LIVE レポート

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~まさかの再結成が続く~

[Palais Schaumburg LIVE @ 代官山 UNIT(2012.07.07)]の続きを読む
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子供抱きかかえDJプレイもみせたClaude Youngが終え、いよいよオウテカの出番。それまでフロアを覆っていたズッシリ重みのあるキックから、これまで何度かオウテカのライブに足を運んだことがある人ならそれとわかる、あのカッチカチの、塊を思わせるキックがフロアを支配し始めました。

暗黒の世界へようこそと言わんばかりの怪しげな音の粒子が乱散し、低音からくるその振動が全身の皮膚へも揺さぶりをかけられ、四方八方から受ける攻撃になす術なくその場から逃れられないかの様な状態になりました。なんていうか、リズムの連打を体に浴びせられたっていうんでしょうか。他のオーディエンスも、あいかわらずノリノリで体揺らす人よりも棒立ちの方が多かったと見受けられましたが、リスニングモードというよりは、呆然と立ちすくんでいるかの様に見えたし(相変わらずの暗闇だからちゃんと確認したわけではないけれど)。

でもなんか自分が今まで体感したオウテカのライブの中ではイマイチだったなぁ。なんだろう…オウテカのライブって、攻撃的な中にも聴かせるものを持っているのに、今回はその聴かせる上モノが弱かったような。終始ボトムから攻めてくるリズムの連打じゃ体が保たないっていう…。自分が歳なせいもあるのかもしれないけれど(汗)。辺りのオーディエンスも、終了予定時間付近でそろそろ終わりかなって思わせるような所で歓声を上げるも、結局10分位延長し、あれ、まだ続くの?って感じなリアクションの様にも見えたし。自分がそうだからそう見えたのかもしれないけれど。

今回、自分、仕事の都合で行けないとあきらめていた中、直前になって無理すれば行けることになって行ってきただけに、ちょっと残念でした。

オウテカ終了後ホアンの出番も、これ以上爆音で鼓膜に負担をかけさせると、翌日の仕事に応えると思ったので、会場を出、1時間程の徒歩で有楽町駅に辿り着き、始発の電車を待つことにしました(途中、築地で立ち喰いそばにも寄って)。

【ブログ内関連記事】

>>オウテカLive atクラブチッタ川崎(2005)

>>オウテカ LIVE in electraglide 2005 at 幕張メッセ

>>オウテカ Live @ LIQUIDROOM(2008.04.28)
「Ten-Day Interval」や「Djed」はそろそろセットリストから外れるだろうと予想はしていたからそんなにガッカリはしなかったけれど、大好きな「TNT」は、去年出演したフジロックで演奏されたのを映像で知ったので(3月5日のエントリに貼った動画の2曲目)、98年のクアトロを最後に生で聴く機会を逃していた自分にとって、今回久し振りに聴けるだろうと期待していただけに最後までその旋律を耳にすることが出来なくガッカリでした。二度目のアンコールでダンがベースのストラップを肩に掛け始めたので、「いよいよTNT来るか!」とワクワクしたのもつかの間、「TNT」を演る場合、ダグの方はバリトンギターを手にするはずなのが、ギターだったため、直ぐにその期待は叶わぬことと知るわけです…こんなことだったら、去年のフジロックに行っとくんだった(泣)

この日ダグが使い分けてていたバリトンギターの「ベースVI」とギターの「ジャズマスター」って、ネックの長さとか、ピックガードやピックアップの形とかで見分けられるものの、パッと見、どっちだか判り難いんですよね。どっちも色がサンバーストだったし。

こんな感じで、TORTOISEのライブって、誰がどの楽器を構えるかで次の曲何が来るかを予想する楽しみもありますね。

TORTOISEの操る楽器で特徴的なのが、マリンバ、ヴィブラフォンに加え、このバリトンギターも挙げられると思うのですが、ギターとベースの音にぶつかってしまい、肩身の狭そうな、どっち付かずの中途半端な印象を受けてしまうこの楽器(その自由度の低さが需要の少なさのかなと)のオイシイ所を引き出してアンサンブルに溶け込ませる術は素晴らしいです。そんな美しさをみせる「TNT」が今回聴けなかったのは残念でしたが、ムーグ風な太いシンセベースやヴィブラフォンと絡むバリトンギターが心地いい「Suspension Bridge at Iguaz Falls」が聴けたのは幸せでした。(この曲↓)



今回古い曲しか楽しめなかったわけではなく、去年リリースされたアルバム「Beacons Of Ancestorship」からの曲は、自分はライブの方がいいなと思わされました。オープニングを飾った「GIGANTES」では放たれたリズムの洪水に持っていかれたし、「High Class Slim Came Floatin' In」でのダンの滑らかなストロークには気持ちよさを覚えました。勢い良く駆け抜ける「Yinxianghechengqi」もライブで聴きたかったな。

好きな曲が聴けなくて残念な話はしていますが、今回で自分はインストアライブも入れるとこれで5回目になるTORTOISEのライブを聴いてつくづく思ったのは、レコーディングのバンドとしてだけではない、ライブバンドとしてまた違う魅力を持ったその軌跡をメディアに残して欲しいということでした。

