジェラルド)のギターにはクセがあって、まるで初期XTCのアンディ・パートリッジの様です。

 マルクの弾く1曲目のオルガンソロなんかは、これまた初期XTCのバリー・アンドリュースや、初期ラウンジ・リザーズのイヴァン・ルーリーに負けない程の狂いっぷりです。

 ヴェロニクの容姿をジャケットなどの写真で見る限りでは決してロリータ風には見えないのですが、彼女は元々モデルで歌手経験が無く、その素人くさくてぎこちない歌がうまい具合にロリータ・ポップ風になってしまっている感じです。

 とても面白いバンドですが、もしかしたらクレプスキュール好きなんかがこれを聞いても安っぽく聞こえてしまうのかもしれませんね。
 

 CD再発に伴ってボーナストラックとしてアクサク・マブールの曲を演奏した当時のライヴテイクが付け加えられているのですがこれがまた面白く、アクサクの頃のチェンバーロックっぽさを残しつつも、キャバレーくさくもあり、ノイジーでもあるという、なんともいかがわしい音でユニークです。

尚、同名のパンクバンドかなんかが存在しますが、このバンドとは全然関係ありません。

 また、このバンドや他の個性的で多国籍なアーティストの作品を数多く輩出するクラムドディスクですが、ここからリリースもしているベル・カントバイクマンさんのブログで紹介していらっしゃいます。
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マドンナのコーナーに、このアルバムが入っていたら、この人の仕業と思って下さい(笑)

ネタがなくなってしまったので、これでとりあえずレコードコレクターのまんがを終わりにします。
また何かネタが出来たら書きます。
 今日は休みがとれたので、秋葉原のソフトショップでの新谷良子のDVD手渡し会に行こうと思ったのですが、ウェブで調べてみたら先着60名と記されていたため、あきらめました。

 アニメDVDには興味が無いけれど、良子ちゃんを目の前で見れるのなら買ってもいいかなと思っていたのに…残念。

 そんな当日に行けば人気声優に簡単に会えるってもんじゃないんですね。

 今日は家でまだ見ていないサッカーや映画のビデオを見て過ごしました。

 明日はジャパンカップ(自転車ロードレースの方ね)なんだけれど…仕事で行けない…(泣)
 以前「tied & tickled trio/ea1 ea2 rmx」をオススメした時に最近のリミックスについて少し話をしましたが、ここでもう少しそれについての話を続けます。

 最近のリミックス盤はあまり興味が無いとそこで話をしました。理由はそこでいくつか述べましたが、ここで付け加えると、最近のリミックスって「する側」と「される側」だけが楽しめて「聴く側」を無視している事が多い様な気がするんです。リミックスする側にとっては「この原曲をどう料理してやろうか」っていう楽しみ方があるし、される側としては「自分の曲がどんな解釈で返ってくるんだろう、なるほど、そういう解釈か」っていう楽しみ方があると思うのですが、これは双方のやりとりという“プロセス”で楽しめるからであって、“結果”だけでしか体感出来ない聴く側にとっては、そこまでは楽しめないというのが事実だと思います。

 では聴く側も原曲にそれなりに思い入れがあればリミックスされる側に回れるのではないだろうかというとそうではなく、される側というのは「原曲を作った側」とも言い換える事が出来るので、いくら聴く側に思い入れがあったとしても作った側に回る事は出来ません。

 そもそも「曲を作る側」と「それを聴く側」という、ある意味「当事者」的にあった関係が、リミックスが入ってくる事によって「聴く側」が「第三者」的な立場に変わってしまうのだと思います。

 「第三者」が「参加者」になるのにはここでは限界があるという事です。

 それだったら、最近のリミックスはリミキサーの個性が強いものばかりなので、リミックスされる側を主軸に置くよりも「好きなアーティストが手掛けたリミックス」という単位で追っていった方がむしろもっと楽しめるのではないのでしょうか?要は原曲を後回しにするという事です。その方が上記の様な立場から少しは解放されると思います。

 何年か前にエイフェックス・ツインが過去に手掛けたいろんなアーティストのリミックスをまとめたアルバムがリリースされた事がありましたが、同じ様なアルバムをオウテカF.X.ランドミッツがそれぞれリリースされる様な事があれば、原曲を聴いた事が無くても絶対買いますよ。

 前回でも言いましたが、なんだかんだ言ってリミックスも原曲も甲乙付けがたい位素晴らしいっていう例外も中にはあります。しかしそういう“当たり”はごく稀なため個人的には原曲単位で「リミックス」と聞いてもワクワクさせるものではもうなくなりました。
 グランツールでツール・ド・フランス以外だったら近年はジロよりもヴエルタの方が好きだったのですが、今年のはあんまり真面目に観ていませんでした。総合優勝が第15ステージでほぼ決まってしまったのや、期待のヴァルヴェルデが痛めた膝が完治せず出場しなかった事も多少理由にはありますが、CATVの放送が中途半端だったのが冷めてしまった要因です。

