unbeltipo(今堀恒雄)

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[ウンベルティポ の「Uncle Bunny Tongue アンクル・バーニー・タン」を購入]の続きを読む
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約半年振りということもあるのかもしれませんが、この日も満員状態でした。
自分にとっては、今年ライブに行ったのはこれが2回目です(因に今年初は2/10渋谷QUATTROでの「LITE」)。

「UBT22」のいつものギターフレーズが、あらかじめ用意した(であろう)ぼんやりとしたサンプルから段々とフォーカスが合っていくかの様に現れてきて本編に繋がり疾走の如く駆け抜けていく曲の流れが気持ちよかった~。

また自分の想像力の乏しさを晒してしまうことになりますが、「UBT24」でのナスノベースが自分にはゴソゴソ動き回るゴキブリの様に思えてしまいます。 また更にこれに佐野さんの刻むハイハットがフローリングの床の上をカサカサ鳴らすその足音のようにも聴こえてしまって…(汗) 
人間的とも機械的とも違う、なんっていうか…昆虫的なグルーヴとでも言うんでしょうか、他では味わったことの無いような独特な“間”を感じさせられます。もしくは だるまさんが転んだ的な…

その「24」がこの日1部のパートで演奏されため、と、いうことは、新曲披露があるのでは…と期待していたら、ありました。
その「UBT 25」なのですが、初披露の前に「ティポグラフィカの『ゴム人対サラリーマン』の様に“5”にこだわった曲」との解説が入り、その言葉に捕われ数字を追うことに没頭してしまい(実際には全然追えてなかったけれど…)、曲そのものを楽しむことをすっかり忘れてしまいました。いや、まあ、そういうのも音楽の楽しみ方の一つではあるとは思いますが。
演奏後に佐野さんが「これは5拍子ではなく、4拍子の5連符」と解釈の弁を述べていましたが、いずれにせよ、作品に浸る前にその作品の詳細な情報を得てしまうと、その作品から受ける印象の幅を狭めてしまう様に思います。

そんなこと言ったら、自分が先に述べた「ゴキブリ~」だって、個人の印象を植え付けて、豊かな印象の芽を摘んでしまう可能性だってあるのかもしれないんですけれど。

それで思い出したのですが、思いっきり話は逸れてしまいますが、バンクーバーオリンピックの女子フィギュアスケートの金メダリストが日本のお笑いタレントに似ているというコメントをネットで見付けてしまってから、似てる似てないは関係なく、その選手がメディアに登場する度にそのお笑いタレントの顔が頭に浮かんでしまってどうしようもないのですが…(苦笑)

あ、それと、次回のライブが甲府らしいのですが、甲府といえばって話で、ワインビーフしか出てこないのを聞いていて「ほうとうもあるじゃん!」って言いたかった。信玄餅でもいいけれど。
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去年、HQCDとなって再発されたティポグラフィカの「The Man Who Does Not Nod」と「God Says I Can't Dance」のそれぞれに付いていた応募券を集めて送るともらえる未収録ライブ音源CDがとうとう届きました!

これに応募したティポグラフィカファンは、ここ数日、届くのが待ち遠しかったのではないでしょうか。自分なんか毎日ポストの中覗いてましたから(笑)でも郵便ではなく宅配便で届きましたね。

収録曲は「TP-1故障せよ」「フレンズ」「頭芝製セックスフレンド」の3曲。「1995年2月の2Mix音源」と記されている所をみると、「The Man~(ライブ盤)」の収録漏れ曲ってわけではないみたいですね。会場名が記されていないのが気になります。

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音源の程良い粒の粗さがライブ感をより引き立たせていて、「頭芝製~」の、特に後半の 怒濤の如く渦巻く音の凄まじさなんかは、スタジオレコーディング盤のカッチリさとはまた違った(いや、カッチリはしてるんだけれど)ライブ盤ならではの迫力です。

その「頭芝製~」は、CDでは今や入手困難な1stでしかこれまで聴くことが出来ませんでしたから(数年前にお茶の水のジャニスで中古が高額で売られていたのを見たことがあるけれど)、1stを聴いたことがなくて最近ティポグラフィカに興味をもたれた方々にとっても今回うれしいボーナスになったのではないでしょうか。そういえば、ティポグラフィカのラストライブでリクエストを募って一番人気のあった曲がこれでしたね。

まあ…欲を言えばキリが無いのは承知なのですが、これまで一度もCDに収録されなかった曲や、個人的にデタラメコピーをしたことがあって思い入れのある「ゴム人対サラリーマン」なんかも入れて欲しかったなぁ。

さて、ウンベルティポとしては去年の夏以来ライブが行われていないと思うのですが、来月末に新宿ピットインで久しぶりにやりますね。新曲披露はあるのでしょうか?ニューアルバムのレコーディングをすると去年言ってたから、その辺のお知らせも何かしらあるかもしれませんね。楽しみです。