そういえば、演奏中ジョニーのスネアのスナッピーが切れたかなんかで張り替えてもらっていたけれど、確か前回の単独ライブでもライブ中張り替えてもらっていましたよね。

それと、この日もらったチラシで知りましたが、7月に出るLITEの新譜って、ジョン・マッケンタイアーのプロデュースで、彼のスタジオでレコーディングなんですね。攻撃的なLITEの音を彼がどういう空間に仕上げるのか今から楽しみです。
【World Happiness 2009】(2009.8.9)

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mi-guのメンバーが使っていたバリトンギターが、自分が去年購入したものと同じモデルだったのでちょっとだけ親近感がわいた。あれなかなか売ってないんですよね。ツマミとかスイッチは改造してあったけれど。

DSやっている客が割と多く見かけられた。ライブ会場に来てまでやるものなのか?そういや丁度この頃ウチの職場で「ドラクエ」が流行っていたっけ。

YMO(特に幸宏氏のドラム)がビートルズの曲をほぼ完コピしたことに、別の意味で驚いた。「ファイヤークラッカー」とか「デイ・トリッパー」とか、かつてのカヴァー曲にはYMO独特の解釈(アレンジ)があったのに。

【Life@ムサビ】(2009.11.1)

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2年前に高田頌子さんの映画を観に行って以来になるムサビ。前回は一人で自転車で割とすんなり辿り着けたんだけれど、今回は友人と電車で行って、降りる駅を間違えてしまいました。

「平凡コンプレックス~美大で個性を考える」がテーマのこの日のトークライブ。
トーク中に「ナンバーワン」とか「オンリーワン」って言葉もチラッと出てきたのですが、それを聴いて、昔一緒にバンドをやっていた仲間の一人が「負けねーよ」が口ぐせだったのに対して、自分は「違うんだよなー」が口ぐせ…っていうかモチベーションだったことをふと思い出しました。

【DRIVE TO 2010@新宿ロフト】

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自分は4-D、中野テルヲの日と、D-Dayの日に行きました。

(2009.10.24)

この日の4-Dは、ビデオでの平沢進参加曲はそうでもなかったけれど、全体的にラウドなイメージが強かった。せっかくのイトケンさんのドラムが、ステージ奥に引っ込んでいたせいではないけれど、そのラウドに埋もれてあまり飛んで聞こえてこなかった。

久しぶりに観たテルヲさんのライブがこの日一番良かった。センサーに手をかざすとストロボが光り、音が次々に鳴っていき、何個か並んだ白熱球がそれにシンクロして電圧制御で光量が変わっていくという、聴覚だけでなく、視覚的にも刺激を与えるライブはこの日も健在でした。11月25日の渋谷SONGLINESにも行きました。

(2009.11.4)

ライブ会場で先行発売されたD-DayのニューCDに収録されている大好きな曲「Peaches」のリアレンジヴァージョンがこの日披露されると思ったので、昔のヴァージョンには手拍子が入っているからやっぱり手拍子は入れた方がいいのかなとかいろいろ考えながら心待ちにしていたんだけれど、結局やってくれませんでした(泣)
「Peaches」のニューヴァージョンは歌詞が追加されてましたね。
昔のD-Dayをよく知らないので勘違いになってるかもしれませんが、過去を振り返りつつも現在進行形で進んで行くっていう感じなのでしょうか。

【サッカー 日本代表対スコットランド代表@日産スタジアム】(2009.10.10)

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スコットランド代表は2010年ワールドカップの予選で敗退してしまったからなのか、ダレン・フレッチャーなどの主力選手が大幅に欠いての来日になってしまったのですが、新戦力を見せてくれよという期待でこの試合を観戦しに行ってきました。日本代表にも同じ思いで。

結果は2-0で日本代表の勝利。

その内1点はスコットランド側のオウンゴールでしたが、油断してポカしたというのではなく、日本の攻撃を守り切れなくて生まれたものでした。

スコットランドは残念ながら精彩を欠いていました。特にフォワードが。
強いてあげれば、MFのドランズが色んな所に顔出していたくらいでしょうか。

日本代表は、本田と石川がよかったですね。
そして森本。ただ攻撃するだけでなく、周りを活かすプレーも見せてくれて、頼もしかったです。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

話は変わって、今年の自分は、ここ20年間の間で、一番CDを買いませんでした。多分CD代で合計で10万円も使っていないんじゃないかな。だからといって、ダウンロードで買い物をしていたことはないんですけれど。

皆様よいお年を。
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隅田川のほとりにそびえ立つ不思議な形の巨大オブジェがのっかった、おなじみアサヒビールのビル。どこから入ったらいいのか判らなくて、となりのビルの警備員に教えてもらいました。

エレベーターで4階まで上がった所にある多目的なスペースでイベントは開催され、会場ではドリンクに加え、フードコーナーも設けてありました。大豆とたまごのアレルギーという外山さんに配慮し、それらを使わない料理を用意したんだそうです。

中央に置かれたドラムキットとバラフォンを取り囲むように設置された観客用の椅子の前方にはクッションなんかもまばらに敷いてあって、くつろぎながらイベントに耳を傾けられるような空間に施されていました。