 毎ステージ2時間枠を設けている筈なのに、ステージによっては45分、中には30分なんていうのもありました…いきなりレースの終盤から始まって、え、もう終わり?なんていうのがしょっちゅうでした。確かに中盤大きな展開も無くまったりしたレースが続く時もあって省きたくなるのは分かりますが、今回ステージによってはレースに大きな動きがあったのにもかかわらずそこから放送せず、実況の状況説明だけで済ませてしまうのもあってちょっとがっかりでした。それだったら、とりあえず実況解説を一通り録っておいて、それで大きな展開の有る場面だけあとで編集してくれた方がまだましだったのに。

 あと前半のステージで栗村監督の解説が無かったのもちょっと寂しかったですね。第19ステージの残り数キロでステージ優勝争いに選手が数人に絞られた時、そのメンツを見て栗村監督が「ゲルマン系対ラテン系の争いですね」と解説したんですよ。栗村監督じゃなければこんなコメントは出てこないなぁって思いました。選手同士の駆け引きの心理が又違った形で見えてくる参考になる解説でした。

 今年の総合優勝はロベルト・エラスでした。これでヴエルタの総合優勝を通算4勝をあげた事になります。ここ近年のヴエルタは最後まで総合優勝者が誰になるか判らない位の接戦が繰り広げられてきたので、今年は第15ステージでほぼ決着がついてしまい少し面白味に欠けるんじゃないかって思いがちなんですけれど、エラスは第12ステージで落車してしまい、ひざを何針も縫う怪我を被ってしまったのにもかかわらず、決してアシスト任せじゃなく自ら果敢にアタックをし、(勿論、スカルポーニをはじめとするアシスト達の尽力もあっての事なのですが)ステージ優勝や、苦手なTTで好成績を収めるなど、つまんない勝ち方はしていないので見所があって面白かったです。

 それにしてもライバルのデニス・メンショフ、残念でしたね。途中で何回かリーダージャージを着る事があったのですが、表彰台に上る姿を見る度に、えらい老けて見えるなぁって思っていました(笑)2年前のツール・ド・フランスで新人賞を獲得していた位だからまだ若い筈なのに…やっぱりロードレースって過酷なスポーツなんですね。

 果敢なアタックと言うと、総合4位のフランシスコ・マンセーボががんばっていました。アタックしても意味が無い…ではなく、やるだけやってみるという意気込みが感じられて、思わず応援してしまいました。第10ステージではステージ優勝も。意外にも彼、グランツールではこれが初優勝なんだとか。

 ワイルドカード勢ではコムニダート・ヴァレンシアーナが活躍してくれました。第14ステージではヒメネス、第17ステージではケサダ、第20ステージではプラサがそれぞれステージ優勝を果たしました。ケサダ、パスカル・ロドリゲス等逃げも結構多かった印象があります。チーム総合優勝も果たしました。

ペタッキ、最終ステージでギリギリ1位になる計算になるスプリントポイントを中間から確実に稼いでいき、ゴールも制し見事スプリント賞をゲット。今年のヴエルタのステージ優勝も通算5勝目。世界選手権に向けて次々とスプリンター達がリタイアして行く中での賞だからガチンコ勝負みたいにはならなかったけれど、サッカーでも同じ事だけど取れるべき所はきちんとしっかり取っていってくれてたので、気持ち良かったです。

 アクシデント…というか、気の毒な勘違いも有りました。第13ステージのゴール争いで、アルディラ(コフィディス)がゴールラインを超えたと思ってガッツポーズをしたら、そこは山岳地点だったらしくて、そこで遅れをとってサンチェス(エウスカルテル)にゴールを譲る羽目になってしまったなんて事が。

 何と言っても個人的に嬉しかったのが、ロベルト・ライセカが第11ステージでステージ優勝をあげた事ですね。表彰台にあがっている時相変わらず険しい顔をしていました(笑)

 マクギー、グランツールで唯一手にした事の無かったヴエルタのリーダージャージを途中ステージでゲット。おめでとう。

 山岳賞を獲得したホアキン・ロドリゲス(サウニエル・ドゥバル)は、個人的にはあんまり印象がありませんでした(ゴメンナサイ)。

 こう書いてみると、今年のヴエルタもなんだかんだ言って面白かったですね。
これで今年もグランツールはすべて終わり。残りのクラシックレースを楽しむだけとなりました。

 今年のジャパンカップ、クネゴやマンセーボも来る予定だし凄く行きたいんですけれど、今年も行けないなぁ~(泣)もし行けたら写真いっぱい撮ってきて、このブログに載せるつもりだったのに。
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都内のCDショップでスケルトン・キーのCDがきれいに並んでいたら、この人の仕業と思って下さい(笑)
パレ・シャンブルグの所で自ら“ポップ”について問題提起しておきながら答えられなかったので、今日はそれについて考えてみます。