あ…あけましておめでとうございます。
例えば「UBT 19」(この日未演奏)を聴くと「シフトチェンジを頻繁に繰り返す“ファンク”という名の“ノリ物”で行くドライブ」という印象が自分の頭の中を駆け巡る様に、ここ最近の新曲は皆自分にはどこか“ドライブ感”を感じさせられてしまうんですね。
今年初となるウンベルティポ ライブの1曲目を飾った「UBT 21」や、この日初披露の「UBT 22」なんかも聴いていると「路頭に迷うドライブ」っていうんでしょうか、「難路をくぐり抜け爽快に疾走をはじめたかと思えばまた難路にハマる」といったイメージを受けてしまうんです。そう思うと「~22」の出だしから何度か現れるギターフレーズが信号機にも感じてしまうのは、自分の想像力の乏しさを露呈してしまっているでしょうか(汗)。
意外と19~22まで切れ目なく続けて聴けたら、疲れるかもしれないけれど脳内ドライブの長旅に浸れるかも(笑)。
それと「~21」は「Pheasantism(UBT 11)」にも雰囲気が似ていますね。

MCでナスノさんが「清水さんが入るとソフトマシーンみたいになる」って言ってましたけど、一昨年にも彼が参加したウンベルティポ+(プラス)でも思ったことですが、特に彼のピアノが入るとやっぱり自分にはチェンバーロックな雰囲気を感じるんですよね。それにしても清水さんのピアノ&キーボードが入るとアンサンブルに豊かさが生まれていいですね。細かい話ですけれど、例えば「D.V. Bleach」で奏でるギターの旋律に反行して追って入ってくる所なんかも音の幅が気持ちよく揺らいで、スキのないトリオの隙間を見事に交い潜っているかの様でしたし。

ドラマティックに展開していくのにいわゆるプログレの様な重苦しさは感じさせなくて、自分の中でも多分今一番好きな曲「Oil on the pan on canvas」がこの日久しぶりに演奏されて嬉しかったのですが、清水さんが途中でピアノからキーボードに手をやった時に音が出なかったのがとても残念でなりませんした。本来ならばトラブルをも受け入れるのがウンベルティポのライブの愉しみ方なのでしょうが(っていうか、トラブルなのかどうかなんて聴く側には判らなかったりもするし)、丁度アップテンポに展開する所での楽器のチェンジだっただけに、あそこでもしちゃんと鳴っていたらどんなグルーヴが生まれていたんだろうかとたらればに思いが揺さぶられてしまいます。

そういえば、おそらくこれまでに一番多く演奏されたであろう「Method of panic」の演奏後にナスノさんが「この曲は(中略)っていうよりどの曲もサグラダファミリアですから」と喩えていました。
要するにウンベルティポの曲は常に「未完成」っていうことですよね。「完成度の高い未完成」っていうんでしょうか。だからこうしてトリオ以外にも入り込む余地が見いだせるわけだし、ライブを演るごとに曲が進化していくんでしょうね。

「ニューアルバムリリースの予定は?」という会場からの質問に、「現在新曲が5曲(UBT18~22)なので、この次のツアーをやる頃には新曲をもう一曲増やして、それでレコーディングに入ると思います」という様な答えが返ってきていました。「更にもう一曲は打ち込みでお茶を濁して~」なんてコメントも。今堀さんの打ち込みは他では味わえない独特なものだから、お茶を濁すだなんて言わないで積極的に発表して、ライブとはまた違った音世界を創り上げて欲しいです。それと、今回の清水一登さんの様にアルバムにもゲストミュージシャンが沢山参加してくれると嬉しいですね。

2、3ヶ月くらい前から当ブログ内で多く読まれている記事をランキングしてくれるブログパーツを組み込んでみたのですが、ウンベルティポの記事へのアクセスが圧倒的に多くありがたく思っています。これは内容云々ではなく単にウンベルティポをネタに書いている記事が多いからだと予想も出来るのですが(本当はこんなに書くつもりじゃなかったのですが)、ほとんど書いていないのにもかかわらず外山明が現在2位に付いていることにも驚いています。それだけ外山明の情報が少ないということなのでしょうか。

いつもこんな拙い文章に付き合っていただき、本当にありがとうございます。
「口がさみしいから煙草を吸う」かのように、耳がさみしいからとりあえず音楽を聞く。そんな聞き方だから買ったCDの曲を携帯プレイヤーに沢山取り込んでも「う~ん、次!、次!」と最後まで聞かずにスキップばっかり。これも歳で聴く集中力が衰えてきているからなのでしょうか…って、何でも歳のせいにするのはよくありませんね。そんな最近でも、D-DAYとウンベルティポだけはしっかり聴けるんです。