進行的には、「パーカッション&ドラム演奏」→「トークコーナー」→「質問コーナー」→「バラフォン演奏」という流れで進んでいきました。

トークでは、先日6週間滞在してきたというギニアの話を中心に、そこで得てきたことなどへ話がふくらんでいきました。
アフリカのリズムが強力なのは、彼らはみな持ちつ持たれつ助け合って生きていて、それがそのまま演奏にも通じているということ。誰かのリズムが正確じゃなかったらそれがダメとか間違っているっていうのではなく、一人、一人の持っているリズムを受け入れながら築き上げていく…っていうようなことを言っていました。
「ウォンタナーラ」。スースー族の言葉で、「オレたち仲間だ」みたいな意味に近いって言っていたと記憶しますが、彼らはみな「ウォンタナーラ」の精神で日々生活を送っているのだとか。
また、音を声で表現した場合の話で、例えば、あるリズムを「タン・タン・ウン」で表現した場合、それが「タン」じゃなくても(その発音にとらわれなくても)いいわけで、いろんな発音、聞こえ方があってもいいんだっていうようなことも言っていました。

質問コーナーは、客席から回収した質問用紙にどんどん答えていくという流れで、その中にはバラフォンの裏側を見せて欲しいなんてリクエストもあって、裏側を見せながら丁寧にバラフォンの音の鳴るしくみを説明してくれていました。また、この日使用していたドラムセットの解説をして欲しいとのリクエストもあり、バスドラは通常のものではなくブラジルの打楽器であるスルドーを寝かして使っているとのことでした。
そんなたくさんの質問やリクエストに応えていく中で一つ興味深かったのが「リズムキープ」についての考え方で、リズムを「キープ」しようとするのは「受け身」であって、それだと自らリズムを創ろうとする意思が弱くなってしまうため、キープしようと考えるのではなく、周りの音をよく聴いて自分のリズムを創っていけばいいと言っていました。
ちなみに自分が書いた質問は、アフリカを体験する前と後とで、日本のミュージシャンたちとのセッションのしかたに何か変わったことがありますかというような内容だったのですが、これに関しては、アフリカも日本も接し方は変わらないという答えでした。ただ、外山さんはアフリカよりも先にキューバを訪れていて、そこで学んだのが、難しく頭で考えるのではなく、自分のリズムを大事にすればいいんだということだったそうです。

この日外山さんは、どう言葉で言い表せば客席のみんなに伝わるのか何度ももどかしそうに悩んでいて、ゼスチャーで開いた手の指と指の間を拡げてリズムの変化を表現したり、人と人とのアンサンブルをみこしに喩えたり、ギニア人たちが教え合ってリズムの創っていく様子を自転車の補助輪が外れていく過程に喩えたり、外山さん自身が演奏している時の様子を立ち泳ぎに喩えたり(これは「BOYCOTT RYTHM MACHINE II VERSUS」でも言っていましたね)そうやって我々に伝えてくれていました。

そんな様子をみていて今回つくづく思ったのは、外山さんって、感覚とかイメージを大事にしている人なんだなと。
どういうことかというと、人って、何かを「解ろうとする」時、言葉や数字から見つけていくのが定石で、たとえ感覚やイメージで「解った」としても、それだと「なんとなく」に思えてしまうため、言葉や数字に翻訳/変換しようとしてしまう。それでより明らかになることも勿論あるのですが、逆にそうしてしまうことによって失われてしまうものもあって、その「感覚やイメージからでなければ解らないもの」を失わないために外山さんはそれらを大事にしているんじゃないのかと。

そういえば、上の写真のチラシに書いてありましたが、外山さんのドラムレッスンは3年から5年待ちと言われる程の大人気なんだとか。



彼女のライブは以前フィッシャーメン・ティット・トットとしては聴いた事があったのですが、福原まりのライブとして聴いたのは今回が初めてでした。彼女が操るKAOSSILATOR(おそらく)でぴょんぴょん跳ねる様なSEを鳴らし、そこにトイピアノとトイシロフォン(?)なんかも絡み、不思議な世界に案内している様な雰囲気で演奏が始まりました。途中からは、昨年リリースされたアルバム「pieta」でヴォーカルとして参加しているリン・ホブデイも加わっていました。

前にも同じことを書きましたが、まりさんのピアノって、畏まって聴かせるっていうんじゃなくて、放課後の音楽室から漏れてくる様な心地よさがあって(アフター・ディナーの所でも同じ例え方したけれど)スーッと引込まれるんですよね。今回生で聴いて改めて思いました。

「pieta」から、自分の好きな「pasear」が今回聴けたのは嬉しかったけれど、欲を言えばアルバム「OCTAVE」に収録の「ロシア鉄道」、「FINAL」や、リアル・フィッシュ時代の「水がわたしにくれたもの」なんかも聴きたかったなぁ。

それにしても、ベースの中原信雄さんがしばらく見ない間にシブくなっていて、前はもっと板尾に似ていたんだけれど似てなくなっていました(笑)。昔、一緒にフィッシャーメン・ティット・トットを聴きにいった友人が「ベースの人だけなんか若くね?」と言ったので「君が中学生くらいの頃から、彼はミュージシャンをやっているよ」って教えてあげた事があるくらい、若く見えたんですけれどね。