 “ポップ”について何らかの文献を読んで確認したわけではないし、それについての講習を受けたわけでもないので、勘違いな発言が出るかもしれませんが、(もしそうだとしたらご指摘ください)自分なりに“ポップ”って何なのか考えてみます。因にここでは音楽に限り、アートは除きます。

 そもそもポップの語源って「ポピュラーミュージック」から来ているとは思うので、「大衆受けする音楽」すなわち「大衆が聞いていいと思える音楽」と言い換える事が出来ると思います。そして大衆にいいと思わせるには、そこに「聞き易さ」が必要になってくると思います。

 では「聞き易さ」とは何なのか。今まで聴き易かった音楽って何だったのか。これだけ数多く音楽が存在するのに、ほとんどの曲は四拍子、ドラムに関して言うとスネアが2拍、4拍に入るパターンが多いですよね。これって、リズムが取り易い、演奏し易い(歌い易い)って事もあるとは思いますが、人間にとっての気持ちいいツボを刺激するパターンを平均化していった結果だと思うんです。別に「四拍子」「2拍4拍にスネア」がなければポップと呼べないというわけではなく、他にもコード進行、メロディー、音色、アンサンブル、響き、演奏等、これらから気持ちいいツボを平均化したパターンがどれかでも作品の中に含まれ、尚かつその要素の比率が割と高め、又は重要な要素として盛り込まれていればポップと呼べるのではないかと。

 もしそれが正しいのだとすれば、その平均化したものが個人的に気持ちいいと思えない人にとっては何を基準に平均化と言っているのかが判らないのではないかとここで思うかもしれません。その場合、基準というよりも、例えば…これは変な例えになるかもしれませんが、異性のタレントやモデルなどに、個人的に好みではなくても、世間的に見れば美形なのは認めるっていう事があると思うんです。それをそのまま音楽にあてはめてみれば判るのではないでしょうか。(そうすると、世間的にみて美形と呼ばれる人は皆“ポップ”という事になってしまうけれど)

 異論が有るかもしれませんが、これが一応自分の考えてみた結果の“ポップ”です。

 みなさんも一度、自分にとっての“ポップ”って何なのかを考えてみてはいかがでしょうか?
この試合も家のCATVでは観れないので、スポーツバーで観ました。結果は…

 0-1 敗退。

残念です…。

もう寝ます。 
元々自分は、自分のオススメするアルバムを紹介するホームページを始めようと思っていました。
その時、架空のキャラクターを管理人に見立てるつもりでもいました。
そして、そのキャラクターのまんがも載せようと計画していました。
これはその時に計画していたまんがをせっかくだからこのブログに載せてみようと思って書いてみました。ヘタクソですけれど…

因にまんがの主人公のモデルは自分ではなく、職場の上司です。

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 今日、職場の後輩のバンドのライヴを観に、高円寺のライヴハウスまで行ってきました。
環七をほぼまっすぐ行けばいいので、自転車で行きました。3、40分位かかりました。

 高円寺に行く時にはいつも寄っている「マニュアル・オブ・エラーズ」という変わったものが多く置いてあるレコード屋にも行こうと思ったのですが、また移店したらしくて場所が判りませんでした。西新宿もそうだけど、中古レコード屋って、ちょっと行かないとすぐ移店してしまいますよね。ウェブで調べとくんだった。

 そしてライブハウスに入ったんですけれど、いやーみんな若い人ばっかりで、おそらく自分が一番年上なんじゃないかと思いました。

 こんな所で歳を感じるなんて…。
stacka1.jpgアルバムのカテゴリーですけれど、今回は12インチシングルのオススメになります。

f.x.randomiz=フェリックス・ランドミッツの音を自分が初めて耳にしたのが2000年のマウス・オン・マーズの来日公演のオープニングアクトの時で、1台のPowerBookG3から放たれた刺激的な音が忘れられず、後日彼のレコードを探しに行きました。そしてみつけて購入したのがこの「stack」でした(1999年リリース)。そしてこれがまた刺激的でした。超変態エレクトリックサウンド。脳の中に電子音が入り込み暴れまくってもう頭クラクラ状態。たちまち彼のサウンドの虜になりました。A面の「dd-kito」なんか通常使われる様なキックもスネアも入っていないのにダンサブル。グチャグチャに飛び交う電子音でちゃんとノる事が出来るのです。
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 そのメチャクチャ振りは近年のオウテカのサウンドにも似ていますが、オウテカの場合、乱暴とか強引さを感じさせるのに対し、f.x.の方は、まるでコンピューターが急に暴走をし始めたかの様な狂いっぷりです(それで踊れるんだから凄い!)。この12インチだけに関して言うのならば、電子音を料理する腕前はオウテカよりもf.x.の方が上を行ってると思います。

 f.x.は97年に「goflex」というアルバムも1枚リリースしています。「stack」程刺激的ではありませんが、そこではかなりセンスのいいエレクトロニカをやっています。最近のは誰が演っているのを聞いても同じ音に聞こえてしまうエレクトロニカですが、彼はそんな他のものとは一線を画す位、電子音の扱い方の妙技を感じさせます。