というわけで、ライブがなかったこの約半年の間もウンベルティポはほぼ毎日の様に聴いていたわけなのですが、この日久しぶりにライブを観て「ああ!そうそう!この感覚!」って、たった半年開いただけなのに、なんか忘れていたものがよみがえったかの様に思えました。何でそう思ったのかというと、暴走しまくるナスノミツルのMCを久しぶりに聴いたから…まぁ確かにそれもありますが(笑)、目から得る情報…例えば、今堀氏とナスノ氏それぞれが向かい合って手元にあるエフェクターのツマミをコントロールしている構図だとか、ライブのハコの空気感だとか、ライブを終えた後の満足感の余韻に浸ったまま駅に向かう間の道のりなんかも含めた、いつもライブで受けていたいろんな“感覚”が音だけに限らずあるからなんですよね。前に自分がウンベルティポの代表曲「Method Of Panic」は「ウンベルティポ モードのスイッチ」と例えた事がありますが、この日2曲目に演奏されたこの曲が、自分にとってまさにウンベルティポの感覚を思い出させるスイッチになりました。

今回チケットの整理番号が48番だったので、どうせ開場してもすぐには入れないだろうと思い友人とドトールでお茶してのんびりしていたら、入り口で待っていた人達はもう既に会場入りしていて、あいにく観易い席が確保出来ず、上手側の端っこになってしまいました。そうしたら今堀さんが壁に隠れちゃって全然見えないもんだから、2部からは後方へ移動し立ち観することに。

今年から「unbeltipo trio」から「trio」がとれたのも、もはや「ウンベルティポといえばこの3人」と説明もいらないくらいに定着しているのと、清水一登や岡部洋一などの(ゲスト?)参加が今後も予定している様に、トリオにこだわらないのも理由にあるのでしょう。それにしても、この3人で演る様になってから何年経つのでしょうか。MCで佐野さんが「新曲の譜面が封書で家に届くと、国から重い通告が記された文書が届いた気分になる」みたいなことを冗談で言っていましたが、定着はしてもマンネリにはならずこうしていつまでも緊張感のある演奏が保てるのは、新曲という重い課題(笑)をほぼライブ毎に課せられているのも一つの理由なのかもしれませんね。だって、あれだけの高い演奏力を持ったプロの集まりがMCで弱音を吐くなんて滅多にありませんよ(笑)。とかなんとか言いいながらも、脱退もせずこうして何年も同じ3人でやり続けているわけですからね。ちょっと大げさかもしれないけれど、毎回奇跡を目の当たりにしているとも言えるのかもしれません。自分の持っている「いつまでもあると思うなお気に入りのバンド」という気持ちがそう感じさせてしまうのかもしれませんが。

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この日会場で販売されていたナスノミツルのニューアルバムには、レコーディング風景が録画されたDVDがおまけとして付いてきました。

そういえば、MCでナスノさんが言っていましたが、お茶の水のディスクユニオンでダウトミュージックフェアが催されるそうで、対象商品をお買い上げの方に、もれなくナスノミツルのしゃべり付きCD-Rが2枚も付いてくるそうです。
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今月からのツアーで発売が開始されたウンベルティポのライブ盤の収録曲を、この前ウチのブログで予想してみましたが、今回は、それの答え合わせをしてみたいと思います。

まずは、実際にライブ盤に収録されている曲目を。

[LIVE 2006]

1.Method of Panic
2.UBT3
3.Chrome Attack(クローム襲撃)
4.D.V.Bleach

[LIVE 2007]

1.SECOM man Walking
2.Dash Freezing
3.Rainbow of the Gravity(重力の虹)
4.The Grid of the Wind


曲数は、1枚に6曲と予想しましたが、実際は4曲でした。

これで実質合計8曲なため、12曲予想していたうち、4曲が外れとなりました。

その外れた4曲は、アルバム「Peasantism」に収録されている曲です。

自分は、このアルバムからは全曲入れてくるだろうと予想しましたが、実際に入ったのは、3曲だけでした(大外れ)。

それ以外の曲は予想通りではありましたが、結果的に、沢山言っておけばどれかしら当たるだろうみたいになってしまいました(苦笑)。

出来れば希望…って思っていた「 UBT 4」「UBT 18」は、やはり入りませんでした(残念)。

クレジットを見ると、収録されたライブは、「新宿ピットイン」「高円寺ジロキチ」「横浜ストーミーマンデイ」の3会場からの録音のようなのですが、面白いのが、曲によっては、1曲の中で、3会場記されているものもあったりして、どうミックスされているのか判らないくらい自然に聞こえます。まだ深く聴き込んでいないのもあるのですが。会場によっては、今堀、ナスノの立ち位置が下、上、逆になったりもするので、音の定位が途中で逆になったりもするのかと思ったら、そういうのもないみたいだし。ただ「クローム襲撃」の10分51秒で、音の質感がガラって変わったのは自分にも判りました。あと「Dash Freezing」の11分37秒も。

自分が希望していた「D.V.Bleach」のテイクは、同じジロキチからのではありましたが、残念ながら違う日のでした。がしかし、こちらも演奏がモノスゴイことになっていて、これはこれで必聴です。