写真は、そのフィッシャーメン・ティット・トットと、本当は「好きなレコジャケ」のカテゴリーで前に紹介しようと思っていた、「OCTAVE」のCDです。

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MySpaceで福原まり曲が何曲か聴けます↓「de chi-ca」がなごみます。

http://www.myspace.com/marif
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先月のLiquidroomに続いて、今回2度目の生LITEを体感してきました。

代官山 UNITはこれまで行ったことがありませんでしたし、数週間前に前売りチケットを購入したため整理番号が240番台になっていたので、今回、演奏する姿はあまりおがめないかなと思っていたのですが、思っていたよりもキャパが広かったのと、開場時間に入ったら割と空いていたので、前から4列目辺りで、先月よりも近いポジションで見ることが出来ました。

その代わり、ドラム…特にハイハット辺りのシンバル系の芯があまりよく聴き取れませんでした。もう3、4列くらい後ろに下がった方が、メインスピーカーからしっかり聞こえたのかも。

もしかしたらウチらが最年長なんじゃないの?ってくらい客層が若そうな人達ばかりで、焦りました。まあ、出演者達も若いんでしょうけれど(実年齢知りません)。

自分はYMOから音楽にハマったクチなので、LITEの様な歌ナシでリフで構成された音楽は何の抵抗もなくすんなり入り込めたのですが、一緒に行った友人は、若い頃は歌のない音楽はあまり聴く気になれなかったそうで、周りにいた今時の若者達をながめながら感心していました。それで思ったのですが、今はインストゥルメンタル・ミュージックも昔に比べて多様化していて、聴く側もその分選択する幅が広がり、ハマるきっかけがそれだけ増えたんだろうなと。それ以前に今の若者は、「これは歌ナシ、歌アリ」とかそもそも区別することなく音楽が聴けるのかもしれませんね。直接本人達に訊いたわけではないので憶測になってしまいますが。

今回ライブを聴いて改めて思ったのが、LITEの様にリフで構成された楽曲をカッチリと演奏していても無機的で単調なものには成らず(そういうのでいいものもありますが)、エモーショナルで抑揚のあるものに結果的になっているのが面白いですね(そういうのを「マスロック」というのかもしれませんが)。これは個人観なので人によってはそう思わないかもしれませんが、変拍子を多用している割にはそれが鼻に付かないので、それもあってか、静と動が入り交じる曲の流れにあってもプログレにありがちな重苦しさは感じさせられなくて、素直に曲の世界に入り込むことが出来ました。

「Interlude」や「Sequel to The Letter」の様なしっとりと聴かせる曲もこの日演奏され、「ポストロック」とも言われる所以であろう、このバンドの持つアンサンブルの響きの美しさをしみじみと感じることも出来ました。その「Sequel to The Letter」では、「reach up to the universe」というバンドの高橋淳子氏がチェロでのゲスト演奏がありました。彼女は、ベースの井澤氏の別バンド「SEABARA」のメンバーでもあるそうです。

それにしてもこのバンドは、毎回メンバー紹介はしないのでしょうか?いまだに名前が覚えられません。ベースの井澤氏は覚えたけれど。

izawaact1on.jpgその井澤氏の、「Human Gift」で特に多く見られたアクション→


こういったアクションや、地声で叫ぶところなんかからも、エモーショナルなサウンドに繋がっていくんでしょうね。きっと。toeの山さんもよく叫んでいるし。

LITEはこの後10月からヨーロッパツアーが行われるそうです。凱旋ライブがあったら、またぜひ行きたいです。
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この日は、昼にBunkamuraへ「ロシア・アヴァンギャルド展」を観に行き、その後恵比須のリキッドルームへLITEのライブを聴きに行きました。

前から気になっていたこのバンド。生演奏を聴くのは今回が初めてでした。

toeを始め、今やインストロックバンドも珍しくなくなってきていますが、一昔前だったら、そういう「歌ナシ」バンドと聞くと、楽器の演奏が前面に出てくることもあって、テクニックに走りがちなものを想像してしまっていたんですけれど、今回のLITEもそうである様に、いわゆる今のインストロックバンドって「響き」や「アンサンブル」が先にあり、それを表現するために「テクニック」があるんです。そのためもあってか、いわゆるソロというソロはほとんどありません。

轟音ギターで異空間へ誘う様な「響き」や、ツインのギターリフが絡み合う「アンサンブル」が、LITEの聴き所の一つとなっていて、そうしたカッチリと楽曲をこなす、ある意味“制約”の中で、彼らはエモーショナルに音空間を駆け抜けます。

そのエモーショナルは、生演奏で更にリアルに感じ取ることが出来ました。特にベースプレイヤーの暴れっぷりが凄かった。ベースのヘッドをアンプにぶつけてしまうのではないだろうかと見ているこちらがヒヤヒヤしてしまうくらい。しまいには、ステージからフロアーに飛び降りたんだか落っこちたんだかするし…(汗)。う~ん、若さを感じるなぁ(しみじみ・笑)。メンバーの中でもベースが一番若いのでしょうか。

だからといって決して演奏はおろそかにしていないんですよね。例えばベースだったら、あんな暴れていたのに、ピックとツーフィンガーをノリまたは静と動で使い分けたりもしていたり。感情に流されて見失うことはなく、しっかりと曲は聴かせていました。