 彼は他にもマウス・オン・マーズのヤン・ヴェルナーとのユニット「デュー」や、シュラムパイトチガーとのユニット「HOLOSUD」などもやっていますが、他のアーティストと組むやつはなんかイマひとつ彼の魅力が発揮出来ていない気がしてしまいます。相手に遠慮しちゃっているのか、引きに回っているのか…

 とにかく自分にとってもはやf.x.は、マウス・オン・マーズよりも、オウテカよりも次回作が待ち遠しいアーティストとなりました。がしかし、たまにオムニバスで曲を提供する程度で、シングルすらリリースする気配が全然なくて残念なのですが…。

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C-SCHULZ&F.X.RANDOMIZ/DAS OHR AM GLEIS

tipotike.jpg おととい久々にウンベルティポ・トリオのライヴを観に新宿ピットインまで行ってきました。2ndアルバム「Joujoushka(ジャジューシュカ)」がリリースされてから観るのは初めてになるかな。

 一応説明すると、ウンベルティポは今や伝説となったバンド、ティポグラフィカのリーダーだった今堀恒雄(g,prog)がティポを解散してから始めたソロユニットで、(ひとりティポグラフィカって意味らしい)1stをリリースした頃はゲストミュージシャンが流動的で模索段階的なイメージがありましたが、2ndでようやくスタイルが確立してきました。 

unbeitipo1.jpg 2ndの話をしますと、このアルバムを例えるのによく「フランク・ザッパ・ミーツ・スクエアプッシャー」と書かれる事が多いのですが、個人的にはオウテカ好きにもオススメしたいですね。ただオウテカをクラブミュージックの延長として聴いているのではなく(本人達はクラブミュージックの延長として作っているんだろうけれど)空間ねじ曲がり系として聴いている人にオススメなのですが。

 そう云う打ち込みサウンドと、ナスノミツル(b)と佐野康夫(ds)とのバンドスタイルの2種類にこのアルバムのサウンドは分かれています。

 それでおとといのライヴはそのバンドスタイルの方なのですが、今堀氏の最近のちょっとサイケっぽい格好も手伝ってか、ジャズトリオと言うよりは3ピースのロックバンドなイメージを受けます。って言っても勿論普通のロックバンドじゃありません。そうだなぁ、81年のマサカーに近いのかなぁ。でもこちらは今堀氏が作曲したスコアを元に演奏しているし、リズム、テンポのミクロ/マクロな解釈が盛り込まれていたりもするのでちょっと違いますけれど。

 以前カウボーイ・ビバップの所で、佐野康夫のドラムがいつものカッコ良さを感じなかったと書きましたが、今回はそんな事ありませんでしたね。彼が今堀氏の音世界にようやく理解出来る様になったのか、いや、聴いている自分の方がこの3人で作り上げるグルーヴにようやく理解出来てきたと言う方が正しいのかも。

 そこでも書きましたけれど、佐野康夫のドラムは好きです。ハイハットでこざかしい事するのって自分好きなんですけれど、彼、左でオープンハイハットをよく入れるんですよ。要するに16のウラなんですけれど。自分もドラム演っていた頃よく入れていました。自分の場合あんまりセンスは良くなかったかもしれませんけれど(苦笑)。それにしても佐野康夫、昔は風貌もカッコ良かったのに、今はなんか大学のジャズ研とかにいそうな人に変わっちゃって、どうしちゃったんだろ?まるで元P-MODELの…(中略)

 ナスノさんのベースは…リードを取る時は面白い音を出していたんですけれど、すいません、あんまり自分にはグルーヴ感が感じられませんでした。

 今堀氏のギターは、そりゃ本人がどういう音を出したいのか一番よく判っているわけだから問題ありませんね。

 ウンベルティポ・トリオはティポグラフィカの頃よりロック色が強く、より音が過激にもなり大分変わりましたが、コレはコレで好きです。ライヴ盤リリースしてくれないだろうか。

 あ、でも「時代劇としての高速道路」を演奏していたけれど、それに関してはティポグラフィカの頃の方がカッコ良くて好きだな。

 とにかく、このバンドも伝説にならないうちにもっと多くの人に体験して欲しいです。
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