もし今回のライブアルバムを、とりあえずどちらか1枚だけオススメしなければならないってなったとしたら、悩みますね。どちらかが初心者向け、コアなファン向けに色分けされているってわけでもありませんし。例えば、2006の方には、「D.V.Bleach」という、ウンベルティポの中では比較的キャッチーな、いわば「入り口」のような曲や、「Method of Panic」という、ウンベルティポ・モードの「スイッチ」というか、「顔」ともいえるような曲が収録されているので、こちらが初心者向けかなと思うと、同収録の「UBT3」「クローム襲撃」は、コアファンじゃないと、聴くのがツライかなとも思えたりもするのでそうとも言えなかったり。でも逆に言えば、初心者も、コアファンも、どちらにも楽しめるアルバムと言えるのかもしれませんけれどね。

今堀氏が以前MCで「ライブ盤といえども、メディアに収めた時点で、ライブならではのダイナミクスは損なわれてしまう」ようなことを言っていましたが、音圧感を強調させるためなのか、統一感を出させるためなのか、コンプがかかってしまいしょうがないのかもしれませんね。

それにしても、ライブ盤を聴いて改めて思うのは、秩序と無秩序を行き来する中、引き出しの多い3人の中から、何が飛び出してくるか判らないスリリングな演奏が次々に展開されていくのがたまりませんね。何度もライブに足を運ばされてしまう要因はそういう所にもありますよね。スネアを叩いていない間の、スナッピーの共鳴なんかからも、ライブならではの小屋感が感じ取られていいですね。

今回のライブで今堀氏が「できれば『LIVE2008』なども今後リリースしたい」と言っていたので、その際には是非「UBT 18」と、今回漏れてしまった「Oil on the Pan on Canvas」を収録してくれることを希望したいです。「Oil~」のような、静から動へと繋がり、気持ち良く落としてエンディングをむかえる曲を、ライブテイクでもCDで味わってみたいです。

そういえば、毎回必ずと言っていい程外さなかった「Method of Panic」が、今回のライブでは外されていましたね。
オウテカの興奮も冷めぬ中、5月も入った所で、ウンベルティポのツアーが月末に控えているということで、ここで、そのツアー会場で発売が予定されている、ライブアルバムの収録曲の予想なんかを今回してみようと思います。もしかしたら、既にウェブかどこかで曲目が発表されているかもしれませんが、あえて確認せず、個人的な希望も込めて、ちょっとやってみるのも面白いかなと思いまして…。

自分が知っている情報は、とりあえず2枚(2種類)になるということだけなので、そこから予想して、収録時間いっぱいに入れてくれるということを前提にしてみます。ていうのも、ウンベルティポの曲は1曲が長く、しかもライブともなると、ソロの部分が長かったり、繰り返し部分が多めだったりもするので、CDに収めるとなると、フルに使わないと曲数が少なくなってしまうからです。

ちゃんと計ったわけではありませんが、ライブはいつも、休憩とMCの部分を除くと、だいたい2時間弱です。

曲は毎回、アンコールも含めて9曲行われるので、それで割ると平均して1曲だいたい12、3分になります。

CDは74分か80分ですから、これでいうと、1枚にだいたい6曲収録出来る計算になります。

ということで、2枚合わせて12曲を予想することにします。

まず、絶対に外さないであろう曲。ここ数年ライブを聴いてきて、ティポグラフィカ時代の「そして最後の船は行く」かの如く、絶対と行っていい程外さない曲が「Method of panic」です。これは間違いないでしょう。

そして、去年発売されたアルバム「PHEASANTISM」の曲は、ここ数年のレパートリーでもあるので(そもそも新曲が貯まって出来たアルバムだし)、総て収録されると思われます。

これで8曲ですね。残り4曲は…

ここ最近でも頻繁に演奏される「重力の虹」。こういう、ライブならではのダイナミクスの幅を効かせた曲を入れないのはもったいないでしょう。

同じティポグラフィカ時代の曲「クローム襲撃」も。ここ最近は演奏されなくなりましたが、ウンベルティポによって進化したこの曲も入れてくるのでは?

進化したといえば、「UBT 3」の断片をライブによって更に進化させた曲も。ライブ盤ならではということで、これも入れてくるのではないでしょうか。

そして、なんといっても、ウチのブログで前にも取り上げた「D.V.Bleach」。これをわざわざ外すことはないでしょう。自分はここで、ウンベルティポの曲は、ライブを演る毎に進化していると言っていますが、そうだとするならば、新しいテイクが常に良い曲だということにもなると思います。だから、収録する曲も出来るだけ新しい演奏がいいということになってしまいますが、この曲に関して言えば、前にも話しました、2006年のJIROKICHIで行われた、カオスにハマったのがきっかけでムチャクチャスゴイ演奏になったテイクを個人的には希望したいです。多少のグダグダ感も、ライブならではだと思うし。

これで12曲となったわけですが…出来ればこれも入れて欲しいなと願う曲を2曲程…

去年の5月だったと思うんですけれど、JIROKICHIでのライブで、久々に「UBT 4」を演ってくれたんですね。久々なのにもかかわらず、トリオとして場数をこなしてきたからなのか、躍動感とドライブ感があり凄くカッコよかったので。出来ればこれも。