この日はGRAPEVINEとの対バンだったため、1時間くらいで終了してしまいましたが、また次回もぜひ生でLITEを体感しに行きたいと思わされました。自分の好きな「Tomorrow」もこの日聴けなかったので。

その演らなかった「Tomorrow」のPVを。これを友人に聴かせたら、「ウンベルティポが好きなloosecube君が好きになりそうな曲」と言われました。自分はどちらかって言ったらルインズの方が近いと思うんだけれど…って、まあ、聴く人によっては、ウンベルティポもルインズも同じに聞こえるのかもしれないけれど。



もう一曲、ツインギターの奏でるリフの絡み合いが気持ちいい「Human Gift」のPVも。

自分はもうヘタレオッサンだから、フロアで飛び跳ねるのはキツいなぁと思って、今回2階席を選びました。
渋谷AXの2階席って、狭いんですね。自分が座っていた中央側なんか3列しかありませんでしたし。

オープニングアクトのPOLYSICSは、一曲目から、自分の大好きなDEVOの「Social Fools」を演ってくれたので、初っ端からテンション上がりました。他にも「Secret Agent Man」も演ってくれたり、ジェリィおとくいの前につんのめりステップをマネするなど、改めてDEVOに対しての愛情が伝わる演奏でした。

そして注目のDEVOですが、2003年の来日から5年経っているのにもかかわらず、パワーは衰えていませんでした。もうほとんどスポーツに近いですね、彼らのライブは。彼らを見ていると、自分のことヘタレオッサンなんて言っているのが恥ずかしくなってしまいます。

「Peek-A-Boo!」や「Going Under」など、2003年では演らなかった曲も披露されました。最古には今回ブジー・ボーイも登場し(あたりまえですが、彼もお腹出ていました・笑)、彼のヴォーカルによる「Beautiful World」も。そういえば、ブジー・ボーイがボブ1号にケーキをプレゼントしていましたが、どうやらこの日、8月11日は、ボブ1号の誕生日だったみたいですね。そのボブ1号のエンピツギターによる、平沢進でいう所のデストロイギターが今回も聴けたし、本家による「Secret Agent Man」も聴けたし、満足のステージでした。強いて言えば、最後に「Come Back Jonee」が聴けなかったのと、期待していた新曲の「Watch Us Work It」を演ってくれなかったのが残念でした。歳を重ねても刺激的な曲を書く事の出来る彼らの、新曲を通しての現在の「DEVO」っていうのも聴いてみたかったなぁ。それでなくてもDEVOって、割と新しめの曲でもいい曲は沢山あるのに。ついでに欲を言ってしまうと、ちびっ子バンドのDEV2.0も一緒に連れてきてくれたらなぁ…って、でも彼らはもう大きくなっているのかな。

ここ近年のDEVOステージは、黄色いツナギを演奏中に破って、「DEVO」とプリントされた黒いTシャツ姿になるというのが定番ですが、今回そのTシャツが、カタカナで、「ディーヴォ」と縦書きでプリントされていました。このTシャツは物販もされていました。

そういえば、ドラムがデヴィッドでもジョシュでもありませんでしたね。だからって、アランではなかったし。新(サポート)メンバーでしょうか。

終演後、ロビーで、以前自分がお手伝いしたバンドのリーダーに数年振りに会いました。DEVOの影響を強く受けた彼は、今でもバンド活動をしているそうなので、今度応援に行こう。
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自分はもうヘタレオッサンだから、昼からの開始時間に行くと、疲れちゃってトリのHASYMOまで体力がもたないんじゃないかと思って、途中から行くことにしました(因に今年行く夏フェスは、これのみ)。

せっかくなら、PUPA(高橋幸宏、原田知世等のユニット)は観たいと思ったので、それまでに間に合えばいいだろうと思っていたのですが、出演順は調べられたものの、タイムテーブルが事前に分らなかったので、6時間で14組だから、1組約25分と計算して、PUPAの出番は16時くらいだろうと予想していたんですね。というわけで、15時40分くらいに新木場駅に到着し、夢の島公園に行ってみたら、もうPUPAの演奏は始まっていました。渡されたプログラムを見ると、出演アーティストそれぞれの持ち時間は均等ではないことが分って…。読みが甘かった…。

それに、最初から観に来ていた友人達に後で話を聞いてみたら、スカパラやLASTORDERZ(安斎肇のいるバンド)や□□□がよかったって言っていたので、頑張って最初から行っていれば良かったかなぁと、後からちょっと後悔も…。

自分、学生の頃、原田知世のファンだったんですよ。だけどいままで彼女を生で見たことはなかったので、今回それもちょっと楽しみだったんですけれど、遅く行ったから見にくい場所になってしまったので、知世ちゃんを生で見た実感があまり得られませんでした。

この日の出演アーティストのことを聴いたもの総て書くと長くなってしまうので、一番の目当てだったHASYMOだけここでちょっと話をします。

欲を言えばキリがないので程々の期待感でライブを聴いていたのですが、予想していたよりもよかったです。行った甲斐はありました。特に「RIOT IN LAGOS」の幸宏氏の生ドラムがカッコよかった。これは、帰りの飲み屋の席で、友人達がみな同意見でした。
去年のミカバンドのライブからここ1年ちょっと、彼の生ドラムを何度か聴く機会がありましたが、回数を重ねる度に、従来のカンを取り戻したかの様な躍進が感じさせられます。いや、80年のライブで叩いていたあの頃の「RIOT~」のドラムの方が、むしろ今よりストイックだった様な。
一音、一音発する音に無駄がなく、抜けがよくスッキリしていて、そしてグルーヴはしっかり持っているっていう。