そして、現在の所2番目に新しい曲の「UBT 18」を。新曲が貯まって次のアルバムが出るまでおあずけ…なんて待てない!…ということで。

以上述べた収録曲の予想をまとめますと…

1~7)アルバム「PHEASANTISM」から全曲

8)「Method of panic」

9)「D.V.Bleach」

10)「重力の虹」

11)「クローム襲撃」

12)「UBT 3」

[更に希望]

1)「UBT 4」
2)「UBT 18」

もしかしたら、2枚のうち、1枚はウンベルティポ・プラス(去年の夏に1度だけ行われた、大編成ヴァージョン)で、もう1枚はトリオなのかなともちょと思いましたが、やっぱりここは総てトリオでいくだろうと思います。

というわけで、自分の予想話を長々と綴ってきてしまいましたが、それだけ、いよいよ発売を目前に控えるライブ盤にワクワクしているってことでお許し下さい。

さて、今度のツアーでは、新曲は披露されるのでしょうか?少しはマイク・ケネリー効果(笑)で、お客さんが増えたりもするのかな?
もし「アニメソング~インスト部門」なるランキングが存在するならば、「ルパン三世」「カウボーイビバップ」に続き、「トライガン」のオープニングテーマ「H.T」が上位に上げられてもおかしくないと思います。このツェッペリン風とも言えるロック調のカッコいい曲が、今堀恒雄によるものだということは、ウンベルティポのファンの方だったらご存知でしょう。

その「H.T」ですが、YouTubeを見ていると、多くの方がこの曲の演奏に挑戦していて、その姿をうかがえることが出来ます。中でも海外在住と思われる方によるものが多くありまして、ここでそれらをいくつかピックアップしてみました。

その前にまずは、今堀オリジナルの「H.T」を↓



この曲を挑戦されている方々↓







これほど海外で好んで演奏されているってことは、アニメを通してとはいえ、海外でも割りと多くの人がこの曲を耳にしているってことですよね。これを逆に日本の立場に例えるとどういう感覚になるんでしょう?「ミッション・イン・ポッシブル」とまではいかなくとも、「ビバヒル」のテーマソングぐらいにはなるのでしょうか?ちょっと違うか…(笑)

ちなみに自分はこの曲は弾いてみたことがありませんので弾けませんが、同じ「トライガン」でも、「セカンド・ドーナッツ」に収録の「Nerve Rack」なら弾いてみたことがあります。その曲は、「E♯9th(シャープナインス、通称ジミヘンコード)」をほとんどかき鳴らせていればいいので、今堀作品の中でも比較的簡単だと思います。

ちなみにコレ↓

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もう一つちなみに、「H.T」が好きな方には、この前のエントリーに貼った3つ目の映像の曲も凄くオススメ。
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ライヴではアルバム程やかましさが凝縮されているわけでもなくて、インプロの様なインターバルがあるから、聴く側が構えなくとも音の波に乗る事が出来ました(笑)。しかし油断していたら音の洪水は聴く側に何度も押し迫ってきて、その度呑み込まれてしまっていたわけなのですが(笑)。

オクタパッド(かどこか)から放たれる、あらかじめ仕込んであった音のサンプル群が攻撃的な生演奏の中を飛び交い、まるで現実と仮想現実が交差するかの様なトリップ感でした。そんなところから、かつてライヴでテープを操りながら演奏をしていたディス・ヒートが思い浮かんだりもしました。そういえば、アルバム制作に依るデータの「やり取り」にも、ラスカル・リポーターズのテープ・バイ・メールが頭をよぎりましたし。

その「やり取り」の事でMCで言っていたのですが、前作「Territory」に収録の「Language Pollution(この日アンコールで演奏)」でのデータのやり取りで、吉田氏は7/8拍子で解釈していたのに対して、今堀氏は3拍子で解釈して進行していったそうな。

メインのスネアの脇に、スコーンと抜けのいい、チューニングを軽めにしたスネア(口径も小さめだったかも。よく見えませんでした)が設置してあって、それを使い分けるドラミングがこれまた気持ち良かった。

サポートのナスノさんいてくれて良かった。ボトムからうねるベースが2人の演奏を押し上げてくれていました。MCでもなごみトークでサポートしてくれていました。そのMCで言っていましたが、子供の頃、吉田氏は体操の選手、今堀氏は競輪の選手、ナスノ氏はガソリンスタンドの店員になりたかったんだとか(笑)。

今堀ギターは、クールに、スマートに、過激でした。
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悪夢再び(笑)

とにかくやかましい(笑)

オーディオのピークメーターを覗くと、ほとんど振り切りっ放し状態(笑)

気の休まる暇がない(笑)

聴いていいて疲れる(笑)

聴く側に体力が要求される(笑)

翌朝どうしても起きなくちゃならない時に、このアルバムをタイマー再生すればスッキリ目が覚めるかも(笑)その後の体調は補償出来ませんが(笑)

やかましいといっても闇雲にというわけではなく、緻密に構成されていて、その緻密さが1曲毎に凝縮され、そしてそれすらも(インパクトの)サンプル集の様にも捉えられ(今作の曲名がまたサンプルっぽい)、更なる(脳内)リミックスが展開出来そうな、進化性を感じさたりも。矛盾するけれど(笑)

個人的には、「原子心毋」をモチーフとした、いかにもプログレ※な「mothers」は、余り好みではありませんでした。プロセスを読んでなるほどなとは思ったけれど。


※これは自分個人の持っているプログレ観なので、どこがどう「いかにも」なのかは、上手く説明出来ず恐縮です。
自分みたいな一般人のオッサンにしてみたら、キャンパスに足を踏み入れる機会なんてそんな滅多にあるものではありません。なんか神聖なる領域って感じで部外者は近寄れない…みたいな(笑)。個人的にキャンパスへは去年、高田さんの作品を観にムサビに行って以来になります。大昔にとある大学の音楽サークルの学園祭のための演奏のお手伝いで何度か足を運んだ事もありましたっけ…と、自分の話はこれくらいにしておいて。

音楽室といっても多目的な教室の一室みたいな部屋で、床の跳ね返りの強い“鳴り”が、体育館ほどではありませんが、あれに近く、どちらかというと生音向きでPA向きではありませんでしたが、いつもと違った環境でウンベルティポ・トリオが聴けるだけでも楽しみでしたのでOKでした。それに、「重力の虹」での今堀氏の囁く様なギターはかえって気持ち良く響いていましたし。でもやっぱりベース音は全体的に回っちゃっていつもより芯が掴み難かったかな。そういえば、いつもよりエフェクターを駆使していなかった様にも思えましたが、そういった部屋鳴りを配慮してだったのでしょうか。かえってああいう回る部屋で使いまくってくれた方がカオティックになって面白かったと思うんですけれどね。単にエフェクターの調子が悪かっただけだったのかもしれませんが(何度も気にしていた)。

エフェクターといえば、今堀氏のシステムに鍵盤が復活していましたね。前はサンプリング音を生演奏に絡める比率が割と高かったんですけれど、その必要性がなくなってきたのか、ここ最近は鍵盤が見当たりませんでした。単にトリガーを鍵盤にしていなかっただけなのかもしれませんが。

ここからはMCからの情報を。

ライヴアルバムは、収録時間が漏れたため検討した結果、2枚(2種類)に分けてリリースする事にしたそうです。

次のツアーは、5月下旬~6月の中旬辺りを予定しているそうです。ライヴアルバムはそのツアーで販売を開始する予定だそうです。

ライヴアルバムは、ライヴ会場限定販売にする予定だそうです。ライブ盤とは言えど、ライブならではの広いダイナミクスは圧縮されてしまうため、やっぱり生でないとダイナミクスまでは伝わらないからが理由だそうな。気持ちは分るんですけれど、遠くにお住まいでなかなかライヴ会場に足を運べない方々のためにも、ライヴ盤で少しでもライヴ感を味わっていただくために一般販売をしてもいいのになと個人的には思うんですけれどね。

ナスノ氏は先日、来日したマイク・ケネリーと共演をした際に、「PHEASANTISM」をナスノ資料として聴かせた所、えらく気に入り、プレイヤー誌のインタビューで彼がこのアルバムを推薦してくれたそうです。また、ザッパの「ブラック・ページ」も今回演奏したらしく、ドゥイージルのお付きで来ていたギブソンの人に絶賛されたとか。ナスノ氏曰く「ザッパの曲よりも今堀君の曲の方が難しい」との事。

ナスノ氏が佐野氏にドラムについて語ってもらおうと一生懸命振るんだけれど、どうも上手く引き出せていない感が(笑)

「一つの事を長く続けるコツは?」(ナスノ)

「他に興味が無かったから」(佐野)

「ドラムの魅力は?」(ナスノ)

「他の楽器より安い所」(佐野)

「そんなことないだろう」(ナスノ)

「痴話ゲンカになってる」(今堀)

「(ドラムの魅力は)他の楽器よりもスペースが占領出来る所」(佐野)

思い出しながら書いているので正確ではありませんが、まあ大体こんな会話でした。

5月下旬までトリオとしてのライヴの予定は無く3ヶ月もおあずけ状態になってしまい寂しい所ですが、今堀恒雄・吉田達也+ナスノミツルのライヴがいよいよ間近にせまってきて、ニューアルバム共々、こちらも楽しみです。

そういえば、昨日今日と関西で4-D mode 1とD-DAYがライヴ演っているんだよなぁ。
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今回は、覚えているMCの内容をザーっと書き並べます。

昨日(26日)の横浜STOMY MONDAYには楽屋がないから外で待機してたんだけれど、寒い所から急に暖かい所に入ったからボーっとしちゃった。(ナスノ)