この日は曇り空のおかげで予想していた程の暑さもなく、マッタリ過ごせてよかったです。

さて、今日はこの後、渋谷AXまでDEVOを聴きに行ってきます。

写真は、当日会場で配られたレジャーシートとプログラムです。
サカナクション好きな友人達に誘われて、ちょっと付いて行ってみました。

事前にCDでしか予習してこなかったので、あのこってりじゃない、サラッとしたファンクのノリをボトムから生み出していたのが、女性の繊細な指によるものだったことに驚きました。

この日は他にも対バンがいたため、僅かな持ち時間だったものの、気持ちが温まってきたなぁ~って時に、終わってしまって、ちょっともの足りなかった。もうちょっと聴いていたかったなぁ。

話は変わって、そのリキッドルームに置いてあったフライヤーの中で、8月15日に同じリキッドルームでライブが予定される、GRAPEVINEと並ぶ「LITE」の文字に目が留まりました。

LITEは、いわゆる4人組のインストロックバンドで、例えば、同じインストロックバンドの「toe」だったら、激しさとクールさの間を滑らかに音が流れていく印象がするのに対し、LITEは、メカニカルでカッチリした演奏の中に、感情的な熱さを感じさせます。

自分は、たまたまケーブルテレビの音楽専門チャンネルで流れた、LITEの「ef」を演奏する姿を観たのが、知るきっかけでした。LITEの知識はそこ止まりであまり詳しくないんですけれど(だから、その中での印象なのですが)、もし8/15のチケットがまだ余っていたら、行ってみようかなと考えております。

LITEの「ef」の映像があったので、ここに貼っておきます。



それにしても、ちょっと気になるバンドのライブを観に行く前に、事前にそのバンドの音源なんかを聴いておくのを「予習する」なんてよく言いますが、今は、YouTubeでそれが出来るんだから、便利な世の中になったものですよね。
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3年前に来日した時のライブは、いっきに駆け抜けていく様な疾走感がのっけからあったのに対し、この日は疾走というよりは失速したかのような、割とユルめのリズムで入ってきたのにちょっともの足りなさを感じていたんですけれど、途中から、それはウォーミングアップっていうか、慣らし運転みたいな入り方だったのか、もしくは、「侵略はゆっくりと確実に(ティポグラフィカの曲名)」じゃないけれど、徐々に高揚感に持っていかせる、オーディエンスを攻撃するための戦略だったのかも…と思わせる程に、攻撃的な音の粒子の濃度は徐々に濃くなっていき、浴びせられる刺激に、満足感を覚えていきました。

この日もショーンとロブの放つ音にセンスの良さを感じさせられました。例えば、時折入る不安定なピッチの揺れなんかにクラッとくる気持ち良さがあったり。

オウテカに4つ打ちキックを求めていない自分にとって、逆にそれがチラッと入ってきた時には、ギャグに聞こえてしまって、そこだけなんだか可笑しくなってしまいました。

一度ピークに持っていった所で、リセットするかの様に一瞬ブレイクし、体勢を整え、鈍い音のする金物でも叩いているかの様な音がぎこちなく鳴り始め、やがて高速ビートが隙間を埋めるかの様に絡んできて、まさにブレイクビーツが如く、リズムが壊れていきながら、次なるピークに向かって行くかの展開でした。

それと、これは前のライブでも感じたことなんですけれど、オウテカのライブって、ズッシリ感もあるけれど、音がカチカチなんですよね。それがフロアーにいる我々の脳に突き刺さってくるんですよ。そんな所も含めて「攻撃的」に感じさせられるのかもしれません。

ただ、60分しかなかった割には、あっという間な感じがしませんでした。3年前の時は、確か100分くらい演ったと記憶しますが、あっという間な感じがしたんですよね。なんでだろう。今回の方が内容が濃かったというわけでもないと思うんですよね。逆に間延び感があった様な気もします。

まあ、これも、オウテカのライブを過去に経験しているから、比較でそう感じてしまうんだとは思います。初めて聴いた時に、ライブでのオウテカってどんなもんだろうっていう程度の期待感の中でキョーレツな衝撃を受けてしまってから、次に行くライブからは期待しすぎてしまうって所があるからなんだと思います。

だから、これがもしオウテカライブ初体験だったら、間違いなくヤラレていたと思うし、もし「オウテカ」というネームヴァリューに頼らないで今回のライブを耳にしていたとしても、他の出演アーティストに比べて抜きん出ていると感じたとは思います。それくらいのクオリティーの高さは間違いなくありました。

とにかく自分にとっては、先日リリースされたニューアルバムよりは、今回のライブの方が好かったです。

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>>AUTECHRE LIVE @ ディファ有明(2010.06.04)
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自分は時代劇が特別好きなわけではないですし、戦国時代モノに詳しいわけでもありません。そんな自分が大河ドラマの「風林火山」を観だしたのは、Gacktが演じる上杉謙信にちょっと興味をそそられたからでした。彼が謙信を上手く自分のモノにしていたのもさることながら、主役の内野聖陽をはじめとする、他の出演者の演技も素晴らしかったのと、なによりも、脚本の面白さに、すっかりハマってしまいました。