ジロキチでは学生の頃から叩いているから20年くらい経ちます。その頃から今の店長はいました。(佐野)

「unbeltipo trio」と呼ぶのもめんどうだから来年から「unbeltipo」にしちゃおうかな。でも、そもそもはトリオでも「unbeltipo」だった。トリオ演奏と分る様に「unbeltipo [trio]」にしていたのが、いつの間にか「unbeltipo trio」に表記される様になってしまい、そのまま呼ぶ様になった。(今堀)

「unbeltipo」はイタリア語だけれど「一人ティポ」という意味ではなく、本当は「妙な奴」という意味。(今堀)

最近、映画「ALWAYS~続・3丁目の夕日」を観て泣いた。上映始まって30分くらいで泣いてしまって、鼻をすすっていたら、前の席の人に睨まれた。(ナスノ)

pasmoが嫌い。どこそこと調べてキップを買うからいいんだ。残り何10円とかになったらチャージしなくちゃいけないのが、ずっと縛られている感じがして嫌だ。(ナスノ)

ライブアルバムはミックスも終わっているが、収録時間が1分30秒くらい漏れてしまっていて、2枚組にはしたくないからどうするか検討中。来年にツアーをやる頃には販売したい。(今堀)

(曲を書く時何を考えてるかの客席からの質問に)頭が空っぽですね。(今堀)

何も考えていないからタチが悪い。(ナスノ)

佐野とナスノ両氏のどちらが大変な想いをしているかの言い合いに…

佐野っちは最後にはきっちりと決めてくるから好き(ナスノ)

ナスノ君も早々譜面を外すのだからさすが(今堀)

こんな難しい譜面を覚えるなんてそんなムダな…(笑)(佐野)

他にも佐野氏の犬の散歩の話などもありましたが、詳しい内容はちょっと忘れてしまいました。

最後にちょっとだけ自分の感想を。

今堀、ナスノ両氏によるエフェクターをコントロールしてのSEの掛け合いは、まるで宇宙人と交信しているかの様でした(笑)

新曲の「UBT 19」はさらにわけのわかんない曲でした(笑)。

都内でやるウンベルティポ・トリオのライブ会場は、やっぱりジロキチが好きですね。程良い音の跳ね返り具合がいいです。もっといろんなライヴ会場(ハコ)でこのトリオの演奏(の鳴り)を聴いてみたいです。
8月に「Pheasantism」発売ツアーが行われた後しばらくライヴが無く待ち遠しい日々を過ごしてきましたが、いよいよウンベルティポ・トリオが今月ツアー再開です。

はたして今回、新曲の披露はあるのでしょうか?
ウンベルティポ・トリオのライヴは毎回休憩をはさんで2部に分け、2部のアタマに新曲か、最近あまり演らない曲を披露することが多いので、今のところ新曲にあたる「UBT 18」がもし今回のライヴで1部に現れたら、新曲披露の可能性があるかもしれませんね。

その「UBT 18」ですが、昨年デュオCDをリリースしたことが頭にあるせいなのか、吉田達也の影響がある気がしてしまいます。この曲にそのまま吉田ヴォイスを加えても見事マッチするんじゃないかと思うくらい。

とまあ、勝手にいろいろとイメージを膨らませていますけれども、師走なだけあって今回観に行けるかどうか実は微妙なんですよね。なんだかんだ言って行けるかもしれないんですけれど。

勝手ついでに、ツアー直前ということで、前にいただいたコメントのレスと重複になってしまいますが、ウンベルティポの曲から「D.V.Bleach(以下Dブリ)」の話を今回はしてみようと思います。

「Dブリ」はウンベルティポの2nd「Joujoushka」に収録されている曲です。
この曲はウンベルティポの中では(あくまでも)“比較的”キャッチーな曲で、初めてウンベルティポ・トリオのライヴを聴きに来た人の心を掴む、入り口のような重要な曲だからレパートリーには外せないと勝手に思っていたんですね。しかし今年の7月のライヴだったと思うんですけれど、演らなかったんです。おそらくメンバーはもう「Dブリ」には飽きてしまっているのだろうとその時は思ったのですが、8月のライヴでナスノさんが「ホッとして演れる曲」とMCしていたのを聞いて、あぁもしかしてメンバーは別にこの曲に飽きたわけではなくて、ウンベルティポ・トリオの中で消化(進化)しきってしまったんだって思ったんです。

ウンベルティポ・トリオで演奏される曲は、ライヴの度に変化/進化していくように感じられると前に話したことがあります。例えば、「Dブリ」と同じくらい演奏頻度の高い「Method of Panic」なんかは、浮遊感漂わせる時もあれば、ブルース風だったり、スウィング掛かっていたり(←いまココ)と様々に変化してきています。
そのような変化/進化を「Dブリ」で振り返ってみた時に、自分が観に行った中であれがいちばん凄かった(ピークだったのか)なぁと思うのが、去年、2006年の何月かは忘れましたが、高円寺JIROKICHIでの演奏でした。

その日の「Dブリ」は途中で今堀氏のギターが予想だにしないタイミングのズレ(暴走)を始めたんですね。ヘタしたらそこで混乱を招き収拾のつかない状態に陥る所でもあるのですが(ただでさえわけの分らない音楽なのに)、戸惑う様子は一瞬見せるものの、逆に起爆剤となったのかアグレッシヴな方向に向かっていったんです。一旦テンポが落ちた所で呼吸を整えるも、またテンポが上がるとそのままテンションも上がり、多少のグダグダ感もあったとは思いますが(そこもまた好かったり)、一気に駆け抜けるようなドライブ感と、思わず笑ってしまう様ないつも以上の演奏の凄まじさを見せたんです。そのくらいこの日の「Dブリ」にはインパクトがありました。そもそもきっかけを生んだ今堀氏のギターのズレは、トリオとしての場数から、カオスにハマった方が面白い方向に向かうだろうと見込んでの、わざと投下した爆弾だったのかもしれません。

そう比べてみると最近の「Dブリ」はキレイにまとまっている様な気もしてきます。いや、それでも凄まじさはあるのですが。

さて、そんな「Dブリ」は、はたして今回のツアーで演奏されるのでしょうか?
ワクワクしながらその時を待ちたいと思います。
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いろいろあってウンベルティポのネタを書くのはなるべく控えているので今回観に行ったライブも書かないつもりでいたのですが、貴重なウンベルティポの大編成ヴァージョンのライブとあって書きたくなってしまいました。すいません。

ホーンセクションも加わった大編成ウンベルティポとあって、かつてのティポグラフィカとつい比べてしまうのですが、とは言ってもティポグラフィカとウンベルティポ、曲と演奏者が違うわけだからその時点で違うのが当然です。例えば、フリーキーなサックスを吹く梅津和時は決して菊地成孔ではないし(アルトと、ソプラノ、テナーの違いもあるけれど)、清水一登の弾くピアノ/キーボードにはどこかチェンバーロックな雰囲気を漂わせるのですが、水上聡にはそれはなく代わりにユーモラスさがありました。あ、でも、昔ティポグラフィカのライブで水上氏の体調不良かなんかの理由で代わりに清水氏がキーボードを演った事があったけれど、その時はそんな違和感は感じませんでしたが。話を戻すと、なのでティポグラフィカはあのメンバーだったからティポグラフィカだったんだという事を改めて感じる事も出来ました。そもそもティポグラフィカとしてやる事はやり尽くしたから解散したわけだし、それでまたティポグラフィカと変わんなかったら、あの解散はなんだったんだって事になりますからね。

梅津氏のサックスは個性が強すぎてバンドの中で浮いてしまうのではないかと思っていたのですが、さすがは名プレイヤー、そんな事ありませんでした。逆にいいスパイスとなってアンサンブルに溶け込んでいました。

ゲストの中では個人的には清水一登のピアノ/キーボードが特に好かったです。いいポジション、いいタイミングで音を鳴らすっていうか、隙間を埋めるというか、でも出しゃばり過ぎない。場の空気を瞬時に読み取る能力に長けているのでしょうか。さすがはティポグラフィカ時代にピンチヒッターをこなしただけはありますね。

岡部氏のパーカッションも好かったです。他の楽器よりも比較的自由度の広いパーカッションは、それが故にへたをすると鳴らす楽器の選択やタイミングを誤ると楽曲を殺してしまう危険性もあると思うのですが(増してやウンベルティポの様な“間”を大事にする楽曲となると尚更です)、岡部氏は絶妙なタイミングで楽器を次々に変え効果的に演奏していました。

松本さんは元ティポグラフィカだから納得として、相内氏、MIYA氏は今回メンバーに選ばれただけあって、わずかなリハながら見事な適応力でした。

全体的には、ボーリュム感タップリの、いつもとは違うウンベルティポが楽しめて大満足でした。ただ、自分は今回リリースしたニューアルバムを聴いてから「OIL ON THE PAN ON CANVAS(UBT12)」が現在一番のお気に入りになってしまっているのですが、この曲の終盤で聴かせてくれるはずのギターフレーズがホーンでかき消されていたのにはちょっと残念でした。それはトリオでのこの曲を何度も聴いてきて、自分なりの勝手な想い入れみたいなものが出来上がってしまっているのが原因なのかなとも思ったのですが、過去の経験で想い入れのある曲が違うアレンジでも凄くいいと思った事はあったので、それが理由でもないのかもしれません。まあ、個人的などうでもいい話ですけれど。

ウンベルティポはこの後、ライブアルバムを早く出したいと言っていました。マルチで録ってるのが前からあるそうなのですが、最近のツアーがあまりにも良かったので、ビデオの音から落としてでもいいから出したいくらいだと言っていました。リリース元はまだ決まっていないそうです。TZADIK辺りでも引き受けてくれないだろうか。

そう言えば遊佐未森さんが観に来ていましたね。間近で見ましたけれど、とてもきれいな方でした。
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