これはドラマですから、史実に全く忠実というわけではないのは当然ですが、史実(伝説)として言い伝えられている要所から、いかに観る者を満足させて(時には夢を見させて)次の要所へ繋げてくれるかが、この手のドラマの面白さだと自分は思っていますから、その点で言っても、毎回本当に満足させてくれました。勿論、ストーリーや演技が飛躍しすぎてしまうとしらけてしまいますので、そこもふまえてです。大河ドラマでこんなにハマったのは、いままでで初めてでした。

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そして今度はなんと舞台で「風林火山」。
武田信玄(晴信。以下、信玄)役を演じた市川亀治郎、そして、信玄の幼少の頃から守役としても務めた重臣、板垣信方の役を演じたJJサニー千葉の演技が生で観れる。ということで、行ってきました。

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みなさんも毎日仕事場などで顔を合わせる人と挨拶を交わすのは習慣だとは思いますが、その相手によって心の中での反応は様々ではないでしょうか。この人は心が和むだとか、この人は威厳があって緊張するだとか、この人は苦手で構えてしまうだとか…その中でも、この人は頼もしいって思わせる人が一人いないでしょうか。自分にとって、大河で板垣信方が画面に登場すると、それと同じ感触を覚えていました。

その板垣が討ち死にした後、今度は信玄がそういう存在に変わりました。最初、亀治郎演じる信玄を観た時は、「え、この人が?」って正直思いましたが、彼のその持ち前の歌舞伎くささが、わざとらしさを通り越して、この人ならではの演技ということで、誰のものでもない、亀治郎の信玄を貫いていて、観ているうちに、次第に納得させられてしまったのです。信玄に限らず、内野の勘助や、Gacktの謙信、谷原章介の今川義元など、従来のイメージを覆すも、それぞれの役作りに納得させられてしまう魅力がこの大河には多くありました。

そんな、大河で見せてくれた板垣と信玄の頼もしさにまた会いたくて観に行ってきました。要は、大河の余韻に浸りたかったんです。ドラマで見せた「あ~ま~りぃ~」とスゴイ顔した信玄が舞台でも観れましたし(舞台では甘利に対しての怒りのシーンはない)、他にも、信玄の弟、信繁による「兄上、よくぞ御決意なされた」の名台詞が生で味わえたり、大河を知っていると楽しめる場面は随所に見られました。信繁、信廉、馬場信春のキャストや音楽も大河と同じというのも魅力でした。

それでも、大河を知らなくても楽しめる所はいくつもあって、信玄、三条夫人、由布姫3人による舞いや、信玄の殺陣、信玄と村上義清による一騎打ち、他にも、馬場信春による、襲名後慣れなくてギクシャクしているシーンがコミカルに演じられたり、大河では出番の少なかった信廉のシーンがあったり、あと何と言っても、駒井役の橋本じゅん(大河では常田 隆永役)が笑いをとるキャラを演じて、場を盛り上げてくれていました。特におかしくて印象に残っているのが、多分、アドリブだったと思うんですけれど、信玄と板垣の前で何度もこけるシーンがあって、そこでポロッと「尾てい骨休暇ください」と漏らした所でした。体張っているなぁ…って(笑)。

でも欲を言えば、板垣の殺陣シーンが見れなかったのは残念でした。村上義清の刺客を斬り捨てるくらいしか無かった様な。また大河の話になってしまいますが、千葉さんって、やることがイチイチカッコいいんですよ。板垣討ち死にのシーンだって、馬から落ちた所に斬りにかかってくる敵を、地面を横にクルッと回りながらかわす様にして、逆に斬ってしまう小ワザがあったり、殺陣ではないけれど、勘助と信玄の初対面のシーンで、勘助が刀を抜こうとした瞬間に、板垣の投げる扇子が勘助の手元を突く所なんか、千葉さんだから絵になりました。

なんだこんなで、大河の話ばかりになってしまいましたが、それだけ大河の想いは強く、それがなければ、今回の舞台も観に行くことがなかったでしょう。ただ、大河で観た亀治郎のその存在感のある演技に興味を持ち、自分にとって敷居の高い歌舞伎ではなく、同じ風林火山の題材で彼の演技が生で観れたという意味では、とてもいい経験でした。表情、発声だけではなく、彼のしぐさ一つが衣装を見せてくれる様な華やかさにも、舞台ならではのダイナミズムが活きていました。一人二役として挑んだ一方の勘助役も、内野とはまた違って、オッサンしていて、味がありました(笑)。

舞台を観終わった後、神田に移動し、ガード下にある「ほうとう家」で、ほうとう(甲斐の郷土料理)をほおばりながら、余韻にひたりました。

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自分は、池袋だったら新宿、新宿だったら渋谷の街が好きなのですが、どうして池袋にはそんなに魅力を感じないのかが分らなくて、今回のトークで池袋の街って何なのかを改めて教えてもらおうと思ったのと、80年代に多感な時期を過ごしてきた自分にとって、セゾン文化はその象徴の一つでもあったので、その話にも興味があって、今回足を運ぶことにしました。

結局、あまりよく分らなかった…というか、実感する様な納得が得られなかったのが正直な感想でした。池袋の街を象徴するいくつかのキーワードが出てきて、それに懐かしんだり、頷くことはあっても、そこ止まりだったりもして。

トークに参加された御三方は皆、池袋近辺の生活経験があり、池袋の面白い所を理解されいる方々なので、もしかしたら、そうではないコメンテーターも一人招いてトークを繰り広げれば、自分にももっと理解出来たのかもしれません。

セゾン文化の話もいまひとつで、例えば、もし発信の地が池袋ではなかったとしたら、どの様になっていたのだろうかとか、または、セゾン文化の規模縮小の途を辿るのが、池袋の街の変化にどういう影響をもたらしたなど語ってくれれば、互いの関係と共に、各々のことがもっとよく理解出来たのかもしれないと思いました。

最後に急遽(?)、Charlieに総括的に話を締めてもらっていたのですが、それが自分には一番分った様な気になりました。彼の話を聞いて、何で自分には池袋に魅力を感じないんだろうと思う前に、何で自分は池袋よりも新宿、新宿よりも渋谷の街が好きなんだろうって、そこから考えてみないと理解出来ないのかもしれないと思いました。

今回のトークイベントは、後にポッドキャストでも配信するそうなので、興味のある方は聴いてみてはいかがでしょうか。自分も改めて聴いてみたいと思います。

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当日会場に置いてあった「初音ミク」のチラシ。秋葉原に行けばどこにでもあるチラシなんでしょうけれど。

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2日目のイベントの締め括りは、11月に行われた時と同じく「初音ミク」に代表する合成人声テクノロジーのルーツを振り返る内容でしたが、トークも含めて11月の時とそんなに違いはありませんでした。その中でも今回興味深かったコメントをいくつかあげます。

「初音ミクが良かった(売れた)のは、ロボ声ではないからだと思う」(戸田)

「ここ数ヶ月で、初音ミクを使ったユーザーのアップするオリジナル曲にもクオリティーの高いものが出てきている」(津田)

「ネットだからこれを聴く人が多くいるけれど、これが市販のCDとかになった場合、
はたして飛びつくのかどうか。そこが一つの壁にもなっているかもしれない」(ばるぼらの言葉を借りた津田)

「プロミュージシャン達が沈黙を守っているのは、萌え声に抵抗があるのではなく、使ってみたいと思わせる好みの声が登場していないからなのではないだろうか」(戸田)


そしてこの日の目玉として、初音ミクに続くボーカロイドの新キャラクター「鏡音リン&レン」のデモ音声が本邦初公開で聴けることに。
…といっても、ミクとの輪唱が数秒流れただけで、あまりよく分りませんでした(笑) ただ、僅かなレンの声を聴いてみて、ウィーン少年合唱団の様な天使の歌声のような使い方をすると面白いかもってちょっと思いました。

そしてこの日もう一つ嬉しいプレゼント音源が。ゲストの戸田氏による初音ミクを使ったオリジナル曲がタナカカツキの映像付きで披露されました。映像も曲にマッチしていて素敵でしたが、やっぱりプロミュージシャンが扱うと違うなぁ~としみじみ思ったのが、ミクをフィーチャーというよりは、楽曲の一部の様に扱っているのですが、それがミクの個性の強さに負けてしまうからちょっとだけ取り入れるっていうのとは違って、逆に活きた扱い方をしていて、他の音と上手く溶け込んだ、幻想的な素晴らしい曲だったことです。さすがは古くから合成人声を音楽に取り入れている戸田さん。ぜひこの曲をウェブに公開してより多くの人に聴いて(観て)もらいたいものです。

ここ最近自分が初音ミクで思ったことを一つ。ミクを使ったユーザーの作品の中には、ミクの面白さを追求したものばかりではなく、自身の作品(オケ)を聴いてもらいたいためにミクを“釣り”にして使っているのもあるような気がします。決してそれが悪いってわけではありませんが。

こういったブログというは一般の素人にでも手の出せる容易なツールであるが故に、情報源として捉えた場合、勘違いの多い、もしくはされ易い場所とも言えると思うのですが、今回のようなイベントのトーク内容を伝える場合は、伝達ゲームのように曲がって伝え/伝わらない様、慎重に書かなければいけないなと今回思いました(誤報があったらご指摘下さい)。しかも自分は年を取って忘れっぽくなってきているからこういうのは覚えているうちに書かないと(苦笑)。だからといってメモを取りながらトークを聞くというのも、何を楽しみに来ているのか分らなくなってしまって嫌だし。
それと、いくら記憶力が良くても、何でもかんでも筒抜けのように書き連ねるのも反って誤解され易いような気もしてどうなのかなと。空気を読んで言葉を選ばないと。

最後に、この日のイベントで戸田さんから名言が生まれたのでそれをご紹介。

「田中君のiTunesって、ドラえもんのポケットのようだね」

田中さん、これに懲りずに面白そうなイベントをまた企画して下さい。


戸田さんから、発売されたばかりのリアル・フィッシュの「遊星箱」にサインをいただいてきました。



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この日って、取材も入っていたんですね。

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